【FGO】ドゥリーヨダナの元ネタと史実解説
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FGO(フェイトグランドオーダー)のサーヴァント「ドゥリーヨダナ」の元ネタである史実を解説。原典となる神話や歴史、史実と設定の相違点や登場済みのサーヴァントとの関係性を掲載しているので、FGO(FateGO)を考察する参考にどうぞ。
©TYPE-MOON / FGO PROJECT
ドゥリーヨダナの元ネタ
出典 | マハーバーラタ |
地域 | インド |
時代 | 紀元前4世紀〜紀元後1世紀頃 |
誕生年月日 | 不明 |
没年 | 不明 |
『マハーバーラタ』の登場人物
ドゥリーヨダナはインドの大叙事詩『マハーバーラタ』に登場する人物である。カウラヴァ百人兄弟の長男であり、悪魔であるカリの化身とされている。
母親であるガーンダーリーは100人の息子に恵まれるという恩寵を得るが、産まれたのは鉄のように堅い肉塊だった。その肉塊を100個に分けて瓶に入れると、最初にドゥルヨーダナが長男として生まれ、その後100人の兄弟が誕生した。
パーンダヴァ五王子との因縁
ドゥリーヨダナはパーンダヴァ五王子を憎んでおり、幼い頃から対立関係にあった。五王子の長男であるユディシュティラは次期国王に相応わしいとされており、王座を狙うドゥリーヨダナは嫉妬と不安を抱いていた。
また、次男のビーマからは兄弟たちがいじめられ、ドゥリーヨダナは憎しみから謀殺を何度も企てた。しかし謀殺は全て失敗に終わっていた。
クルクシェートラ戦争の開戦
ドゥリーヨダはパーンダヴァ五王子を陥れるために、骰子賭博に招待させる。ドゥリーヨダはイカサマに長けた伯父シャクニに賭博を任せ、五王子の長男ユディシュティラから財産や領土、兄弟や妻まで全てを奪った。
しかしドゥリーヨダの父が仲介し、ユディシュティラが賭けた物は全て返還される。ただ、賭博の結果によりパーンダヴァ五王子は12年間森へ隠居することになり、五王子たちの怒りを買うことになる。
その後、森から戻ったパーンダヴァ五王子たちだったが、ドゥリーヨダから奪われた領土は返還されなかった。これにより、ドゥリーヨダとパーンダヴァ五王子によるクルクシェートラ戦争が開戦された。
ドゥリーヨダナの最期
戦争において、ドゥリーヨダナは百人の兄弟やカルナ、アシュヴァッターマンらを含むカウラヴァ陣営として戦う。しかし戦いは上手くいかず、カウラヴァ陣営の戦士は次々と失っていった。
ドゥリーヨダナは湖に逃げて身を隠すも、パーンダヴァ兄弟に見つかってしまう。長男のユディシュティラは好きな武器を選んで一騎討ちをするよう申し出ると、ドゥリーヨダナは因縁の相手であるビーマと棍棒で勝負を挑んだ。
ドゥリーヨダナは得意な棍棒術でビーマを追い詰めるも、ビーマは反則技を使ってドゥリーヨダナに勝利する。ドゥリーヨダナは敗北後、アシュヴァッタ―マンを総指揮官に命じて夜襲を命じ、そのまま息を引き取った。
宝具の元ネタ
ジャイ・カウラヴァ
宝具名 | 一より生まれし百王子 『ジャイ・カウラヴァ』 |
ランク | - | 種別 | - |
レンジ | - | 最大捕捉 | - |
宝具名の由来
ジャイはサンスクリット語で万歳などを意味する言葉。カウラヴァはドゥリーヨダナを含む百人の王子たちを指す。
Fateシリーズでの設定
カルナとの関係
自称カルナ最大の理解者
原典での『マハーバーラタ』ではカルナと親友関係にあり、クルクシェートラ戦争でもカルナと共に戦った。ドゥリーヨダナの紹介文では、「カルナの最大の理解者(本人談)」と書かれている。
関係の深いサーヴァント
サーヴァント | 関係解説 |
---|---|
カルナ |
・原典における親友 ・クルクシェートラの戦いで共に戦う |
アシュヴァッターマン |
・クルクシェートラの戦いで共に戦う ・ドゥリーヨダナに後を託される |
アルジュナ |
・ビーマの弟であり怨敵 |
Wikipedia-ドゥリーヨダナ |
コトバンク-ドゥリーヨダナ |