【ツイステ】レオナ・キングスカラーのプロフィール

初登場はプロローグ2「厳粛ブレイク！」である。鏡の間の入学式会場にて、サバナクロー寮に組み分けされた新入生たちを、寮長として寮まで引率する役割を担っていた。

寮に向かう直前、学園長に鏡の間の入学式会場へと連れてこられた主人公とグリムによって一騒動が起こった。しかし、レオナは「かったりぃ」と漏らして静観。なお、騒動の対処にはリドルとアズールが当たった。

1-10「君臨ビースト！」にて、植物園温帯ゾーン訪れた主人公たちが、栗を入れるカゴやバケツを探しに来た際に登場。主人公に尻尾を踏まれ、主人公に文句を言う。尻尾を踏んだのが入学式で闇の鏡から魔法が使えないと言われていた人間だと気づくと、主人公の匂いを嗅いで魔力の有無を確かめ、主人公を殴ろうとする。しかし、補習のためにレオナを呼びに来たラギーが小言を言いながらレオナを急かしたため、主人公たちを殴るには至らなかった。

「終局ハーツラビュル！」にも登場。ハーツラビュル寮の面々が『なんでもない日』のパーティーを開催していると、うらやましそうに話すラギーに対し、「虫唾が走る」と吐き捨てる。

ラギーに対し「例の件」の首尾を確認する。首尾が上々と聞くや、「ハーツの面々が陽気に茶を飲んでいられるのも今の内」「気取ったマレウスのヤツも」と悦に入った表情で高笑いした。

冒頭ではラギーをパシリにし、購買のデラックスメンチカツサンドとアイスティーを調達させて、いつも通り、植物園の温室ゾーンで寝ていた。ラギーから小言を言われるも、軽くいなして昼休みが終わるまで再び眠ってしまう。

また、10月に開催される寮対抗マジカルシフト大会についての寮長会議が開催され、クロウリーからマレウスを殿堂入り選手とし、出場を見合わせてもらってはどうか？と提案される。しかし、レオナはクロウリーの提案に不服を唱え、ヴィルやリドルもレオナの意見に賛同する。

後に、最近頻発している寮対抗マジカルシフト大会の選手が連続負傷している件の調査でエースやデュース、ケイトと共にサバナクロー寮を訪れた主人公が、寮生たちに絡まれていた所を、ラギーと共に仲裁に入る。そして、『穏便に』場を収めるために、マジフトの試合を提案し、圧勝するが、ジャックに諫められ退散する。

夜、サバナクローのレオナ自室に一仕事を終え夜食を持って来たラギーに対し、『狩り』の証拠を残さぬように釘を刺す。その後、部屋の前で立ち聞きしていたジャックを室内に入れると、何故こんな事をするのかと問うジャックに対し、裏で暗躍する理由を語る。曰く、マレウスが率いるディアソムニア寮に惨敗する姿が全世界に放映された結果、優勝常連寮だったサバナクロー寮にはプロリーグや一流企業からのスカウトが絶え、寮長は無能という烙印を押されてしまったと。怪物みたいな相手と対峙するために、何の策も講じないで真っ向勝負を挑む事自体が間違っていたと話すレオナに対し、ジャックは「卑怯な真似をするのは間違っている」と吼えるが、「先輩たちの未来を台無しにしたいのか？」とレオナが問うと、二の句を継げなくなる。それでもなお食い下がろうとするジャックを一喝し、下がらせる。

後に、ハーツラビュルの一同と主人公たちが、一連の騒動の実行犯がラギーであると気づき追い回した件を知り、ラギーを叱るが、ラギーは証拠を掴まれた訳ではないと釈明する。当日の計画の準備は滞りなく進んでいるというラギーに対し、寮生たちは沸き立つが、レオナは変わらず低いテンションのままであった。

大会当日、大会委員長であるアズールを抱き込んで選手の入場セレモニーを行わせたレオナは、ラギーを送り込んで、集まった観客を操り、暴走させてディアソムニアの選手団を押しつぶさせる。作戦を成功させたラギーがレオナの元に戻り、レオナたちが笑みを浮かべていると、トレイ以外のハーツラビュルメンバーと主人公たち、そしてジャックが現われる。レオナは寮生たちをけしかけるも、リドルのユニーク魔法によって一瞬で無力化される。

こんな事をしてもディアソムニアの連中はもう手遅れだと笑むラギーであったが、そこにディアソムニアのメンバーが登場。先程押しつぶされたのは、ケイトのユニーク魔法で作った分身体であったのだと打ち明けられ、計画の失敗を悟ったレオナは試合放棄を宣言する。

寮生やラギーたちは食い下がるが、苛立ちがピークに達したレオナはユニーク魔法『王者の咆哮』を使用して、触れるもの全てを砂に変え、生きた人間すらも干上がらせていく。リドルたちが必死に止めようとするも、レオナは耳を貸さず、リドルのユニーク魔法も阻止する。しかし、ジャックのユニーク魔法『月夜を破る遠吠え』によって一瞬の隙が生じ、その隙に乗じてリドルのユニーク魔法を食らわせ、レオナのユニーク魔法を止めさせる。

ジャックやリドル、そしてリリアからの糾弾を受けたレオナは負の感情を爆発させ、ついにはオーバーブロットしてしまう。ハーツラビュルの面々やジャック、ラギーたちの活躍により、オーバーブロットしたレオナは斃され、意識を失う。意識を失っている間、レオナは己の過去や、心に負った傷を回する。

意識を取り戻したレオナは、駆け付けた学園長から、今までの連続傷害事件の首謀者がレオナたちであるということで間違いないかと問われ、罪を認める。学園長はサバナクロー寮を失格とし、マジフト大会の出場資格を剥奪した上で、今後の処分は被害者たちと相談の上決定すると述べる。だが、そこに傷害事件の被害者たちが現われ、サバナクロー寮をマジフト大会に出場させ、試合で恨みを晴らさせてくれと申し入れる。レオナは「この俺に謝らせたい奴は力づくで謝らせてみろ」と宣言し、学園長もサバナクロー寮の大会出場を認める。

その後、犯人を見つけたご褒美として、エキシビジョンマッチ枠で大会に参加を許されたグリムたちに対し、対戦相手を買って出る。エキシビジョンマッチと本戦に参加したレオナ達であったが、結局優勝はディアソムニア寮の面々であった。レオナとラギーは保健室に運ばれる。なお、保健室で歓談中に、レオナの甥のチェカがやってくる。レオナに非常に懐いている様子を傍で見ていたジャックやエース、主人公たちは、チェカの懐き具合にタジタジになっているレオナに対し、笑みを見せるのだった。

3-13「宿泊スイート！」から登場。オンボロ寮を担保にアズールと取引を行ったのが原因で寮から締め出された主人公とグリムをジャックがサバナクロー寮に連れ帰り、最初は却下したものの、レオナが出した条件を主人公たちが見事クリアした事により、宿無し状態の主人公たちを3日間レオナの自室に宿泊させる羽目に。

翌朝、レオナを朝練に参加させるために、ラギーが起こしに来てレオナの両脚を掴み、ベッドから引きずり出す。運動着に着替えて寮内のマジフト場へ向かったレオナは、あくびをしつつマジフトの朝練を行う。毎年5月に行われるマジフトの学園対抗戦で選抜選手になるためにも、朝練は重要だという話を、ラギーやジャックと共に主人公たちに話す。

朝練を終え、大食堂で朝食を摂りながら、何故アズールと取引なんて馬鹿な真似をしたのかを主人公たちに問う。事情を聞いたレオナは、アズールと取引きを行うリスクについてラギーと共に主人公たちに語って聞かせ、主人公とアズールの取引内容を確認する。そして、話を聞くなり企み顔を浮かべながら「さっさと行動を起こせばいい」と主人公たちに発破をかけた。

主人公たちはその日のうちに行動を起こし、珊瑚の海で敢え無くリーチ兄弟に敗北を喫した。その日の夜、サバナクローに戻ってきた主人公たちからその話を耳にしたレオナとラギーは、馬鹿正直に真正面から特攻をかけた主人公たちに呆れつつも、頭を使って時間を有効に使い、情報収集する事の大切さを説く。そして、アズールのユニーク魔法の正体や、ユニーク魔法の欠点を暴き、活路を見出すよう助言を与える。なお、レオナには主人公たちを上手く使い、弄さずしてアズールの弱点を握れるかもしれないという打算から助言を行ったらしい。

アズールのユニーク魔法の弱点を探るためにモストロラウンジに忍び込んで追い出された主人公たちに、宿泊の対価としてレオナの部屋の掃除を行わせる。ラギーやグリムとの会話により、意図せず主人公がアズールのユニーク魔法の弱点に思い至る為のアシストになる。主人公の考えを察したレオナは、その発想力を褒めつつ、残る問題点に対しては手を貸さないと、主人公たちに釘を刺す。一夜明けて約束の3日目の朝を迎え、レオナは主人公に対し、日没後は主人公たちをレオナの部屋から追い出すと宣言。

主人公たちが珊瑚の海の博物館前でリーチ兄弟たちと対峙している裏で、寮生たちを引き連れて問題を起こさせ、ラギーを使ってアズールが所持している金庫の鍵を入手したレオナは、金庫の中に保管されていた契約書を入手し、アズールのユニーク魔法発動の鍵である黄金の契約書を、自身のユニーク魔法『王者の咆哮』を発動させて砂にする。なお、レオナが主人公たちに親身になって協力した本当の理由は、過去にアズールと取引を行った際に作成した契約書を、この機に乗じて破棄し、無効にしてしまおうと企んだためであった。そして、これが引き金となってアズールは暴走を始めてしまうのだが、流石のレオナでも、メンタルが崩壊し、キャラが完全に変わったアズールを目の当たりにした際には、戸惑いを見せた。

そのままユニーク魔法を乱発してオーバーブロットしたアズールを、主人公やリーチ兄弟と共に鎮圧する。なお、鎮圧後に生じた黒い石を拾い食いするグリムの様子を見て、主人公にいつもああして拾い食いをしているのかと確認し、主人公の返答を耳にした後に思案の様子を見せた。

6-3「捜索ミッドナイト！」から登場。失踪したグリムを捜索するため、真夜中のメインストリートに、リドルなど他寮の寮長・副寮長とともに呼び出され、あくびをしながら、安定のダルそうな調子を見せる。グリムの探索と捕獲自体は、イデアとオルトにより成功した。

後日、いつものように植物園の中でサボっていた所、突如天井のガラスが割れ、ちょうどレオナを呼びに来たラギーが被害に遭いそうになったのを、とっさに魔法陣壁を張って助ける。そののち、レオナとラギーの前に、天井のガラスを割った張本人である謎のスーツ集団が現れ、驚きの表情を浮かべるが、スーツの肩に見えたマークを確認し、そのまま無抵抗で降参を宣言。所持している魔法道具の提出を要請され、マジカルペンを渡す。

何故抵抗しないのかをラギーに問われたレオナは、何故抵抗しないのかを小声で問うラギーに対し、謎の集団が身に纏っているベストが魔法を弾くものであり、スーツに付いているマークを王宮で何度か見たことがあり、おそらく「渡し守」だろうと述べる。渡し守たちに同行を求められたレオナは、戻るまでの間、サバナクロー寮をラギーに託して渡し守に連行された。

ヴィルと共に校内新聞に載ることとなり、新聞に載せる写真の撮影に向かう必要があるが、レオナは行きたがらない。「なんで俺が、たかだか校内新聞のためにお前と並んで写真なんて撮らなきゃならないんだよ」などと悪態をつく始末。

ヴィルは、「次の特集が新入生に向けた寮の特集で、アタシとあんたが寮長だからよ。寮の素晴らしさを余すことなくアピールするのも寮長の仕事。寮長は寮の顔よ」と諭すも、レオナは「校内新聞ごときでムキになるな。写真なんてナシで適当にやらせろ」と、いつも通りの怠惰っぷりを発揮する。だが、ヴィルはめげずに「どんな仕事にも手を抜かないのがプロ。適当なんてありえない、サボったら許さない」と一歩も引かない。

めげないヴィルにゲンナリしたレオナは、渋々写真撮影に応じるのを了承するが、今度は制服のベストのボタンが取れかかっているのを指摘される。別に取れてる訳じゃないからいいだろうと返すも、「よくないわよ、みすぼらしい。これだからサバナクローはガサツで野蛮で嫌になるわ。アンタに着られてる制服が可哀想」と辛らつな返しを食らう。

ヴィルはその後も、ネチネチと小言を並べてレオナに裁縫道具を貸し、ボタンを直させようとするが、レオナはベストを脱いでしまう。なんでいきなりベストを脱ぐのか問うヴィルに対し、レオナは「躾がなってないもんで、ヴィル様のお手本を見せてもらおうと思って」と返すレオナ。なんでアタシがやってやんなくちゃなんないのよと述べるヴィルに、「俺はこのままでもいいが、お前はいいのか？世界に名を轟かせる美のカリスマとは言っても、所詮は自分の事で精一杯。周囲には意識が回らない、その程度の男」と、盛大に煽り返す。

レオナの煽り返しにまんまと乗せられたヴィルは、レオナのベストを受け取ってボタンを付け直そうとする。しかし、手にしたベストのボタンをよくよく見ると、他のと違うボタンが付いており、取れたものを付け替えた痕跡が見えた。なんだ、ちゃんと手入れしてるじゃないと感心するヴィルであったが、レオナ曰く「ボタンが取れても部屋に脱いだ服をかけておくと、またボタンが付いてる。だから放っておいてる。そういう魔法をかけた覚えはないが」と話す。

ヴィルは心底呆れながら、「アンタそれどう考えても魔法じゃなくて、たぶんラギーが縫ってくれてるんでしょ」と指摘するが、レオナは「魔法でもラギーでもボタンが付いてるなら結果は一緒」と言ってのける。ヴィルは「ホント見た目だけのダメ男！これだからお坊ちゃまは嫌なのよ！」とキレたのだった。