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【FGO】エドワード・ティーチの元ネタと史実解説

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FGO攻略班
最終更新日
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FGO(フェイトグランドオーダー)のサーヴァント「エドワード・ティーチ(黒ひげ)」の元ネタである史実を解説。原典となる神話や歴史、史実と設定の相違点や登場済みのサーヴァントとの関係性を掲載しているので、FGO(FateGO)を考察する参考にどうぞ。

エドワード・ティーチ

©TYPE-MOON / FGO PROJECT

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エドワード・ティーチ
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ティーチの元ネタ

ティーチのプロフィール

出典 史実
地域 カリブ海
時代 17〜18世紀
誕生年月日 1680年頃
没年 1718年11月22日

ティーチの史実・伝承

ティーチの出自

ティーチは初期の経歴についてはほどんど判明していない。1680年頃に生まれ、35〜40歳の間に亡くなったとされている。

名前はエドワード・ティーチ、エドワード・サッチ、黒髭などと呼ばれ、姓の綴りはいくつかブレもある。ただ、海賊は血筋の名誉を傷つけないために偽名を用いるため、ティーチの本名は不明。

海賊活動の開始

ティーチはジャマイカから海賊たちの活動拠点であるニュープロビデンス島に移住。そして1716年頃に海賊船長ベンジャミン・ホーニゴールドの手下になった。

その後ティーチは拿捕した船の船長として任命され、多くの船員を率いて頭角を現すようになる。1717年になると船長のホーニゴールドは海賊稼業から足を洗い、残った船団をティーチが統率するようになる。

海賊団の拡大

ティーチは1717年11月にフランスの大型奴隷船であるラ・コンコルド号を襲撃。この船を自分たちの物として改造し、「アン女王の復讐号」と改名して指揮をとった。

この頃からティーチの容姿は「背が高く引き締まった身体で、とても豊かな黒い顎髭をしていた」と記録されており、黒髭という異名の由来になった。

海賊団を拡大したティーチは、1718年5月にサウスカロライナのチャールズタウンという街を襲い、港を封鎖。港に来た9隻の船を拿捕して貴重品を略奪した。そして医薬品と人質の解放を交換取引した後に街を去り、悪名を轟かせた。

海賊団の縮小と討伐軍

その後、ティーチが率いるアン女王の復讐号ともう1隻の船が座礁してしまう。2船は修復不可能なほど損傷し、どちらも放棄することになる。それに伴い乗船する手下も減り、海賊団は大幅に縮小した。

さらにティーチは数々の悪行によって、バージニア植民地総督のアレクサンダー・スポッツウッドに目をつけられる。スポッツウッドはティーチの元部下を探し出し、ティーチの居場所について有力な情報を手に入れる。

その後、1718年11月にロバート・メイナード大尉が2隻の指揮権を与えられ、オクラコーク島にいるティーチの海賊団を包囲した。

ティーチの最期

メイナードは夜明けに攻撃を開始すると、ティーチは船に乗り抵抗した。戦況は海賊側が優勢になり、ティーチは部下を率いて敵船に乗り込んだ。

しかしそれを見越して、メイナードはあらかじめ船内に部下を待機させていた。一斉に甲板に飛び出した兵士たちの奇襲を受けてティーチは取り囲まれ、数人から攻撃を受けて殺された。

検死によると、ティーチは銃創が5つと、20以上の太刀傷を受けていたという。ティーチは首を切り落とされて船のマストに吊り上げられた後、胴体は海に捨てられたという。

宝具の元ネタ

クイーンアンズ・リベンジ

宝具名 アン女王の復讐
『クイーンアンズ・リベンジ』
ランク C++ 種別 対軍宝具
レンジ 1〜20 最大捕捉 300人

宝具説明

黒髭が実際に乗船していた船。元々はフランス船であったが奪い取った黒ひげによって、「アン女王の復讐号」ト名付けられ、海賊船となった。

敵船にはまず四十門の大砲を撃ち込み、その後で低級霊となった部下たち(名はなく、「黒髭の部下」としか本人たちにも分からない)と共に猛然と襲い掛かる。

奪い去る、ということに特化した怪物船。その圧倒量の暴力は数多の宝具でも極めつけだろう。また、この船は海に限ってならば「常時展開宝具」として顕現する。空や陸も進むことができるが、その場合は魔力を大量に消費する。

そしてこの船は黒髭以外に同乗しているサーヴァントが存在すると、ダメージを飛躍的に向上させる力を持つ。

宝具名の由来

ティーチが実際に乗っていたとされる海賊船「アン女王の復讐号」そのもの。

Fateシリーズでの設定

史実との相違点

オタクキャラ

FGOでのティーチは、オタク口調で喋るダメ男な変人になっている。どこでオタク知識を手に入れたのかは不明。

なお、FGO materialによると元々のノリは生前からこんな感じだったようで、オタク知識が加わったことで手が付けられない問題児と化した模様。

FGOでの小ネタ

「紳士的な愛」の判定

強化クエストで追加されたスキル「紳士的な愛」は、女性サーヴァントなら回復量が2倍になるという回復スキルだが、その対象は黒髭個人の判断になっている模様。

性別不明のデオンやアストルフォも判定内になり、エルキドゥも実装当初は対象外だったが2週間後には不具合修正で効果対象になった。

なお、見た目が中性的な蘭陵王や性別:朕の始皇帝が実装された際に、再びスキル対象に関する不具合が発生。結果的に蘭陵王と始皇帝は対象外となった。

なお、女性がいるが本体は男性のオリオンや坂本龍馬は対象外、霊基再臨で性別が変化する魔王信長はどの姿でも効果対象になる。

関係の深いサーヴァント

キャラ名 ティーチとの関係
ドレイク
ドレイク
尊敬する大海賊だが、面と向かってはBBA呼ばわりしておちょくる。
アン&メアリー
アン&メアリー
1部3章では一応手下だった。海賊繋がりでイベントなどでも関わりが多い。
バーソロミュー
バーソロミュー
お互い海賊かつオタク趣味の仲間。
刑部姫
刑部姫
オタク仲間として共演することが多い。

参考文献
・FGOマテリアルⅠ(TYPE-MOON BOOKS出版)
wikipedia

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