【FGO】赤兎馬の元ネタと史実解説

赤兎馬の元ネタ

赤兎馬のプロフィール

赤兎馬の史実・伝承

赤兎馬の逸話

赤兎馬は「三国志」や「三国志演義」に登場する馬。名前は赤い毛色を持ち、兎のように素早いことが由来。呂布奉先の愛馬であり、「人中有呂布 馬中有赤兔(人中に呂布あり、馬中に赤兎あり)」と賞された。

「三国志演義」では1日に千里を駆けるといわれ、西方との交易で得た汗血馬(かんけつば)という品種とされている。文字通り、血のような汗を流して走ったそう。

赤兎馬の持ち主

赤兎馬の最初の持ち主は、董卓という武将だった。呂布は養父である丁原に仕えていたが、董卓は呂布を引き抜こうと赤兎馬を贈ったという。呂布は赤兎馬を受け取り、丁原を殺害して董卓に従った。

その後、赤兎馬は呂布を処刑した曹操の手に渡ったが、気性の荒い赤兎馬を誰も乗りこなせなかったという。当時曹操は関羽を部下にしたかったので赤兎馬を贈ったところ、関羽は見事に赤兎馬を乗りこなして関羽のものになる。

そして関羽が処刑された後、赤兎馬は呉の馬忠に与えられたが、馬草を食わなくなって死んだという。

宝具の元ネタ

イミテーション・ゴッド・フォース

宝具説明

英霊としての呂布が有している宝具『軍神五兵』、いわゆる方天画戟を彼は有していない。彼が宝具として放つのは『軍神五兵』の射撃モード……をかなり意識した大射撃となる。

とはいえ大口径の魔力光を放つ訳ではなく、強弓から矢として放たれるのはなんと「巨大な槍」である。

迫力のある大きな矢を探した結果、「これはもう槍を放つ方が早いな……」と彼は判断してしまったのかもしれない。

宝具名の由来

宝具名「ゴッド・フォース」の元ネタは、Fate/EXTRAにてラニ＝Ⅷが呂布の宝具を勝手に名付けたことが由来。「イミテーション」は英語で「模倣」の意味。

Fateシリーズでの設定

史実との相違点

自分を呂布だと思い込んでいる

FGOでの赤兎馬は、上半身が人間のケンタウロスのような姿をしており、自分を呂布だと思い込んでいる。人語を解し、「呂布と赤兎が一体となり、人・馬・鎧・武具が完全にひとつに融合を果たした」と自身で説明している。

実際にFateシリーズの呂布はライダークラスで召喚された場合、赤兎馬と合体して人馬一体形態になると言われていた。赤兎馬のボイスでも真の人馬一体として「エクサルッド・フォーム」という単語が登場する。

FGOでの小ネタ

特性について

赤兎馬は馬であるものの、上半身は人であるため人型特性がついている。ほかにも騎乗、猛獣、愛する者特性を持っている。

ちなみに同じケンタウロス形態のケイローンと項羽は人型特性があるものの、騎乗、猛獣、愛する者特性は持っていない。

関係の深いサーヴァント

キャラ名	赤兎馬との関係
呂布奉先	本来の主人だが、自分が呂布だと思っている。
陳宮	呂布の部下であり、2部3章で共演。
不夜アサ	クリスマスイベントにて主人として認め、チームを組んでいる。

参考文献
・wikipedia

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