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【FGO】ヴリトラの元ネタと史実解説

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FGO攻略班
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FGO(フェイトグランドオーダー)のサーヴァント「ヴリトラ」の元ネタである史実を解説。原典となる神話や歴史、史実と設定の相違点や登場済みのサーヴァントとの関係性を掲載しているので、FGO(FateGO)を考察する参考にどうぞ。

ヴリトラの元ネタと史実解説

©TYPE-MOON / FGO PROJECT

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ヴリトラの元ネタ

ヴリトラのプロフィール

出典 リグ・ヴェーダ、マハーバーラタなど
地域 インド
時代 不明
誕生年月日 不明

ヴリトラの史実・伝承

リグ・ヴェーダなどに登場する蛇の魔神

ヴリトラは古代インドの聖典「リグ・ヴェーダ」や、インド叙事詩「マハーバーラタ」などに登場する蛇の魔神である。登場する文献によっては蛇のほかに、竜や蜘蛛、雲の姿だとも描写されている。

インドラ神と敵対関係

ヴリトラは、インドラ神の敵として描かれている文献が多い。インドラ神の別名ヴリトラハンは「ヴリトラを殺す者」という意味である。

ヴリトラとインドラ神の戦いは、自然現象を神格化したものとも考えられている。ヴリトラは山に水を閉じ込めて干魃を引き起こす夏や冬の寒気を象徴し、インドラは雨期や太陽を象徴している解釈などがある。

宝具の元ネタ

魔よ、悉く天地を塞げ

宝具名 魔よ、悉く天地を塞げ
『アスラシュレーシュタ』
ランク EX 種別 対界宝具
レンジ 9〜99 最大捕捉 1000人

宝具説明

アスラシュレーシュタ。
ヴリトラの異名「アスラの中の最上のもの」の名を冠した宝具。
眷属、あるいは自分そのものの分体である魔の軍勢を用い、自らの存在意義通りに天地を覆い対象を隔絶させる。「ヴリトラは自らの身体で水を山に閉じ込めた」という伝承における「山」が「雲」のことであるとも解釈されるように、その様は不吉な雲が世界を覆い墜つるがごとし。

ヴリトラは邪竜であると同時にアスラ(魔族)としても語られており、アスレーンドラ(アスラの王)との名も持つ。
マハーバーラタにおいては、ヴリトラに率いられたカラケーヤやラクシャーサなどの魔族の大軍にインドラたち神々が苦しめられた描写も存在するため、「何かを堰き止める」権能だけでなく純粋なる暴力の軍勢としても彼女はこれを行使できる。

宝具名の由来

ヴリトラの名前は障害や遮蔽物を意味し、天地を覆い隠すものとも呼ばれる。水を塞き止め、干魃などを引き起こす力が宝具名の由来。

Fateシリーズでの設定

伝承との相違点

ヴリトラは巨大な蛇や巨人として文献には記載されているが、Fateシリーズでは女性としての現界になる。ヒンドゥー聖典のプラーナ文献では、外観は男の鬼神とも記載されている。

インドラがヴリトラへ女性を差し向け、酒で意識を失った際に殺される顛末の文献がある。インドラに騙されない決意から、女性になったと思われる。

関係の深いサーヴァント

キャラ名 ヴリトラとの関係
アルジュナ
アルジュナ
宿敵であるインドラの息子
カルナ
カルナ
宿敵であるインドラに鎧を渡す

参考文献
wikipedia

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