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【FGO】シャルルマーニュの元ネタと史実解説

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FGO攻略班
最終更新日
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FGO(フェイトグランドオーダー)のサーヴァント「シャルルマーニュ」の元ネタである史実を解説。原典となる神話や歴史、史実と設定の相違点や登場済みのサーヴァントとの関係性を掲載しているので、FGO(FateGO)を考察する参考にどうぞ。

シャルルマーニュ

©TYPE-MOON / FGO PROJECT

シャルルマーニュの元ネタ

シャルルマーニュのプロフィール

出典 シャルルマーニュ伝説
地域 フランス
時代 8世紀
誕生年月日 742年4月2日
没年 814年1月28日

シャルルマーニュの史実解説と伝承

フランク王として即位

シャルルマーニュはフランク王国の王であり、カール大帝とも呼ばれる。父であるピピン3世が亡くなった後に王位を継ぎ、フランク王国の領土拡大に乗り出した。

領土拡大のために軍事遠征に注力

シャルルマーニュはフランク王国を治世している間に遠征を繰り返し、王国の領土拡大を行った。数々の国を征服した結果、最終的に西ヨーロッパのほぼ全域を統一し、フランク王国は最盛期を迎えた。

ローマ帝国皇帝として戴冠

800年にはローマ教皇からローマ帝国皇帝の帝冠を授かり、シャルルマーニュはローマ皇帝に戴冠された。死後はキリスト教の信仰の模範として相応しい聖人の地位を認められたとして、列聖されている。

叙事詩でのシャルルマーニュ

シャルルマーニュを中心として描かれたフランスの叙事詩や武勲詩は、「シャルルマーニュ伝説」や「カロリング物語群」と呼ばれている。カール大帝の治世を基に作られ、主にキリスト教を信仰するフランク王国と異教徒の戦いを描いている。

シャルルマーニュが率いるパラディンは「シャルルマーニュ十二勇士」とも呼ばれ、その中でもローランやオリヴィエが有名。シャルルマーニュの甥であるローランは「ローランの歌」や「狂えるオルランド」といった作品の中心人物として、特に有名になっている。

宝具の元ネタ

ジュワユーズ・オルドル

宝具名 王勇を示せ、遍く世を巡る十二の輝剣
『ジュワユーズ・オルドル』
ランク EX 種別 対王宝具(自身)
レンジ 1 最大捕捉 1人

宝具説明

ギリシャ最高の英雄にも、無限に至った剣士にも真似のできぬ、至高の十三撃。ただしこの破壊力はシャルルマーニュが王としてどれほど覚醒しているかに依る。

絵的には「ジュワユーズ」が十二本加わり、自分の手持ちの一本を含めて、自在に動きながら襲い掛かる。なお、レンジは1で最大捕捉も1人となっているが、これは宝具が自分自身に向けられた刃であるため。攻撃範囲としての換算だと、範囲中程度の対軍宝具と見なされる。

宝具名の由来

ジュワユーズとはシャルルマーニュが所持していたとされる剣の名前。オルドルとはオーダーの意味。

Fateシリーズでの設定

FGOでの小ネタ

「Fate/EXTELLA LINK」で初登場

シャルルマーニュはFate/EXTRAシリーズである「Fate/EXTELLA LINK」で初登場している。宝具やスキルはEXTELLA LINKと同様の名前でFGOに流用されている。

カール大帝との関係

「Fate/EXTELLA LINK」ではカール大帝も登場しており、2人の関係性が描かれている。カール大帝は史実における王の一面であり、シャルルマーニュは幻想における聖騎士の一面にあたる。

関係の深いサーヴァント

キャラ名 シャルルマーニュとの関係
アストルフォ
アストルフォ
シャルルマーニュ十勇士の一人。
アストルフォと書いてスカポンタンと読んでいる。
ブラダマンテ
ブラダマンテ
シャルルマーニュ十勇士の一人。
血縁的に叔父と姪の関係でもある。
ローラン
ローラン
シャルルマーニュ十勇士の一人。
血縁的に叔父と甥の関係でもある。

参考文献
wikipedia
世界史の窓
世界史の目

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