【FGO】ボイジャーの元ネタと史実解説
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FGO(フェイトグランドオーダー)のサーヴァント「ボイジャー」の元ネタである史実を解説。原典となる神話や歴史、史実と設定の相違点や登場済みのサーヴァントとの関係性を掲載しているので、FGO(FateGO)を考察する参考にどうぞ。
©TYPE-MOON / FGO PROJECT
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ボイジャーの元ネタ
ボイジャーのプロフィール
出典 | Fate/Requiem、史実 |
地域 | 北米・アメリカ合衆国 |
時代 | 20世紀 |
誕生年月日 | ボイジャー1号:1977年9月5日打ち上げ ボイジャー2号:1977年8月20日打ち上げ |
没年 | 2025年頃稼働停止予定 |
ボイジャーの史実・伝承
ボイジャー計画の概要
ボイジャー計画とは、アメリカ航空宇宙局(NASA)によって太陽系の外惑星の調査を目的に、2機の無人宇宙探査機・ボイジャーを打ち上げて探査した計画のこと。
2機のボイジャー探査機には、地球の自然音や55種類に及ぶ言語の挨拶などを収録した「ゴールデンレコード」と呼ばれるレコードを積んでいる。
ボイジャー1号の詳細
ボイジャー1号は1977年9月5日に打ち上げられ、地球から最も遠い距離に到達した人工物とされている。1979年には木星、1980年には土星に最接近し、写真撮影や大気調査などを行い天体の調査に役立った。
2012年には人工物として初めて太陽圏外を出ている。その後はへびつかい座の方向に移動しており、約5万6000年後には太陽系外を取り巻くとされる天体群「オールトの雲」を出るとされている。
ボイジャー2号の詳細
ボイジャー2号は、1号機よりも早い1977年8月20日に打ち上げられた。木星と土星の観測以外にも、天王星や海王星の調査も行った。2号機は海王星を訪れた唯一の探査機ともされている。
太陽系の惑星探査を終えた後は太陽圏外の探査に向かい、2018年11月に太陽圏を離脱している。
ゴールデンレコードの詳細
ボイジャー探査機の「ゴールデンレコード」とは、地球外知的生命体に向けてコミュニケーションを図る目的として搭載された。
レコードは金メッキが施された銅製で、自然音や多言語のメッセージ以外にも写真や音楽なども収録された。収録した音楽にはアマデウスが作曲した「復讐の炎は地獄のように我が心に燃え」もある。
Fate/Requiemでの活躍
Fate/Requiem本編では、1巻冒頭に主人公・宇津見エリセの前に現れた謎のサーヴァントとして登場。記憶喪失なのか自身の真名どころか現代常識といった基礎知識も欠落していた。
エリセは当初、真名を童話「星の王子さま」の著者であるアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリと推測しており、同作の出版国フランスの原題である「ル・プチ・プランス」を捩ってプランと名付けた。
真名のボイジャーは、1巻の最後にエリセのサーヴァントとして契約された際に明かされた。ただ、真名以外の詳細な情報は明かされておらず、本編ではクラスが明言されていない。
宝具の元ネタ
ペイル・ブルー・ドット
宝具名 | 遥か青き星よ 『ペイル・ブルー・ドット』 |
||
ランク | B | 種別 | 対星宝具 |
レンジ | 0〜999 | 最大捕捉 | ―――人 |
宝具説明
それは60億キロメートルの彼方から振り返ったボイジャーの瞳にかろうじて映った青い小さな光。
そのほんの0.12ピクセルの中に、彼を創造し未知の世界へと送り出した、すべての人々の未来への想いが生きている。金色の帆に暖かな風を受けて、彼は征く。
宝具名の由来
「ペイル・ブルー・ドット」とは、1990年にボイジャー1号が約60億キロメートル先から撮影した地球の写真のこと。地球が0.12ピクセルほどの淡く青い点として写ったことから、写真にこの名前がつけられた。
Fateシリーズでの設定
史実との相違点
人工物が擬人化したサーヴァント
ボイジャーは本来宇宙探査機であり、Fateシリーズの中でも現存する人工物(機械)が擬人化して召喚されるという珍しいサーヴァント。ボイジャーは、現在でも稼働中の宇宙探査機で、2025年頃に稼働停止予定だ。
Fate/Requiemの時系列は「人類が初の月面着陸を成功(1969年7月20日)してから56年後」とされている。そのため、ちょうど稼働停止予定の2025年に、ボイジャーがサーヴァントとして顕界した形となる。
関係の深いサーヴァント
キャラ名 | ボイジャーとの関係 |
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宇津見エリセ |
「Fate/Requiem」にて、ボイジャーのマスターになった人物。 |
イアソン |
ボイジャー2号は「アルゴ座」の一部である「りゅうこつ座」の方向を基準に地球の方向を計算しているという。 |
ケイローン |
ボイジャーを打ち上げたロケットの名を「セントール」と言い、ケンタウロスを意味する。ボイスでも言及されている。 |
アスクレピオス |
ボイジャー1号はアスクレピオスの姿とされる「へびつかい座」の方向に進んでいる。 |
参考文献
・wikipedia
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