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【FGO】殺生院キアラ(水着)の元ネタと史実解説

編集者
FGO攻略班
最終更新日
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FGO(フェイトグランドオーダー)のサーヴァント「殺生院キアラ(水着)」の元ネタである史実を解説。原典となる神話や歴史、史実と設定の相違点や登場済みのサーヴァントとの関係性を掲載しているので、FGO(FateGO)を考察する参考にどうぞ。

水着キアラ

©TYPE-MOON / FGO PROJECT

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水着キアラの元ネタ

水着キアラのプロフィール

出典 人魚伝説、今昔百鬼拾遺、
『深海電脳楽土 SE.RA.PH』より
地域 日本、どこかの海底
時代 不明
誕生年月日 6月4日

出典の詳細

「Fate/EXTRA CCC」のキアラ

当初は月の裏側に召喚されたマスターの1人として登場。BBとの約定によって月の裏側からの脱出は諦めていたものの、部外者という立ち位置を守って主人公をサポートしていた。

その正体はCCC事件の諸悪の根源であり、本作の真のラスボス。自らの欲望のためにBBたちを取り込みムーンセルを掌握。自身のサーヴァントであるアンデルセンの宝具で魔人へと変貌した。

目的は「自分が気持ちよくなるため」だけであり、そのためには他人を省みない破戒僧。己の欲のために神を目指し、主人公との戦いの末に暴走していた「愛」の終着点を見つける。

水着キアラの史実・伝承

八尾比丘尼の伝承

八百比丘尼とは日本の伝説上の人物で、人魚の肉を食べて不老長寿になった尼僧。比丘尼とは、尼の格好をした売春婦ともされている。

伝承によると、ある男が見知らぬ人物の家に招待されるが、偶然人魚の肉が料理されているのを見てしまう。男は料理を食べずに土産として持ち帰るが、知らず男の妻(もしくは娘)が人魚の肉を食べてしまう。

不老長寿となった女は長い時を経て、夫や知り合いが皆亡くなった後に出家して全国を巡る。最期は福井の空印寺に入定し、800歳で亡くなった。

ちなみに八百比丘尼の父親は秦道満という陰陽師。秦道満は蘆屋道満の本名であり、八百比丘尼と親子関係であるという説がある。

蜃の伝承

蜃は蜃気楼を作り出すという伝説上の生物。日本や中国に伝わり、蛤(ハマグリ)もしくは竜の一種とされている。竜の場合、蛇のような姿に角や赤い髭、たてがみを持つとされている。

どちらの姿でも、蜃が吐いた気が蜃気楼となるとされている。蜃気楼という語源は、蜃が気を吐いて楼閣を見せることが由来となっている。

宝具の元ネタ

ニルマーナラティ・ヘブンズフォーム

宝具名 化楽天・蛟蛤曼荼羅
『ニルマーナラティ・ヘブンズフォーム』
ランク A 種別 対界宝具
レンジ 1〜333 最大捕捉 1000人

宝具説明

魔性菩薩となった殺生院キアラはその掌の上に衆生を乗せ弄んだ。この宝具はその亜種である。菩薩の霊基には至っていないものの、幻を見せる最大級の神獣・蜃を食べた事により、大規模な範囲での異界化を可能としている。

わかりやすく言うと殺生院大魔海。蜃が見せる『幻の都』に対象を取り込み、現実と幻の境目をなくし、対象たちが『幻でも満たされるのならそれでいい』と感じた時、彼らを幻に帰依させ、現世の生き物でなくしてしまう。

その後、そのような塵のごとき幻はあっても仕方がないというもの、と優しく微笑んで、吐息で吹き飛ばし、幻の都ごと人間だったものたちを霧散させてしまう。

また、化楽天とは『神』ではなく『界』を表す言葉である。蜃を食べた菩薩は、その名の通り、欲界の楽土と成った。

宝具名の由来

化楽天(ニルマーナラティ)は、仏教における天上界という6つの世界(六欲天)の内の1つ。化楽天に住む者は、自己の対境を変化して娯楽の境とする。

蛟蛤は、蜃の姿が蛤とも蛟竜ともされていることから付けられたと思われる。

Fateシリーズでの設定

FGOでの小ネタ

童話「人魚姫」との関係

キアラは幼い頃に不治の病で寝たきりの状態になっていた。そんな中アンデルセンの童話は心の支えになっており、特に人魚姫についてキアラが触れることが多い。

通常のキアラの絆礼装でも幼少期の生活について書かれており、人魚姫の本が描かれている。

関係の深いサーヴァント

キャラ名 水着キアラとの関係
アンデルセン
アンデルセン
Fate/EXTRA CCCで契約したサーヴァント。水着イベントでは人魚姫2を書かせていた。
水着北斎
水着北斎
スキル「神通力(墨)」は水着北斎のをマネたらしい。
蘆屋道満(リンボ)
蘆屋道満
八尾比丘尼の父親という説がある。

参考文献
wikipedia

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