FGO

【FGO】レオナルド・ダ・ヴィンチの元ネタと史実解説

編集者
FGO攻略班
最終更新日
18時アップデートでゲーム内更新!
オルガマリークエスト攻略!
頁&証ドロップクエ追加!オデコ任務まとめ
新規高難易度追加!「サンゴ礁に眠る」攻略
学園シナリオ!?奏章2イドを攻略!

FGO(フェイトグランドオーダー)のサーヴァント「レオナルド・ダ・ヴィンチ」の元ネタである史実を解説。原典となる神話や歴史、史実と設定の相違点や登場済みのサーヴァントとの関係性を掲載しているので、FGO(FateGO)を考察する参考にどうぞ。

レオナルド・ダ・ヴィンチ

©TYPE-MOON / FGO PROJECT

関連記事
ダヴィンチ
レオナルド・ダ・ヴィンチ
▶︎評価とスキル優先度▶︎運用方法とおすすめ編成▶︎霊基再臨・マテリアル▶︎セリフ・ボイス一覧▶︎元ネタ・史実解説

ダヴィンチの元ネタ

ダヴィンチのプロフィール

出典 史実
地域 欧州
時代 15〜16世紀
誕生日 1452年4月15日
死没 1519年5月2日(享年67歳)

ダヴィンチの史実・伝承

ダヴィンチの出自と名称

ダヴィンチは父親のセル・ピエロ・フルオジーノ・ディ・アントーニオ・ダ・ヴィンチと母・カテリーナの間に生まれる。

ダヴィンチはイタリアのトスカーナ地方のヴィンチ村に生まれたので、名前のダ・ヴィンチは「ヴィンチ(出身の)」を意味する。

本名はレオナルド・ディ・セル・ピエロ・ダ・ヴィンチ。セルという名も父親である「セル(の息子)」という意味を指している。

ダヴィンチの父は公証人であったため、裕福な家庭環境だった。

幼少期の暮らし

ダヴィンチの幼少期についてはあまり伝わっていないが、生後5年は母親と暮らしていたという。

その後、1457年から父親たちとヴィンチ村の都市部で暮らし、正式ではないがラテン語や数学などを学んでいた。

その後、1466年にフィレンツェでもっとも優れた工房の一つを主宰していた芸術家・ヴェロッキオに弟子入りする。

弟子入り後の活躍

14歳で弟子入りしたダヴィンチは、芸術分野以外にも様々な分野でその才能を開花させる。

無論芸術面でも当時の新技法であった油彩を取り入れるなど、目覚ましい才能を見せた。ダヴィンチの優れた才能のあまり、師匠のヴェロッキオは二度と絵画を描かなくなったという。

1472年、20歳になったダヴィンチは「聖ルカ組合」と呼ばれる芸術家のギルドからマスターの資格を得て独立。その後も制作活動を続けていく。

独立後の活動

ダヴィンチが画家として活動を開始した頃、当時ミラノ公国を統治していたルドヴィーコ・スフォルツァがパトロンになった。

そのため、1482〜1499年までダヴィンチはミラノ公国で活動している。ルドヴィーコからは様々な企画を命じられており、中でも「最後の晩餐」の作成依頼をしたのが有名。

しかし1499年に神聖ローマ帝国とフランス王国が対立。ローマに味方したルドヴィーコだったが、スイス傭兵の裏切りでフランス軍に捕縛。ルドヴィーコは投獄され、獄死した。

そのため、ダヴィンチは故郷フィレンツェやチェゼーナ、ミラノなどイタリア各地を転々とすることになる。また、1503〜1506年にレオナルドは「モナ・リザ」を手がけたと考えられている。

ダヴィンチの晩年と最期

晩年である1513〜1516年にかけてのダヴィンチは、ヴァチカンのベルヴェデーレで過ごしていたという。

死ぬまでの3年間は弟子や友人たちと過ごし、当時のフランス王・フランソワ1世に招かれクロ・リュセ城(クルーの館)に住んでいた。

そして、1519年5月2日にダヴィンチはクロ・リュセ城で死去した。ダヴィンチの遺品や遺産は、友人や弟子、兄弟たちに分け与えられた。

宝具の元ネタ

ウォモ・ウニヴェルサーレ

宝具名 万能の人
『ウォモ・ウニヴェルサーレ』
ランク EX 種別 対人宝具/対軍宝具
レンジ -/70 最大捕捉 1人/200人

宝具説明

伝説的な万能性が形となったモノ。対象を瞬時に解析し、自らの最大攻撃をその対象に合わせて調整して放つ、俗に言う万能特製宝具。

本来は即座に相手の宝具を仮構成する事で攻撃を弾き返す反射系宝具であるらしいのだが、そのあたりのリソースはカルデア運営の為に使用しているのだとか。

宝具名の由来

「ウォモ・ウニヴェルサーレ(uomo universale)」は、ダヴィンチが評された「万能の人」をイタリア語で訳したもの。他にも万能の天才、万能人とも称えられた。

Fateシリーズでの設定

史実との相違点

モナ・リザの姿で登場

FGOで登場したレオナルド・ダ・ヴィンチは、元は男性だが「モナ・リザ」に描かれた女性そっくりの姿になって登場している。

本人は美の追求として「理想の美である女性」になるのは当然の帰結だと語っているが、どうやって女性の姿になったのかは不明。

ちなみに、史実のダヴィンチの姿は美男子だったと伝わっている。また、ダヴィンチは同性愛者の疑いがあり、当時は同性愛が違法だったため裁判にかけられた記録が残っている。

さらに「モナ・リザ」とダヴィンチの自画像の表情が一致することから、女体化したダヴィンチ自身をモデルにしたという説も存在する。

生前の人間関係

Fateシリーズでのダヴィンチは、パラケルススと生前に知り合いだったという設定がある。史実でも2人の生前の年代はギリギリ重なるが、実際に知り合いだったかは不明。

また、Fate/stay nightでも登場するマキリ・ゾォルケン(間桐臓硯)とも知人だったとされている。

FGOでの小ネタ

ライダーでの召喚

FGO2部で登場したレオナルド・ダ・ヴィンチのスペアボディ(通称:ロリンチちゃん)がライダーのサーヴァントとしてFGOアーケードで実装されている。

元々ライダークラスの適正があり、FGOアーケードでの宝具演出では「プロト・ボーダー」なる戦車を召喚して戦っている。

そして2019年8月に4周年記念としてFGOでも実装。アーケード版でのスキル構成や宝具とは違った性能になっている。

関係の深いサーヴァント

キャラ名 ダヴィンチとの関係
ロマニ・アーキマン
ロマニ
共にカルデアを支えた存在。
ダヴィンチ(ライダー)
ダヴィンチ(騎)
2部から登場する自身のスペア。
ホームズ
ホームズ
天才同士でやや同族嫌悪はあるが、共にカルデアを支える。
パラケルスス
パラケルスス
生前からの知り合い。

参考文献
・FGOマテリアルⅣ(TYPE-MOON BOOKS出版)
wikipedia

関連記事
ダヴィンチ
レオナルド・ダ・ヴィンチ
▶︎評価とスキル優先度▶︎運用方法とおすすめ編成▶︎霊基再臨・マテリアル▶︎セリフ・ボイス一覧▶︎元ネタ・史実解説

オススメの記事