【FGO】大黒天の元ネタと史実解説
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『FGO(フェイトグランドオーダー)』のキャラ「大黒天/マンガで分かるキャスター」の元ネタである史実を解説。原典となる神話や歴史、史実と設定の相違点や登場済みのサーヴァントとの関係性を掲載しているので、FGO(FateGO)を考察する参考にどうぞ。
©TYPE-MOON / FGO PROJECT
大黒天の元ネタ
大黒天のプロフィール
出典 | 伝承、主に日本の仏教、神話、および民間信仰 |
地域 | 日本 |
大黒天の史実解説と伝承
シヴァ神の別名が仏教に取り入れられたもの
シヴァの化身とされるマハーカーラ(摩訶迦羅)はインド密教に取り入れられ、中国やチベットなどを経て密教を通じ日本へ伝来した。マハーが「偉大なる」、カーラが「時・暗黒」を意味するため、伝来する中で大黒天という名前になった。
大黒天は戦闘神・財福神・冥府神などの性格を持っているが、日本では財福を強調して祀られた姿が親しまれている。一般的な袋を肩にかける姿は唐で成立したとされる「大黒天神法」に由来し、厨房に祀ると家が栄えたり、寺院では千人の衆徒を養えるとされた。
大国主神との習合
日本では大国主神と習合し、七福神の一柱に数えられる。大国主神とは本来別の神だが、「大黒」の音が「大国」に通じるとして、「だいこくさま」として一体視された。憤怒の相が微笑に変化したり、鼠が神使なのも大国主神側のエピソードが影響しているとされる。
宝具の元ネタ
鼠浄土
宝具名 | 鼠浄土 『ねずみじょうど』 |
||
ランク | A | 種別 | 対軍宝具 |
レンジ | 50 | 最大捕捉 | 100人 |
宝具説明
ねずみじょうど。地下に広がる鼠たちのテーマパークを固有結界により再現する。敵を閉じ込め消耗させたり暗闇で一斉攻撃したり等、個々は卑小ながら多勢を頼んだ鼠ならではの戦法を繰り広げる。やられるほうにはトラウマものだろう。
鼠の繁殖力も象徴するこの宝具の力で、個体の繁殖(分身)を可能にしている。(魔力の都合上、無限に繁殖はできない。30体程度が限界)
宝具名の由来
おむすびころりんの別名のひとつ、「鼠浄土」から。宝具ボイスの「明かりを消してしまいましょう」は、欲の深いお爺さんが鼠たちを脅そうと猫の鳴き真似をした際、鼠たちが明かりを消して欲深爺さんを地上へ出られなくしたバージョンに由来すると思われる。
Fateシリーズでの設定
FGOでの小ネタ
神使の鼠たちが召喚されている
FGOでは大黒天に代わって、神使の鼠たちがメイド姿で現界している。鼠浄土またはおむすびころりんの中には、お爺さんに持たせて帰すお土産がつづらや餅ではなく、打出の小槌になるバージョンが存在する。
関係の深いサーヴァント
キャラ名 | 大黒天との関係 |
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パールヴァティー |
シヴァの妻。鼠たちから見て旦那様の妻にあたる存在のはずだが、マハーカーラと呼びかけるインドのサーヴァントに対しては一貫して「何も聞かされていない」と話している。 |
ジナコ |
ガネーシャはシヴァとパールヴァティーの息子という解釈があるため、鼠たちからすると旦那様の子に相当する。 |
アルジュナ |
シヴァから授かった鏃を由来とする宝具、「破壊神の手翳」を持つ英雄。 |
紅閻魔 |
日本民話の「舌切り雀」の名を冠したサーヴァント。「鼠浄土」とはお爺さんに財宝を持たせて帰すなどの共通点がある。 |
武則天 |
猫が苦手という点で、マイルームでは親近感を感じている様子が語られている。 |
大黒天のセリフ・ボイス |
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