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【FGO】バーヴァンシー(妖精騎士トリスタン)の元ネタと史実解説

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FGO攻略班
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FGO(フェイトグランドオーダー)のサーヴァント「バーヴァンシー/バーバンシー(妖精騎士トリスタン)」の元ネタである史実を解説。原典となる神話や歴史、史実と設定の相違点や登場済みのサーヴァントとの関係性を掲載しているので、FGO(FateGO)を考察する参考にどうぞ。

妖精騎士トリスタン

©TYPE-MOON / FGO PROJECT

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バーヴァンシーの元ネタ

バーヴァンシーのプロフィール

出典 イギリス妖精史、及び異聞帯ブリテン
地域 妖精國・ダーリントン付近
時代 不明

バーヴァンシーの史実・伝承

スコットランド高地地方に伝わる妖精

バーヴァンシーは、アイルランドやスコットランド高地地方の民話に登場する、女の妖精である。アイルランド語の「shee(妖精もしくは女性)」が名の語源である。

同じ語源を持つ女の妖精に「バンシー」もいる。ただし、バーヴァンシーとはカテゴリだけが同じであり、妖精が持つ性質は異なる。

バンシーとは?
人の死を叫び声で予告する女の妖精。バンシーの叫び越えが聞こえた家は、近いうちに死者が出るといわれているが、直接バンシーが死を運ぶわけではない。人に害を与えないところで、バーヴァンシーとは性質が異なる。

若者に死をもたらす魅惑の吸血鬼

バーヴァンシーは妖精にカテゴライズされているが、性質は吸血鬼に近い。主に森や屋外に現れ、迷い込んだ男性を少女の姿で誘惑し、血を最後の一滴まで吸い込んでしまうことから、サキュバスともモチーフを共有している。

伝説の1つに4人の猟師たちとの物語がある。ある日猟師が森で一夜を過ごしていると、どこからか4人の美しい少女が現れた。3人の猟師は少女たちと交わるが、1人は気味が悪いと、離れた場所で一晩を過ごす。翌日、元の場所に戻ってみると、血を抜かれ、青ざめた仲間たちが死んでいた。

バーヴァンシーの宝具元ネタ

痛幻の哭奏

宝具名 痛幻の哭奏(フェッチ・フェイルノート)
ランク E 種別 対人宝具
レンジ 無限 最大捕捉 1人

宝具詠唱

ショータイムね。ほぉら、もうおしまい。これがあなたの成れの果て。『痛幻の哭奏(フェッチ・フェイルノート)』!

宝具名の由来

円卓の騎士「トリスタン」が保有する宝具「痛哭の幻奏(フェイルノート)」と一部同名であるが、由来や攻撃方法は異なる。汎人類史のトリスタンの宝具は、琴を改造して弓にした伝承が由来だが、バーヴァンシーの宝具は相手の分身を作り上げた後、分身を殺すことで相手にダメージを与える。

日本でいう「丑の刻参り」と同義である。なお、フェッチはスコットランドで「ドッペルゲンガー」を意味する。

Fateシリーズでの設定

円卓の騎士「トリスタン」の名を着名

バーヴァンシーは妖精國ブリテン内で、円卓の騎士「トリスタン」の霊基を着名した妖精騎士である。FGOにおいて召喚時(第1再臨時)は「妖精騎士トリスタン」名義だが、霊基再臨するに連れて真名が「バーヴァンシー」へ変化。姿も人型から妖精のような異形の存在へと変わっていく。

モルガンの娘として認められている

バーヴァンシーは妖精國ブリテンでは、モルガンの娘とされている。ただし、実の娘というわけではなく、後継者に指名するために形だけの養子にしているのが実情だ。

関係の深いサーヴァント

キャラ名 バーヴァンシーとの関係
モルガン
モルガン
妖精國ブリテンの女王。
バーヴァンシーの上司であり、親でもある。
妖精騎士ガウェイン
妖精騎士
ガウェイン
妖精國ブリテンに仕える同僚。
愛した相手を食べる猟奇性を持ちつつ、必死に騎士ぶっているのが被虐性をそそられる。
エリザベート
エリザベート
汎人類史のアイドル。
吸血鬼という性質から注目しているのか、本人や成長した姿の「カーミラ」に対して特殊セリフがある。
▶バーヴァンシーのセリフ一覧
トリスタン
トリスタン
汎人類史の円卓の騎士。
妖精國ブリテンにおいて、バーヴァンシーが霊基を着名している。

参考文献
wikipedia

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