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【FGO】ニキチッチの元ネタと史実解説

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FGO攻略班
最終更新日
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FGO(フェイトグランドオーダー)のサーヴァント「ドブルイニャ・ニキチッチ(ドブルイニャニキチッチ)」の元ネタである史実を解説。原典となる神話や歴史、史実と設定の相違点や登場済みのサーヴァントとの関係性を掲載しているので、FGO(FateGO)を考察する参考にどうぞ。

ドブルイニャ・ニキチッチ

©TYPE-MOON / FGO PROJECT

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ニキチッチの元ネタ

ニキチッチのプロフィール

出典 ロシア英雄叙事詩(キエフ歌圏)
地域 ロシア、ウクライナ
時代 10世紀末から12世紀初頭

出典の詳細

ウラジーミル公に仕えるボガトゥイリの1人

ドブルイニャはキエフ大公国のウラジーミル公に仕える勇者、ボガトゥイリの一人で、イリヤー・ムーロメツに次ぐ英雄とされる。本来は男性。日本語では表記揺れがありドブルイニャが「ドブルィニャ」、ニキチッチが「ニキーティチ」とも書かれる。

伝説的な存在だが実在の武将をモデルと見る研究があり、ドブルイニャとドラゴンの戦いを宗教政策や異教の抵抗などに関連付ける解釈が存在する。代表的なストーリーに「ドブルイニャとアリョーシャ」「ドブルイニャと翼を持つ蛇(ドラゴン)」などがある。

「ドブルイニャと翼を持つ蛇」あらすじ

母親との約束を破ってプチャイ川で水浴びをしたドブルイニャは、12の首を持つドラゴンに遭遇する。武装していなかったドブルイニャは、ギリシャの帽子を発見し、帽子でドラゴンを倒した。

ドラゴンは女性で、ドブルイニャに殺さないよう懇願してきたため、ドブルイニャはドラゴンと不可侵条約を結ぶ。しかしドラゴンは約束を破り、ウラジーミル公の姫または姪のザバーヴシカを攫った。ドブルイニャは公の命でドラゴンとの戦いに赴き、3日と3時間でドラゴンを倒したという。

宝具の元ネタ

邪竜来りて罪を吐く

宝具名 邪竜来りて罪を吐く
『ズメイ・ゴルィニシチェ』
ランク A 種別 対人/対軍宝具
レンジ 1〜50 最大捕捉 1人/200人

宝具説明

第一宝具。伝説の三頭竜ゴルィニシチェを一時的に召喚し、炎の吐息×3で対象を灼き尽くす。更にそれだけでは飽き足らず、ドブルイニャ・ニキチッチ本人が「隙あり」とばかりに対象に接近、ダマスク鋼の塊を振りかざして襲いかかる。

たとえ三重連ドラゴンブレスに耐え切れたとしても、とどめに超重武器で打ち据えられては、如何な猛者でも無事では済まないだろう。

宝具名の由来

「ズメイ・ゴルィニシチェ」はロシアの伝承や民話に登場する大蛇、または竜人の怪物。3つの首と12の尾を持ち、口から炎を吐くとされる。2枚の翼で轟音とともに空を飛ぶ。竜と人の部位が混ざった混成の怪物として描かれる場合もある。魔女ババ・ヤガーと関わりがあるとされる。

ドブルイニャはゴルィニシチェに勝利した逸話を持ち、「広野では戦わない、血を流す争いをしない」との証文を書かせたという。ゴルィニシチェは約束を破って姫をさらったが、ドブルィニャは証文を盾に取り竜を従わせた。

Fateシリーズでの設定

「ツングースカ・サンクチュアリ」で実装

ロシアが舞台となる2021年末イベント「ツングースカ・サンクチュアリ」で実装が決定。女性の姿になっている理由は今のところ不明である。

関係の深いサーヴァント

キャラ名 ドブルイニャとの関係
太公望
太公望
2021年末イベント「ツングースカ・サンクチュアリ」にて共演予定。
コヤンスカヤ
コヤンスカヤ
シグルド
シグルド
カルデアに召喚されている竜殺し、ドラゴンスレイヤーの逸話を持つ英霊たち。
ジークフリート
ジークフリート
イヴァン雷帝
イヴァン雷帝
ロシアの英霊たち。どちらもドブルイニャより後の時代の英霊。
アナスタシア
アナスタシア

参考文献
wikipedia

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