【FGO】伊吹童子の元ネタと史実解説
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FGO(フェイトグランドオーダー)のサーヴァント「伊吹童子」の元ネタである史実を解説。原典となる神話や歴史、史実と設定の相違点や登場済みのサーヴァントとの関係性を掲載しているので、FGO(FateGO)を考察する参考にどうぞ。
©TYPE-MOON / FGO PROJECT
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伊吹童子の元ネタ
伊吹童子のプロフィール
出典 | 日本神話など |
地域 | 日本 |
時代 | 10世紀頃 |
誕生年月日 | 不明 |
没年 | 不明 |
伊吹童子の史実・伝承
伊吹童子の詳細
「伊吹童子」は、酒呑童子の父、あるいは酒呑童子の幼名である。酒呑童子は八岐大蛇(ヤマタノオロチ)の仔で、したがって「伊吹童子」は八岐大蛇自身、あるいは八岐大蛇の息子にあたる。
八岐大蛇の詳細
八岐大蛇とは一般的に日本神話に登場する8つの頭と8本の尾を持つ巨大な怪物とされている。しかし、本来は民間信仰もある山神または水神であり、伊吹山の伊吹大明神ともされている。
須佐之男と八岐大蛇の伝承
古事記や日本書紀では、須佐之男命(スサノオノミコト)が八岐大蛇を討伐する伝承が書かれている。須佐之男は老夫婦と出会い、末娘の櫛名田比売(クシナダヒメ)との婚約を条件に八岐大蛇を退治する物語になっている。
老夫婦である足名椎命(アシナヅチ)と手名椎命(テナヅチ)は年に一度、八岐大蛇がやって来て娘を食べられていた。8人いた娘の内、最後の娘である櫛名田比売も食べられるところだった。
須佐之男は八岐大蛇を討伐するために老夫婦に7回醸した強い酒を作らせ、8つの門を作ってそこに酒で満たした酒桶を置いた。そして八岐大蛇がやってくると、8つの頭でそれぞれ酒桶の酒を飲んで酔っ払って寝てしまった。
須佐之男は眠った八岐大蛇を十拳剣(とつかのつるぎ)で切り刻んだ。その時、尾を切ると中から大刀が出てきて、後の天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)、もしくは草那藝之大刀(くさなぎのたち)として天照御大神に献上した。
宝具の元ネタ
神剣・草那芸之大刀
宝具名 | 神剣・草那芸之大刀 (しんけん・くさなぎのたち) |
||
ランク | A+ | 種別 | 対城宝具 |
レンジ | 1〜60 | 最大捕捉 | 500人 |
宝具詠唱
「敬え。崇めよ。人智に及ばぬものが世にあると此処にて思え。神威抜刀『神剣・草那芸之大刀』!」
宝具名の由来
須佐之男が八岐大蛇を討伐した際に体内から見つかった神剣「草那藝之大刀」が由来。
Fateシリーズでの設定
史実との相違点
神霊としての顕現
FGOで登場した伊吹童子は単なる酒呑童子の幼名ではなく、神霊・息吹大明神の分霊として登場している。伊吹童子は神霊であり、八岐大蛇の分け御霊ともしている。
FGOでの小ネタ
酒呑童子の幕間にて登場
幕間「酔うも我、狂うも我、滾り嗤うも我なれば」では、酒呑童子の伊吹童子としての側面が描かれていた。この幕間は、伊吹童子が実装される、5.5章「地獄界曼荼羅」よりも前に実装された幕間でのシナリオとなる。
酒呑童子「幕間の物語2」の攻略 |
水着になった経緯
水着イベント2022では、水着イベント2021の体験から夏に興味を示し、自身の力で水着霊基に変化。自らを「夏の女神」と定めた。
北極圏特異点を作り出した黒幕でもある。自ら入手した聖杯を蘆屋道満を介してスカディに渡し、白紙化した地球に新たな世界を作ろうとしていた。
水着伊吹童子の評価と霊基再臨画像 |
関係の深いサーヴァント
キャラ名 | 伊吹童子との関係 |
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酒呑童子 |
伊吹童子の別側面。 |
パライソ |
甲賀の祖先である甲賀三郎の「偉吹大明神の呪」を受け継ぐ忍者。 |
坂田金時 |
酒呑童子を退治した一人であるものの、生前に伊吹童子を見たことはないという。 |
茨木童子 |
酒呑童子の配下だが、伊吹童子には認めていない様子。 |
参考文献
・wikipedia
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