【ポケモンSV】理想個体とは？対戦でおすすめの性格と個体値

理想個体とは？

対戦用の育成において理想的な個体

理想個体とは、主に「個体値」「性格」「特性」が、対戦において最も有用な個体を理想個体という。厳選をする理由であり、レート戦のようなレベルの高い対戦では、理想個体を育成するのが前提とされている。

アイテムでも後天的に作り出せる

理想個体は、孵化厳選で入手するのが一般的な方法だが、お金やアイテムがあれば後天的に理想個体に近い個体を作り出せる。個体値は「おうかん」、性格は「ミント」、特性は「とくせいカプセル」か「とくせいパッチ」を使えば、理想的な個体に近付けられる。

個体値を下げることはできない

「おうかん」を使って個体値を上げる場合、「さいこう」にはできるが「ダメかも」にはできない。そのため、A0個体や最遅を作りたい場合は、孵化厳選や捕獲で用意するしかない。

厳選に使えるどうぐ
ぎんのおうかん	きんのおうかん	ミント
とくせいカプセル	とくせいパッチ	テラピース

育成環境の整え方と厳選のやり方

個体差の基礎知識

個体値はポケモンの隠しステータス

個体値とは、ポケモンの持つ6つの能力値（HP/こうげき/ぼうぎょ/とくこう/とくぼう/すばやさ）の強さを数値化した隠しステータスだ。個体値は、ポケモンを捕まえた時や孵化した時にランダムで決まる。

0〜31の32段階ある

ポケモンの個体値は0〜31までの32段階あり、設定された数字が高いほどステータスが高くなる。個体値が最大である31の場合、そのステータスは「V」と呼ばれ、Vのステータスの数に応じて「3V」や「6V」といった呼ばれ方をする。

個体値による呼び方

6つの能力値の呼び方(略称)

性格はステータスに補正がかかる

性格による補正
は上がりやすい（1.1倍）、 は上がりにくい（0.9倍） 補正がない性格もある。

性格	攻撃	防御	特攻	特防	素早さ
さみしがり			-	-	-
いじっぱり		-		-	-
やんちゃ		-	-		-
ゆうかん		-	-	-

性格	攻撃	防御	特攻	特防	素早さ
ずぶとい			-	-	-
わんぱく	-			-	-
のうてんき	-		-		-
のんき	-		-	-

性格	攻撃	防御	特攻	特防	素早さ
ひかえめ		-		-	-
おっとり	-			-	-
うっかりや	-	-			-
れいせい	-	-		-

性格	攻撃	防御	特攻	特防	素早さ
おだやか		-	-		-
おとなしい	-		-		-
しんちょう	-	-			-
なまいき	-	-	-

性格	攻撃	防御	特攻	特防	素早さ
おくびょう		-	-	-
せっかち	-		-	-
ようき	-	-		-
むじゃき	-	-	-

性格の能力値補正と変更方法

理想個体と型ごとのおすすめの性格

C抜け5V｜物理型向け

物理わざのみで攻撃するアタッカーの場合、特攻のステータスは使わないため、個体値はC抜き5Vが理想個体となる。性格も、使わない特攻のステータスが下がる性格にしよう。

型ごとのおすすめの性格

A抜け(A0)5V｜特殊型向け

特殊わざのみで攻撃するアタッカーの場合、攻撃のステータスは使わないため、個体値はA抜き5Vが理想個体となる。性格も、使わない攻撃のステータスが下がる性格にしよう。

攻撃の個体値は逆Vが理想

攻撃の個体値は、こんらん時に受ける自傷ダメージの計算や、相手が使う「イカサマ」などで数値が適用されるため、物理技を使わない場合は最低値が理想的だ。ただし、逆Vは「おうかん」等のどうぐでは作れないため、厳選の難易度が高い。

型ごとのおすすめの性格

6V｜両刀向け

物理わざと特殊わざ両方を使う場合は、使わないステータスが無いため6Vが理想個体となる。何をするか次第で伸ばしたいステータスが変わるため、用途に合わせた性格にしよう。無駄になるステータスが無いため、無補正の性格も選択肢に入る。

最遅｜トリルパ等

遅いポケモンが先に攻撃できるようになる「トリックルーム」や、素早さが低いほど威力が高くなる「ジャイロボール」を使う場合は、素早さ逆Vが理想個体となる。最遅にする場合は、性格も素早さにマイナス補正がかかる性格にしておこう。

型ごとのおすすめの性格

育成論と育成におすすめの記事一覧

厳選関連記事

▶育成環境の整え方と厳選のやり方