【FGO】「虚月館殺人事件」の考察と真犯人推理
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FGO(Fate/Grand Order,フェイトグランドオーダー)のイベント「虚月館殺人事件(こげつかんさつじんじけん/ホームズイベント)」のシナリオ考察と、真犯人の推理を記載している。情報の整理や、推理の参考にどうぞ。シナリオ内容について触れているため、ネタバレに注意。
©TYPE-MOON / FGO PROJECT
この記事はネタバレを含んでいます |
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イベント「虚月館殺人事件」のシナリオについて記載していますので、ご注意ください。 |
虚月館殺人事件の情報
登場人物
※シナリオ内で、マシュが主人公の話を元に作成した相関図であるため、事実と異なっている場合がある。
ヴァイオレット家
アダムスカ |
エヴァ |
ジュリエット |
ハリエット |
ケイン |
ホーソーン |
ゴールディ家
アーロン |
ドロシー |
モーリス |
ローリー |
シェリンガム |
- |
マーブル商会
アン |
伍(ウー) |
クリス |
その他
主人公 |
あらすじ
節 | あらすじ |
---|---|
その1 | 【本筋】ネックレス泥棒の捜査・主人公はケインのボールが当たり気絶していた ・ドロシーのネックレスが盗まれる ・女装した男性の犯行が濃厚 ・主人公が疑いを向けたモーリスが激昂 |
その2 | 【本筋】シェリンガム(探偵)の登場・クリスがモーリスを抑え込む ・ネックレスはローリーが隠していた ・ゴールディ家への脅迫状の存在が判明 ・脅迫のことを知っていた探偵が登場 |
その3 | 【本筋】シェリンガム殺人の捜査・シェリンガムが死体で発見される ・死因は毒物によるもの(確証なし) ・シェリンガムと密会した人物は左利き ・モーリスとジュリエットの結婚は、勢力拡大を狙った政略結婚と判明 |
その4 | 【本筋】モーリスの失踪と捜索・密会相手はモーリスと判明 ・モーリスが行方不明に ・クリスがアーロンの隠し子と判明 ・モーリスに変わりクリスがゴールディ家を継ぐことに |
その5 | 【本筋】クリスの死亡・ダイイングメッセージは"mor(mom)" ・死因は毒殺(毒針で刺された) |
その6 | 【本筋】モーリスの死亡・モーリスが死体で発見される ・死因は溺死 ・ローリーとケインが結婚することに ・「満月」がキーファクター? |
その7 | 【本筋】ホームズの登場・主人公がケインに襲われる ・襲われる主人公の元にホームズが登場 |
その8 | 【本筋】ホームズからのヒント・虚月館とカルデアで2日のズレがあったことが判明 ・シェリンガム=ホームズだった ・かくれんぼを見守っていた人物が怪しい? |
その9 | 【本筋】真犯人発覚・ホームズによりアリバイが証明できない人物が浮上する |
その10 | 【本筋】犯人の動機、手口・主人公の「錯覚」の解明 ・真犯人による、犯行動機と手口の解説 |
真犯人については、ネタバレの中でも核心に触れるため、別にまとめて記載している。詳細は以下の「真犯人について」を参照にしてほしい。
明言された事実と推論
シナリオ内で明言された事実と各キャラによる推論を、登場人物ごとに分けて情報を整理している。
ヴァイオレット家
長年ゴールディ家と対立してきた、反社会勢力の家系。勢力拡大を狙い、ゴールディ家長男のモーリスとジュリエットの結婚を成立させようとしている。
登場人物 | 事実と推論 |
---|---|
アダムスカ |
【判明している事実】 ・ヴァイオレット家当主 ・ヴァイオレット家に嫁いだ婿養子 ・今回の結婚に対しては部下にも非難を受けていた |
エヴァ |
【判明している事実】 ・ジュリエットの母or妹 ・クリスを気に入っている ・ジュリエットとクリスの婚約を喜ぶ |
ジュリエット |
【判明している事実】 ・ヴァイオレット家の長女 ・主人公を虚月館に連れてきた人物 ・妹とは見間違いようがない ・妹とは性格も正反対【物語内で出た推論】 ・ゴールディ家により友人関係を失った |
ハリエット |
【判明している事実】 ・ジュリエットの母or妹 |
ケイン |
【判明している事実】 ・ヴァイオレット家の長男で末っ子 ・ハイスクールに入る年頃(12~14歳) ・言動が幼すぎる=演技と判明 |
ホーソーン |
【判明している事実】 ・ヴァイオレット家お抱え医師 ・母親とは長い付き合い ・今回の結婚には反対 ・ホームズに協力していた |
ゴールディ家
長年ヴァイオレット家と対立してきた、反社会勢力の家系。勢力拡大を狙い、ヴァイオレット家長女のジュリエットとモーリスの結婚を成立させようとしている。
登場人物 | 事実と推論 |
---|---|
アーロン |
【判明している事実】 ・ゴールディ家当主 ・クリスは前妻がいた頃の隠し子 ・結婚中止の脅迫を受けていた ・探偵から事前に接触を受けた唯一の人物【物語内で出た推論】 ・ジュリエットに似た人物と過去に関係があった? |
ドロシー |
【判明している事実】 ・アーロンの奥様 ・クリスのことは知らなかった |
モーリス |
【判明している事実】 ・ゴールディ家の長男 ・アーロンと前妻との子供 ・ジュリエットよりも妹が好み ・探偵と密会していた【物語内で出た推論】 ・探偵を殺した? ・溺死体で発見される (顔が食い散らかされて断言はできず) |
ローリー |
【判明している事実】 ・ゴールディ家の長女 ・モーリスの妹 ・モーリスと探偵の密会を目撃した |
シェリンガム |
【判明している事実】 ・なぜか脅迫のことを知っていた ・自力で虚月館にたどり着いた ・モーリスと密会している ・死んだふりをしていた ・シェリンガム=ホームズ |
マーブル商会
仲介役として今回の結婚に立ち会っている組織。勢力が大きく、発言力に力があるため、両家が仲介を依頼した。
登場人物 | 事実と推論 |
---|---|
アン |
【判明している事実】 ・マーブル商会のNo.2 ・クリスの面倒を見ていた ・クリスの素性を知っていた ・探偵の存在は事前に知っていた【物語内で出た推論】 ・クリスの実の母親? |
伍(ウー) |
【判明している事実】 ・マーブル商会No.5 ・調理係を担当している |
クリス |
【判明している事実】 ・死体の第一発見者 ・アーロンの隠し子 ・第二の被害者 |
その他
登場人物 | 事実と推論 |
---|---|
主人公 |
【判明している事実】 ・ジュリエットの唯一の友人 ・カルデアとの時間の流れが異なる |
虚月館殺人事件の考察
「その8」終了時のアリバイ一覧
証言者 | 証言内容 |
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伍(ウー) |
の4名は0時までポーカーを楽しんでいた。また、主人公は隣の部屋で寝ていたため、犯人ではない。 |
ジュリエット |
犯行当初、「妹と一緒に部屋にいた。」と証言。 |
エヴァ |
犯行当初、「母は早くにお休みました。時刻は10~11時頃で、正確には思い出せない」と証言。 |
ケイン |
犯行時刻は「ローリーと一緒に空き部屋で隠れんぼをしており、見つかったのは11時20分だった。証明できる大人がいる」と証言 |
ケイン達を見つけたのはドロシー
ケインの証言にある「証明できる大人」はドロシーで間違いないだろう。犯行直前の「その4」にて、ドロシーがローリーとケインが暗い部屋に隠れていたことを明らかにしており、この時刻が11時20分であったことが判明した。
双子の妹はハリエットじゃない?
ジュリエットの双子の妹はハリエットではない可能性がある。伍さん曰く「間違えようのない双子」、モーリス曰く「妹の方が好み」などの発言から、双子の容姿が似ているとは考え難い。
この仮説通りであれば、犯行時にはジュリエットとエヴァは同じ部屋で過ごしていたが、同時刻に母親が何をしていたかは知らない、つまり、ハリエットにはアリバイがないということになる。
エヴァの証言はアリバイにはならない
事件当日、エヴァは「母は早くに休んだ。時間は10時か11時」という証言をしているが、「エヴァ=妹」であればアリバイとしては成立しない。
エヴァが妹であれば、事件発生当時はジュリエットと過ごしていたため、この証言は「エヴァが最後にハリエットを見た時間」であり、その後のハリエットの行動は誰も知らないということになる。
物語のテーマは「錯覚(錯誤)」
今回のシナリオのテーマが「錯覚(錯誤)」であると、冒頭でホームズが述べている。シナリオ半ばで、主人公の認識している登場人物と実際の外見に齟齬が生じている可能性も指摘された。
登場人物の外見による思い込みが、ミスリードに繋がっている可能性がある。
虚月館は2日後の未来?
虚月館とカルデアの時間は2日以上ずれており、虚月館は未来の事件の可能性がある。「その6」の最後で、主人公は満月を目撃しているが、2017年の満月は5月11日である。
満月までに2日経過している描写があるため、主人公と初めて同期したのは2017年5月9日となる。初回の覚醒で、カルデアの日時は5月7日と判明しているため、カルデアと虚月館の間で2日以上の時間のズレがあるようだ。
そのように仮定すると、ホームズが急いで行った先は虚月館であると考えられる。探偵がアーロンにコンタクトを取ったのは、虚月館到着の1日前(5月8日)なので、実際のホームズがシェリンガムに扮して虚月館に現れたと推測することも可能だ。
※「その8」時点で、実際に2日のズレがあったことが判明。
子供と認識している人物に齟齬がある?
シナリオ「その4」の最後において、人物不明の不穏なテキストが出てくる。子供として扱いを受けている人物のものと思われるが、子供であることをうまく利用しているように伺える。
この発言の主として一番に上がるのは、ヴァイオレット家の長男であるケインだ。実年齢(12~14歳)よりも幼い言動をしている彼と、このテキストの内容は一致する点が多い。
まだ、このことがどう本筋に影響するかは不明だが、子供たちも容疑者の一人として考えておくべきだろう。
※「その8」時点で、ケインの幼い言動は演技だったことが判明。
「???」はモーリス?
シナリオ「その4」の後半に登場する、子供についての感想を述べている「???」という人物はモーリスなのではないかとも推測できる。
幼い演技をしていたケインのものとも取れるが、自分に警戒心を抱かない子供に対しての感想と読み取るならば、モーリスが失踪後隠れ潜んでいたところに、ケインたちが遭遇している可能性がある。
「その8」時点で、ホームズがシェリンガムであることが判明しているため、モーリスの死を回避するための対策を講じていてもおかしくはない。モーリスは生きており、未だ虚月館内に潜んでいるという推測も可能だ。
ノックスの十戒を引用している
シナリオのサブタイトルには 「ノックスの十戒」という、推理小説のルールが引用されている。物語がこのルールに沿ったものであるならば、これらの内容も物語の考察に役立つだろう。
ノックスの十戒 |
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・犯人は物語の当初に登場していなければならない ・探偵方法に超自然能力を用いてはならない ・犯行現場に秘密の抜け穴・通路が二つ以上あってはならない ・未発見の毒薬、難解な科学的説明を要する機械を犯行に用いてはならない ・中国人を登場させてはならない ・探偵は、偶然や第六感によって事件を解決してはならない ・変装して登場人物を騙す場合を除き、探偵自身が犯人であってはならない ・探偵は読者に提示していない手がかりによって解決してはならない ・探偵の助手にあたる人物は自分の判断を全て読者に知らせねばならない ・双子・一人二役は予め読者に知らされなければならない |
探偵(シェリンガム)は健在?
十戒のルールに従えば、今後も探偵が物語に登場する必要性があるため「その3」の冒頭で死亡したシェリンガムだが、まだ健在の可能性がある。
仮に、虚月館が2日後の未来であるならば、事情を知っているホームズがシェリンガムとして登場し、何らかの対策を持って死を偽装している可能性はある。
※「その8」時点で、シェリンガム=ホームズと判明。
虚月館殺人事件の真犯人予想
中間結果発表はハリエットがダントツ
5月16日に公開された真犯人推理の中間結果は、ハリエットがダントツでトップという結果。ハリエットに次いでドロシー、エヴァと続き、ジュリエットとホーソーンは僅かに投票されているようだ。
ライターによる犯人予想
暫定的なライターの予想です |
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ライター個人の予想であり、「その8」読了時点での暫定的な判断となります。 |
ライター/犯人予想 (アイコンタップで考察へ) |
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yanu ハリエット |
ヤスジロー エヴァ |
JOKER ハリエット |
ライター:yanu
犯人予想 |
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ハリエット |
理由 |
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・ジュリエットの母と予想 ・ヴァイオレット家の血を受け継ぐ者として、ゴールディ家に取り込まれるのを良く思っていない ・ジュリエットの友人関係を壊したゴールディ家を恨んでいる ・クリスの母親でもある? ・存在が邪魔なクリスに近づいて殺害した ・医者であるホーソーンと学校が一緒→医学系の大学出身で、毒物にも詳しい? |
ライター:ヤスジロー
犯人予想 |
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エヴァ |
理由 |
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・エヴァがジュリエットの妹かつ犯人と予想 ・母に対するアリバイに対し「おかしなことを聞く」と反応 ・ジュリエットの幸せを願っている ・血痕の「mor」はミスリード用と予想 ・「縁談を壊し、ジュリエットと主人公(が演じる人)を結ぶ」ための犯行? |
ライター:JOKER
犯人予想 |
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ハリエット |
理由 |
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・エヴァではなくハリエットが母と予想 ・アダムスカによると合併に反対していた ・ジュリエットの気持ちを尊重しようとしている ・クリスの事件でのアリバイが曖昧 ・血文字が"mom"だったのであれば怪しい |
虚月館殺人事件の真犯人
最大のネタバレになります! |
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シナリオ進行で判明した真犯人が記載されています。物語の核心となる部分ですので、ご注意ください。 |
犯人はハリエット
ハリエットは双子の母親だった
やはり、ハリエットは双子の妹ではなく、双子の母親だった。主人公の思い込みにより「エウリュアレの姿をした人物=ジュリエットの妹」という錯覚が生じていたと判明した。
最後は自分に毒を盛って自殺する
最後は犯人の自殺によって、幕が閉じられる。隠し持っていた毒を使って、償いをするつもりだったようだ。
犯行の動機
近親婚を避けるため
犯行の動機は、近親婚を避けるためだった。ジュリエットとエヴァは、アーロンとハリエットの間にできた子供だったため、モーリスやクリスとは近親婚になってしまう。
夫のアダムスカも、自身の子供でないことは知っていたが、父親がアーロンであることはハリエットのみが知る真実だったようだ。
犯行の手口
モーリス殺害
婚約破棄の相談をするため、岸壁で密会した際に後ろから襲い掛かり殺害した。そのまま、海に投げ落とした様子。
クリスの殺害
同じく婚約破棄を申し入れたが、受け入れられないと悟り、毒針を用いで殺害した。毒薬は常に持ち歩いていたらしい。