【FGO】水着ティアマトは周回で使える?おすすめ運用方法を紹介!
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- FGO攻略班
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FGOの水着2025で実装された水着ティアマトは強いのか、実際に色々な編成で使ってみて検証しています。強く使うためのコツについても紹介しているので、水着ティアマトを使う際の参考にどうぞ。
©TYPE-MOON / FGO PROJECT
はじめに
水着イベント2025で実装された水着ティアマトですが、なんと補助宝具持ちのサポーターとして登場しました。かなりユニークな性能を持つサーヴァントのため、「環境サポーターなのか」「周回で使えるのか」など、さまざまな疑問があると思います。
この記事では、攻略班が実際に使用して感じた水着ティアマトの強みと弱みを、正直にレビューしていきます!
水着ティアマトの性能レビュー
間違いなくNO1クリティカルサポーター
水着ティアマトの宝具は、OCによって上昇率が大きいクリティカルバフを付与できます。OC1で50%、OC5で150%のクリバフを配布可能です。さらに水着ティアマトはスキルでOCを2段階上げられるため、初回宝具でも全体に100%のクリバフを配れます。
スキルと宝具によるクリバフ150%だけでも破格ですが、さらにQAバフ50%、攻撃バフ20%と、クリティカル殴りに乗る多くのバフを所持している点も魅力です。クリティカルサポーターとしては、No1と言えるバフ量を誇ります。
主なクリティカルサポーターとの比較
| キャラ | クリサポ性能 |
|---|---|
卑弥呼 |
・アタッカー寄りサポーター ・全体クリバフ50~100% |
マーリン |
・単体クリバフ150%(内100%は1T) ・星だしとNP供給を兼ねる点でも共通 |
スカディ |
・全体クリバフ50~100%(3回) ・単体Q限定クリバフ100%(3T) |
水着スカディ |
・単体B限定クリバフ(50%) ・全体QBバフ15%(単体Qバフ+50%) |
蘆屋道満 |
・混沌、悪限定でそれぞれクリバフ50% |
宝具1でも使える
宝具レベル依存の効果は弱体耐性アップとQA性能アップです。勿論宝具レベルを上げた方が配れるバフ量は多くなりますが、メインのクリバフは宝具レベルに関係なく高倍率で配れるため、宝具1でも充分活躍できます。
水着ティアマトの性能
| 宝具 | ・味方全体に無敵状態を付与(1T)<-> ・Lv弱体耐性をアップ(3T)<50%~100%> ・Lvクイック性能をアップ(3T)<30%~50%> ・Lvアーツ性能をアップ(3T)<30%~50%> ・OCクリ威力をアップ(3T)<50%~150%> |
| スキル | ①味方全体のクイック性能をアップ(3T/10%~20%) ②アーツ性能をアップ(3T/10%~20%) ③強化解除耐性をアップ(1回/3T/50%~100%) ④OC段階を2段階引き上げる状態を付与(1回/3T/200%) ①自身のNPを増やす(30%~50%) ②自身を除く味方全体のNPを増やす(20%~30%) ③味方全体の攻撃力をアップ(3T/10%~20%) ④HPを回復(1,000~2,000) ①味方全体に毎ターンスター獲得状態を付与(3T/8個) ②クリ威力をアップ(3T/30%~50%) ③毎ターンNP獲得状態を付与(3T/5%~10%)\n |
カード殴りが強い
サブアタッカーとして活躍
水着ティアマトのスキルと宝具によるバフは、パーティ全体に及びます。当然ティアマト自身にも膨大なバフがかかるため、彼女のクリティカル攻撃だけでも10万以上のダメージを与えることが可能です。
そのため、パーティのサブアタッカーとして自身も火力を出していける点が水着ティアマトの大きな特徴です。さらにスキル3で毎ターン28個のスターを獲得でき、クラスがアーチャーであることから、自身で積極的にクリティカル攻撃を狙うことができます。
攻撃面の育成が必要
上述の通り、水着ティアマトはサポーターとアタッカーの両方の役割を兼ね備えています。そのため、攻撃面をしっかり育成しておくことで、より高いパフォーマンスを発揮できます。レベル上げはもちろん、クラススコアやコマンドコードといったクリティカル攻撃に関わる強化も進めておきましょう。
クリパの弱点を克服
クリパの最大の弱点は、アタッカーのカードが来るかどうかが運に左右される点でした。しかし、水着ティアマトの全体バフにより、どんなカードでもダメージを出せるようになりました。
クリパの弱点を補える水着ティアマトの登場は、まさにクリパに革命をもたらしたと言えます。これまで基本的にクリパで高難易度フリクエを周回するのは困難でしたが、水着ティアマトの実装によって、その実現性が大きく高まりました。
2体並べると真価を発揮
水着ティアマトを2体並べると、宝具1同士でも大量のバフを全体に配布できます。お互いにOCを2段階ずつ増加させられるため、クリティカルバフは合計400%という規格外の数値に到達します。さらにアペンド2を開放していれば、礼装なしでも宝具発動が可能になるため、6積み編成も実現でき、イベント周回に大きく貢献します。
実際に使用した感触としても、2体並べたときの方が圧倒的な強さを実感できました。まさにパーティ全体を底上げするような感覚で、どのカードを切っても10万以上のダメージが出せて非常に爽快でした。
水着ティアマトの周回での使用感
宝具周回の方が楽
Wティアマト編成での周回は、これまでにない新鮮さやクリティカル攻撃の爽快感を味わえました。しかし、1ターン目に宝具を3回使用するため周回速度が特別速いわけではなく、また宝具周回ほどの安定感もありません。
したがって、現環境を覆すほどのパワーはなく、基本的には既存の宝具周回の方が優秀と言えます。現状において水着ティアマトは、周回における環境サポーターではないと感じました。
複数敵&一人のカード5枚で破綻する
Wティアマト編成では、クリティカル攻撃が主なダメージ源となります。しかし敵が2体以上出現する場合、一人のカード5枚が選出された時点で、そのWaveを1ターンで突破できないことが確定してしまいます。
一応、魔術礼装などを活用して対策することは可能ですが、その分だけ手間が増えます。やはり毎回確実に同じ動きができる宝具周回の方が、事故要素もなく安定して使いやすいと言えます。
水着ティアマトで周回するメリット
今までにない周回ができる
宝具での3ターン周回に慣れ切っていた自分としては、クリティカル攻撃で周回するのは新鮮に感じられました。宝具周回に飽きたときの味変として使う分には、とても楽しく遊べます。
90++でも活躍
| カズラ&Wティアマト3ターン | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| PT | - | - | - | |||
| 礼装 | 自由 | 自由 | 自由 | |||
| 概要 | ・前衛のみで周回可能 ・礼装フリーで周回可能 ・ティアマトのアペンド2が空いてない場合は、礼装やマスター礼装でカバー ・火力が足りない場合は「眠れる森の戦士」装備 |
|||||
| 前衛 | |||
|---|---|---|---|
| キャラ | カズラドロップ |
水着ティアマト |
水着ティアマト |
| 条件 | Lv100 宝具1 ATK+1,000 |
Lv100 宝具1 ATK+2,000 |
Lv90 宝具1 ATK+1,000 |
| スキル | MAX | MAX | MAX |
| アペンド | -/-/-/-/- | -/10/-/-/- | -/10/-/-/- |
| 礼装 | |||
| その他 | |
|---|---|
| 魔術礼装 | |
周回手順を確認する
| ターン | 手順 |
|---|---|
| 1T | |
| 宝具・水着ティアマト→水着ティアマト→カズラの順で宝具使用 |
| 2T | カード選択・コマンドカードを3枚選ぶ ※ブレイブチェインはNG ※最も火力が出るのはマイティチェイン ※カード単体の高火力はQ |
| 3T | カード選択・コマンドカードを3枚選ぶ ※最も火力が出るのはマイティチェイン ※カード単体の高火力はQ |
今回の水着イベントの90++では、Wティアマト編成で3ターン周回が可能でした。しかし相手がバーサーカーであり、クエスト自体の難易度も高くなかったため、今後の90++でも安定して周回できるかといえば正直疑問です。
また、「周回可能」とはいっても無理やり運用している感は否めず、最適解になりにくいサーヴァントだと思います。水着ティアマトが真価を発揮できるのは、宝具で十分なダメージを出せない場面であり、通常の周回では性能を生かしきれない印象です。
| 水着イベント90++の周回編成 |
90+までならいける
推しを無理やりアタッカーにできる
水着ティアマトのカードは等倍相手にも10万前後のダメージを与えられるため、90+までのクエストであれば問題なく周回に活用できる性能です。Wティアマトのバフさえあれば、残りの1騎はどんなキャラでもよいため、幅広い編成が期待できます。
また、普段はアタッカーとして活躍しづらいキャラを、Wティアマトのバフで無理やりアタッカー運用する編成も面白そうです。
水着ティアマトで周回するデメリット
環境システムの方が安定する
水着ティアマトの全体バフによってクリパの運要素は大きく軽減されているとはいえ、100%安定するわけではありません。現状では、環境の主流である宝具主体の周回方法を押しのけてまで、水着ティアマトで周回する必要はありません。
宝具を撃って周回しなければならない
水着ティアマトのバフ量は、宝具に大きく偏っています。そのため、周回でも宝具を使用する必要があり、キャストリアやオベロンのように、スキルだけでも周回編成に組み込める手軽さは感じられませんでした。
クラスが弓
水着ティアマトは自身のカードで攻撃する関係上、クラスがアーチャーであるため、どこでも周回できるわけではありません。相手がセイバーであれば90++でも周回可能だと思いますが、やはり環境トップのキャラほどの汎用性は持ち合わせていません。
ティアマト自体の育成が必要
水着ティアマトは自身のカードで攻撃するため、アタッカーとしての育成が必要です。レベル上げはもちろん、クリティカル火力に大きく影響するクラススコアの解放や、アペンドスキル4の強化も進めておきたいところです。
さらにコマンドコードの刻印やコマンドカード強化によって、火力を伸ばせます。ただし、完全な育成を目指そうとすると宝具アタッカー以上に手間やQPがかかります。
水着ティアマトの高難易度での使用感
宝具回転率が良く耐久可能
水着ティアマトは、高難易度において最高峰のサポーターです。パーティ全体に弱体耐性を付与できるためギミック対応能力が高く、さらに無敵付与によって耐久面にも大きく貢献します。
火力面の支援はもちろん、即時NP30%配布や毎ターンNP10%獲得といった宝具支援能力も兼ね備えており、高難易度で欲しい要素を幅広く持っています。そのため、今後の高難易度クエストにおいて多くの活躍が期待できる性能と言えます。
高難易度Qの希望になれる
クイック系のパーティは耐久性に難があり、高難易度には不向きな編成とされてきました。しかし、水着ティアマトの登場によって耐久面の改善に加え、火力面の強化も実現されたことで、高難易度攻略が行いやすくなりました。
実際に使っておすすめできる編成
カズラ+W水着ティアマト編成
カズラドロップはスキルで高倍率のクイックデバフと、色バフとして扱われるクリティカル耐性ダウンを相手に付与できます。水着ティアマトと相互にバフを掛け合うことでパーティ全体の火力が上昇し、よりどのカードでも高火力を発揮できるようになります。
ティアマトのアペンド2がレベル10であれば、全員礼装フリーで周回可能です。そのため、イベント周回でも使いやすい編成です。
90★を3T攻略可能
カズラ+W水着ティアマト編成では、オーディール・コールの90★クエスト「神秘主義と魂の故郷」を3ターン周回できました。さらに水着スカディを控えに置くことで、運要素を大きく減らすことが可能です。
検証クエストと発生ダメージログ
| 編成 | |
| クエスト | 白紙化地球・神秘主義者と魂の故郷 |
| 動き | ・水着ティアマトはアペンド2Lv10 ・3wave目に水着スカディをオダチェン ・アーチャーのクラススコア全解放 |
| ダメージ | 【1wave】 ・279,172(カズラ宝具/約14万/体)【2wave】 ・約36万(カズラQ) ・約31万(サポティアマトA)【3wave】 ・374,411(ティアマトQ) ・358,317(ティアマトA) ・463,404(ティアマトB) |
ティアマトのAでも35万以上のダメージ
等倍相性のエレナに対して、ティアマトのアーツカードで35万以上のダメージを出せました。さらに、水着ティアマトのブレイブチェインによって、エレナのHP115万を削り切ることができました。
最も火力が出せるのは相性有利なカズラドロップですが、等倍相性のティアマトでも大ダメージを与えられる点は大きな強みです。最終WAVEのカード配分に応じて、水着スカディのバフ対象を切り替えることで、安定した3T周回が可能です。
安定感がある
Wティアマト編成の弱点は、ティアマトのカードで火力が出ないと運の要素が強くなってしまうことです。そのため、ティアマトのサポートもできるのがカズラの大きな魅力です。カズラはスキルでダメージを出せるクラスが多いため、汎用性が高いのがポイントです。
| カズラドロップの性能と評価 |
高杉+W水着ティアマト編成
不足しているBバフを供給できる、同クラスのクリティカルアタッカー高杉晋作と組み合わせてみました。宝具で重なるクリバフ持ちなため、宝具も使っていくことで、高杉さんの火力がどんどん上がっていきます。
90★を3T攻略可能
こちらの編成でも「神秘主義と魂の故郷」を3T周回可能でした。ボスのエレナに対して相性等倍でありながら、100万以上のダメージを与えられる点が大きな魅力です。
検証クエストと発生ダメージログ
| 編成 | |
| クエスト | 白紙化地球・神秘主義者と魂の故郷 |
| 動き | ・水着ティアマトはアペンド2Lv10 ・3wave目に水着スカディをオダチェン ・高杉はほぼ完全体 |
| ダメージ | 【1wave】 ・1,365,138(高杉宝具/約68万/体)【2wave】 ・約28万(ティアマトQ) ・約45万(高杉B)【3wave】 ・569,229(高杉宝具) ・244,628(ティアマトA) ・537,847(高杉B) |
安定感に欠ける
こちらの編成では、高杉晋作がエースアタッカーとして大ダメージを叩き出してくれます。しかし、水着ティアマトと高杉晋作のカード火力には大きな乖離があり、その結果、運要素が強くなってしまいました。
90++でも使用可能ライン
最終waveでは、相性等倍の相手に対しても宝具で全体に50万以上のダメージを与え、さらに追撃でHP115万を削り切ることができました。そのため、90++でも十分に通用する火力だと感じました。カード運は絡むものの、推しで周回できる可能性があるのは素直に嬉しいポイントです。
結論
無理やりながら周回でも使える性能
水着ティアマトは、クリティカル攻撃に乗る各種バフを豊富に所持しており、それらをパーティ全体に付与できます。その結果、どのカードでも相性等倍の相手に対して10万以上のダメージを狙うことが可能です。
最終WAVEでは、等倍相手に対しても100万以上のダメージを叩き出せるため、90++周回にも対応できる性能だと言えます。運要素は残りつつも、強く使っていける性能だと感じました。
環境サポーターではない
水着ティアマトは非常に魅力的な性能を持っていますが、オベロンなどの環境サポーターと比べると扱いやすさに欠けます。特に、クリティカル殴り特有の不安定さがあるため、安定性の高い宝具周回には及ばず、現状では周回環境で大活躍するタイプのサーヴァントではありません。
敵が1~2体のクエストで活躍しやすい
敵の数が少ないバトルでは、水着ティアマト編成が活きます。敵が大物、小物という並びでも、カード殴り2枚と1枚といった具合で対応可能です。カードのNP回収率も高くなるので、状況に応じて宝具も使いながら攻略可能です。
また、敵が少ないクエストはNP回収率が悪いため、AシステムやQシステムが苦手とするクエストです。競合が苦手だからこそ、水着ティアマトが、輝く瞬間があるかもしれません。
敵が4体以上のクエストは無理
クリ殴りのみで攻めるWAVEでは、どう頑張っても3体までしか倒せないため、4体以上出現するクエストは水着ティアマト編成の天敵です。また、敵が多く出現するとNP回収率が良くなるため、宝具主体の方が楽に周回できます。
高難易度では最強サポーターと断言できる
高難易度では、パーティ全体に弱体耐性を配れるため、ギミック対応能力が高いのが魅力です。無敵による耐久や、火力面での支援能力も高いため、高難易度では最高峰のサポーターとして活躍します。
水着ティアマトは引くべき?
1騎はもっておきたい
水着ティアマトは、クリ殴り&高難易度サポーターという唯一無二な性能をしています。サポーターはアタッカー以上に替えの効かない存在のため、1騎は確保しておくと安心です。宝具1でも強力なサポーターとして使える点も魅力です。
推しがクリアタッカーなら引くべき
推しがクリティカルアタッカーであれば、水着ティアマトを入手することを強くお勧めします。私の場合は高杉さん推しですが、水着ティアマト編成によって、高杉さんが90++を周回できる可能性が生まれました。
推しの活躍の機会が増えること自体が大きなモチベーションになります。もし貴方の推しがQAのクリアタッカーであれば、水着ティアマトは引く価値のあるサーヴァントです。
| 高杉晋作の性能と評価 |
環境サポーターと比べると優先度は低い
何度も言及していますが、クリ殴りにはどうしても運の要素が付き纏います。対して宝具主体の周回は、毎ターン同じ動きを再現可能です。
そのため、水着ティアマトは環境サポーターとは言えず、オベロンやキャストリアなどの環境サポーターの方が、引くべき優先度は高くなります。
冠位戴冠戦を見越して引くのもあり
アーチャークラスには、サポート性能に特化したサーヴァントが他にほとんど存在しないため、研鑽戦や高難易度の認定戦における水着ティアマトの活躍が期待できます。おそらく冠位戴冠戦[弓]開催時に再PUされる可能性がありますが、今のうちに入手しておくのも良いでしょう。
| 冠位戴冠戦の攻略と開催時期 |
最後に
個人的に、水着ティアマト引いて良かったと心から思えるサーヴァントでした。一癖ある性能ですが、普段と違ったクリ殴り周回は、とても新鮮で楽しさを感じれました。
何よりも、水着ティアマトは推しの高杉さんの可能性を広げてくれました。90++でも通用するラインに押し上げてくれたと感じているので、今後のイベント周回で使うのが今から楽しみです。