【FGO】バゼット(マナナン・マク・リール)の元ネタと史実解説
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- FGO攻略班
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FGO(フェイトグランドオーダー)のサーヴァント「バゼット・フラガ・マクレミッツ(マナナン・マク・リール)」の元ネタである史実を解説。原典となる神話や歴史、史実と設定の相違点や登場済みのサーヴァントとの関係性を掲載しているので、FGO(FateGO)を考察する参考にどうぞ。
©TYPE-MOON / FGO PROJECT
バゼット・フラガ・マクレミッツの元ネタ
バゼットのプロフィール
出典 | Fate/hollow ataraxia |
地域 | 欧州 |
時代 | 21世紀 |
誕生年月日 | 不明 |
没年 | 不明 |
出典の詳細
初出は「Fate/hollow ataraxia」
バゼットは「Fate/staynight」の続編かつファンディスクに当たる「Fate/hollow ataraxia」で初登場した人物。聖杯戦争終結後の半年後に起きた、繰り返される四日間に現れる。
アイルランド出身で、「伝承保菌者(ゴッズホルダー)」という神代の魔術を受け継いできた名門の魔術師。封印指定の執行者として魔術協会に所属し、魔術師の中でも屈指の腕前を持つ。
第五次聖杯戦争では本来のランサーのマスター
ゲーム本編では、第五次聖杯戦争においてランサーとして召喚されたクー・フーリンのマスターだった。しかし監督役である言峰綺礼に騙され、左腕ごと令呪を奪われてしまう。
言峰の策略により瀕死状態だったバゼットは、「死にたくない」という願望を叶えるために、聖杯の中にいたアンリマユと契約。バゼットは仮死状態で一命を取り留めながら、繰り返される四日間の中で夜の聖杯戦争に参加することになる。
アンリマユの元ネタ |
バゼットの能力
現存する宝具「斬り抉る戦神の剣(フラガラック)」の使い手。宝具のような相手の切り札である攻撃に反応して発動し、因果を逆転させて自身の攻撃を先手に置き換えられる。
結果的に「斬り抉る戦神の剣」の攻撃で先に敵を殺害するため、敵の攻撃はなかったことにされる。ちなみにこの宝具は使い捨てで、生成するにはバゼットの血を用いる儀式によって1つにつき一ヶ月かかる。
マナナン・マク・リールの元ネタ
出典 | ケルト神話など |
地域 | アイルランド |
時代 | 不明 |
誕生年月日 | 不明 |
没年 | 不明 |
出典の詳細
マナナン・マク・リールとは、ケルト神話などアイルランドに伝わる物語に登場する神、もしくは人間。マナナン・マクリルとも呼ばれ、海神リールの息子ともされている。
マナナン・マク・リールの史実・伝承
フラガラッハを太陽神ルーに与える
マナナン・マク・リールは、ケルト神話にて養子である太陽神ルーにフラガラッハという剣を与えたとされている。フラガラッハはどんな鎖も切り裂き、敵に投げれば剣自らが敵を倒し、与えた傷は治癒できないとされている。
概念礼装「フラガラック」のマテリアル |
ディルムッドを養子に持つ
マナナン・マク・リールは、ケルト神話におけるディルムッド・オディナの養父でもある。セイバーのディルムッドのマテリアルでは、魔剣モラ・ルタはマナナンに授けられたとされている。
ディルムッドの元ネタ |
宝具の元ネタ
斬り抉る戦神の剣
宝具名 | 斬り抉る戦神の剣 『フラガラック』 |
宝具名の由来
「Fate/hollow ataraxia」にて、バゼットが使用していた宝具そのもの。元々はマナナン・マク・リールが太陽神ルーに授けた剣。
Fateシリーズでの設定
FGOでの小ネタ
マナナン・マク・リールの疑似サーヴァント?
FGOで発表された際は「マナナン・マク・リール[バゼット]」という表記だった。おそらくマナナン・マク・リールがバゼットを依代にした疑似サーヴァントかと思われる。
関係の深いサーヴァント
キャラ名 | バゼットとの関係 |
---|---|
アンリマユ |
「Fate/hollow ataraxia」にて契約したサーヴァント。 |
クーフーリン |
「Fate/stay night」における第五次聖杯戦争で、ランサーとして本来召喚したサーヴァント。 |
言峰綺礼 |
「Fate/hollow ataraxia」にて言峰から騙し討ちに合い、令呪を奪われる。 |
カレン |
「Fate/hollow ataraxia」の本編では一度会ったきりの関係。 |
参考文献
・wikipedia