【FGO】プトレマイオスの元ネタと史実解説
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FGO(フェイトグランドオーダー)のサーヴァント「プトレマイオス」の元ネタである史実を解説。原典となる神話や歴史、史実と設定の相違点や登場済みのサーヴァントとの関係性を掲載しているので、FGO(FateGO)を考察する参考にどうぞ。
©TYPE-MOON / FGO PROJECT
プトレマイオスの簡易元ネタ
出典 | 史実 |
地域 | マケドニア、エジプト |
時代 | 紀元前300年 |
誕生年月日 | 不明 |
没年 | 不明 |
武将と統治者2つの側面を持つ人物
プトレマイオスはアレクサンドロス大王(イスカンダル)の東征において将軍として従軍し、アレクサンドロスの死後はエジプトにプトレマイオス朝を打ち立て、初代ファラオとして君臨した人物である。
アレクサンドリア図書館の発案者
プトレマイオスは、プトレマイオス朝の治世の中で、学者の研究施設である「アレサンドリア図書館」の建設を進めた人物だ。施設の完成は、息子であるプトレマイオス2世の手によって達成されている。なお、この図書館はカエサルが原因で焼失したとされている。
武将のプトレマイオス解説
東征において将軍の地位で活躍
青年時代のプトレマイオスは、イスカンダル(アレクサンドロス3世)が行った東征において、将軍という高い地位で従軍していた。また、東征前には「ミモザ」と呼ばれる学園にて、イスカンダルと共に学んだ学友ともいえる。
イスカンダル死後に後継者となる
イスカンダルの死後、配下の将軍たちが「後継者(ディアドコス)」の座を巡って繰り広げた戦争「ディアドコイ戦争」が勃発した。プトレマイオスは移送中だったイスカンダルの遺体を自国領に埋葬し、後継者としての威信を手に入れ、最終的にディアドコイ戦争に勝利した。
老王のプトレマイオス解説
エジプト王「プトレマイオス朝」を興す
後継者の地位を得ることに成功したプトレマイオスは、エジプトにてファラオ(王)となり、「プトレマイオス朝」を興すこととなった。首都「アレクサンドリア」は世界の経済、文化の中心として栄え、アレクサンドリア図書館では多数の学者を排出した。
Fateシリーズでの設定
事件簿シリーズやFate/Zeroに登場していた
Fate関連作品で登場したプトレマイオスの初出は『ロード・エルメロイⅡ世の冒険』であるが、『Fate/Zero』内のイスカンダル宝具「王の軍勢」の中にプトレマイオスらしき人物がいる。また、8周年のPV『Beyond the Tale』にもプトレマイオスに似た人物が描かれている。
『Beyond the Tale』
再臨段階で武将と老王に変化する
FGOでは全盛期の姿で召喚されるが、プトレマイオスは将軍として名を挙げた時期と、初代ファラオとして統治していた時期の2つを全盛期としているため、若い時期と年老いた時期の両面を持つサーヴァントとして召喚されている。再臨段階で姿が変化し、スキル3と宝具効果も切り替わる。
アトラス院と繋がりを持つ
プトレマイオスはエジプトを拠点にもつ「魔術協会アトラス院」とのつながりを持つ。宝具「王の書庫」では、アトラス院の知恵が練り込まれたアレクサンドリア図書館を召喚し、その防衛機構によって敵を攻撃する。
融合宝具を持つ
プトレマイオスは宝具「王の書庫」と「月は知らず、久遠の光」を融合させて発動する宝具「灰燼の叡智(ソーテール)」を使用できる。他サーヴァントの持つ第2宝具と同様に、ゲーム内では基本使用されない。使用すると自身の霊核も砕けるため、1度きりの最終兵器と言える。
関係の深いキャラクター・サーヴァント
キャラ名 | プトレマイオスとの関係 |
---|---|
イスカンダル |
学友であり、付き従う王。 |
ヘファイスティオン |
東方遠征軍の一人。 |
クレオパトラ |
プトレマイオス朝最後のファラオ。 |
ダレイオス三世 |
東方遠征で戦った将軍。 |
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