【FGO】山南敬助の元ネタと史実解説
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FGO(フェイトグランドオーダー,Fate/GO)のサーヴァント「山南敬助」の元ネタである史実を解説。原典となる神話や歴史、史実と設定の相違点や登場済みのサーヴァントとの関係性を掲載しているので、FGO(FateGO)を考察する参考にどうぞ。
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山南敬助の元ネタ
山南敬助のプロフィール
出典 | 史実 |
地域 | 日本 |
時代 | 19世紀 |
誕生年月日 | 1836年 |
没年 | 1865年3月20日 |
山南敬助の史実解説と伝承
山南敬助の出自
山南敬助は1836年に生まれた以外の詳細な経歴は不明。陸奥国仙台藩である山南家の次男とされている。10代で江戸に出府して小野派一刀流の剣術を学ぶ、または北辰一刀流を免許皆伝したとも言われている。
試衛館での近藤との出会い
江戸の天然理心流剣術道場である試衛館にて、山南は他流試合に挑んで近藤勇に敗れる。この時に腕前や人柄から近藤を慕うようになり、試衛館の門下に入った。剣の腕前が高く、師範代にまで上り詰めたという。
壬生浪士組の結成
1863年に将軍警護のために作られた組織・浪士組に参加するため、山南は近藤たちと共に上京。その後、浪士組は分裂したが近藤や芹沢鴨たちと共に京都へ残り、壬生浪士組を結成した。山南は土方歳三と共に副長に就任する。
岩城升屋事件
壬生浪士組は会津藩の預かりとなってから、不逞浪士の取締りに専念していた。1863年、呉服商である岩城升屋に不逞浪士が数名押し入る事件があり、山南や土方は不逞浪士を撃退した。
この功績により、山南は大名から金8両を賜った。しかしこの事件で山南は左腕を負傷し、愛刀であった「摂州住人赤心沖光作」は激しく刃こぼれして折れてしまった。
新選組総長に就任
同じく1863年、壬生浪士組(新選組)の主導権争いにより筆頭局長の芹沢が粛清されると、近藤一派によって統一される。この組織再編により、局長の近藤、副長の土方に次いで山南は新選組の総長になる。
しかしこれ以降、山南は新選組の活動記録から消えてしまう。有名な池田屋事件や禁門の変でも山南の名前はない。後に新選組へ入隊した伊東甲子太郎が山南よりも上席の参謀として迎えられ、山南の立場が失っていったのが原因ともされている。
明里との関係
山南には京都島原の遊女であった明里という恋人がいた。後に山南が切腹をする前に、屯所の壬生前川家の一室で最期の言葉を交わしたという。「格子戸の別れ」として有名だが、このエピソードは創作とも考えられている。
脱走と最期
1865年、山南は「江戸へ行く」との置き手紙を残して屯所を脱走してしまう。その後、追手として派遣された沖田により、山南は大津で発見されて連れ戻される。
新選組は局中法度の規則により、脱走は切腹に処すことになっていた。山南はこれを受け入れて、1865年に切腹。山南の希望により、沖田が介錯を務めたという。
なお、山南が脱走した理由に関しては様々な説がある。新選組が江戸幕府の手先になっていくことに耐えられなかった、新選組の屯所移転に反対したが取り入れなかったなどが、主な理由として挙げられている。
宝具の元ネタ
山桜
宝具名 | 山桜 『やまざくら』 |
||
ランク | D | 種別 | 対軍宝具 |
レンジ | 1〜5 | 最大捕捉 | 30人 |
宝具説明
友と集い、友と走り、友を殺し、友から逃げたあの日の山桜。散りゆく己の霊基を削り、自陣にバフをかける強化宝具。本来であればその霊基を全て投げうつ自裁宝具であるが、過去を受け入れ認める事により対軍宝具へと昇華された。あの日の己との決別。
宝具名の由来
山南と親交のあった新選組隊士・伊東甲子太郎が、山南の死を悼んで詠んだ4首に山桜という言葉が出てくる。伊東は山南を山桜に例えて、死を惜しんだとされている。
Fateシリーズでの設定
FGOでの小ネタ
明里との別れ
イベントでは史実でも恋仲であった明里という女性が登場しており、死後の世界を彷徨っていた。山南とは次に会う約束をして別れたのを最後に病死してしまったことから、「格子戸の別れ」はなかったことになっている模様。
関係の深いサーヴァント
キャラ名 | 山南敬助との関係 |
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沖田総司 |
新選組一番隊隊長。沖田を弟のように可愛がっていたようで、山南の介錯も沖田が務めた。 |
土方歳三 |
新選組副長。壬生浪士組の頃に同じ副長として就任した。 |
斎藤一 |
新選組三番隊隊長。ボイスでは気が合うことが多い人物と評している。 |
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