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【FGO】カリオストロ伯爵の元ネタと史実解説

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FGO攻略班
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FGO(フェイトグランドオーダー)のサーヴァント「カリオストロ伯爵」の元ネタである史実を解説。原典となる神話や歴史、史実と設定の相違点や登場済みのサーヴァントとの関係性を掲載しているので、FGO(FateGO)を考察する参考にどうぞ。

カリオストロ伯爵

©TYPE-MOON / FGO PROJECT

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カリオストロ伯爵の元ネタと史実解説

出典 史実
地域 フランス
時代 18世紀
生没年月日 誕生日:1743年6月2日
命日:1795年8月26日
※諸説ある

稀代の詐欺師

アレッサンドロ・ディ・カリオストロ、通称カリオストロ伯爵は、18世紀のフランスで名を馳せた稀代の詐欺師である。錬金術師や医師、山師など多くの肩書を持ちながら社交界に潜り込み、富裕層から金品を騙し取っていたとされる。もちろん伯爵も詐称である。

首飾り事件で一躍有名になる

カリオストロの名が世間に知れ渡ったのは、当時のフランスの王妃・マリー・アントワネットに関係する「首飾り事件」だ。マリーの友人を騙るラ・モット伯爵夫人が、高級な首飾りを枢機卿から騙しとる事件が勃発したが、その事件の首謀者としてカリオストロが告発された。

首飾り事件に関しては冤罪

詐欺師として名を馳せていたカリオストロだが、首飾り事件には関与していなかった。最終的に無罪を勝ち取ったものの、冤罪であるにも関わらず、社交界に返り咲くこともできず、今後表舞台に上がることもなく、最後には異端審問の末に獄中で死亡した。

Fateシリーズでの設定と活躍

第2部と奏章のネタバレを含みます
設定と活躍の情報は、第2部以降のネタバレを含みます。特にオーディールコール(奏章)のネタバレを過分に含むため、奏章未クリアの方はご注意ください。

初実装は奏章2

カリオストロ伯爵

カリオストロ伯爵がFGOで実装されたのは、2024年に開幕した奏章2「不可逆廃棄孔 イド」である。それまでホームズの幕間や平安京の公式設定で名前のみ挙がっていたものの、実際に立ち絵が登場したのは奏章2が初である。

ホームズの幕間で名前が登場

ホームズ

カリオストロはホームズの幕間に、名前だけ登場している。オカルトの影響を無視できなくなった時計塔がエレナに刺客を送った回想シーンにて、時計塔はカリオストロ伯爵の影響で、学科を1つ増やさざるを得なかったと噂ながら解説されていた。

地獄界曼荼羅で登場していた設定がある

奈須きのこ氏と武内崇氏のインタビューにて、2部5.5章地獄界曼荼羅で渡辺綱が事前に倒していたサーヴァントとして、エレナとカリオストロ伯爵の名前が上がっていた。

ストーリーでは描写が長くなるという判断で、エレナとカリオストロのシーンはカットされている。なお、カリオストロはいずれ出てくるかもしれないと奈須氏は発言していた。

プリテンダーとして実装

カリオストロの真の正体

名ばかりが一人歩きしていたカリオストロだが、奏章2では当初アヴェンジャーの「カリオストロ(オルタ)」として登場。カリオストロは7人いるとされる「異星の使徒」の最後の使徒「伯爵」であったが、異星の使徒としての振る舞いは嘘偽りと称し、プリテンダーのクラスを明かした。

カリオストロ本人曰く「天性のプリテンダー」。詐欺師として様々な社交界を渡り歩いてきたため、「役を羽織る」のは十八番なのだろう。なお、プリテンダー演出では真名と紹介されているが、カリオストロも本名ではないため、根っからのプリテンダーである。

裏切りを繰り返す

悪性情報カリオストロ

異星の使徒を裏切り、一時は人理のサーヴァントとして行動を共にしたが、最終的にはカルデアを裏切り敵対。アヴェンジャーたちの力を借りて撃退したが、本体は「悪性情報カリオストロ」として主人公の廃棄孔に寄生し、生命を蝕もうとしていた。

なお、悪性情報カリオストロもとい「最終使徒・カリオストロ絶望伯」とのバトルでは、主人公がこれまで戦ってきた敵に似たような演出が発生する。魔神柱のような柱でありながら顔面のある第2部5章のゼウスのようなフォルム、クリティカル攻撃はケルヌンノスの手など、過去戦った敵を踏襲している。

カリオストロ伯爵の関連キャラクター

キャラ 関連
マリー
マリー
首飾り事件の関係者。
カリオストロは冤罪であったが、マリー(当時のフランス王室)と共に信頼が失墜していった。
巌窟王エドモン
巌窟王
奏章2内で敵対していた人物。
カリオストロは「巌窟王の大敵こそ、この私!」と語る。なお、史実ベースでは接点のない2人だが、Fate世界観ではカリオストロは1795年に死亡しておらず、巌窟王(モンテクリスト伯)と関係があるようだ。

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