【FGO】水着虞美人の元ネタと史実解説

水着虞美人の元ネタ

水着虞美人のプロフィール

出典の詳細

出典は「史記」「漢書」

虞美人の出典は中国の歴史書「史記」「漢書」とされている。史記の作者は司馬遷、漢書の作者は班固・班昭ら。

史記と漢書は中国王朝の正史「二十四史」の一つであり、その中でも史記と漢書は歴史的・文学的に最高の評価を得ている。

水着になった経緯

2020年の水着イベント「サーヴァントサマーキャンプ」で水着姿になって登場。ストーリーでは項羽と共に特異点の調査をする予定だったが、諸事情により項羽は不在で水着虞美人のみで向かうことになった。

途中で虞美人が分裂することもあったが、黒幕の徐福が虞美人同士を戦わせて自分自身による殺害を誘発させるために分裂させていた。

水着虞美人の人物像

通常の虞美人とほぼ同じだが、項羽から槍を貸し与えられたことで若干浮かれている。人間嫌いは変わらず、自分に色目を向けるナンパ男たちへの容赦のなさが一段階上がっている。

宝具の元ネタ

アンチフリング・ロンド

宝具説明

項羽に貸し与えられた、項羽の愛の具現化である（と当人は思っている）槍による、対・夏の魔物用強制排除ムーブ。極端な決めつけによる男性特攻を持つ。

元の宝具『呪血尸解嘆歌』と同じように自らの肉体を破壊しながら魔力を暴走させて異常気象を起こす。

項羽の槍を軸とした槍舞の動きにより「回転」のベクトルが与えられることで、結果的に血の雨ではなく竜巻型の呪詛が発生することになる。永遠の嘆歌（ラメント）が形を変えた、死の輪舞（ロンド）。

宝具名の由来

フリングは英語で浮気や一夏の恋という意味を持つ。

Fateシリーズでの設定

史実との相違点

徐福との関係

FGOでは生前に虞美人と徐福が出会ったことになっている。不死に悩む虞美人を救うために、徐福は不死殺しの研究をするきっかけになった。

史実での徐福は、始皇帝に東方の三神山(蓬莱)に不老不死の霊薬があると持ちかけ、3000人の技術者と財宝や食料を援助して旅立ったという。

一説では徐福は三神山には辿り着かず、広い平野と湿地を得て王になり秦には帰らなかったとも、出港もせずに金品をせしめた詐欺師ともされている。

関係の深いサーヴァント

キャラ名	水着虞美人との関係
項羽	生前の恋人であり夫。
蘭陵王	生前から知り合っていた友人。
始皇帝	異聞帯で虞美人の肉体を解析し、真人躯体を創り上げた人物。
徐福	始皇帝の命を受けて不老不死の研究を行った人物。 FGOでは虞美人を殺す（解放）べく、「不老不死を殺す」研究をしていた。

参考文献
・wikipedia

関連記事
虞美人（水着）	▶︎評価とスキル優先度▶︎運用方法とおすすめ編成▶︎霊基再臨・マテリアル▶︎セリフ・ボイス一覧▶︎元ネタ・史実解説