【FGO】テセウスの元ネタと史実解説

テセウスの元ネタ・史実解説

ギリシャ神話に登場する英雄

テセウスはギリシャ神話の、ミノタウロス討伐やアルゴー船での冒険譚で登場する英雄である。一説には海神ポセイドンの子供とも語られるが、アテナイ王アイゲウスの子で後のアテナイ王である。

ミノタウロスを討伐した

テセウスはクレタ島に陣取り生贄を要求する、ミノタウロスを討伐した偉業で知られている。ミノタウロスは迷宮ラビリンスの中に生息しているが、迷宮であるため仮に討伐に成功しても戻ることができないはずだった。

しかし、テセウスは迷宮の入り口から赤い麻糸を伸ばし、見事ミノタウロスの討伐に成功した後、麻糸を辿って迷宮から脱出した。この糸はテセウスに惚れた、アリアドネが託した物であるため、「アリアドネの糸」と呼ばれる。

「テセウスの船」の話でも有名

テセウス自身の逸話ではないが、パラドックスで有名な「テセウスの船」でも有名である。テセウスの船とはある物体の構成するパーツが、別のパーツに全て置き換わった時、置き換える前の物体と、置き換わった後の物体は「同じ物体」と言えるのかという問題である。

Fateシリーズでの設定

初登場はキルケーの幕間

テセウスはキルケーの幕間「アルゴー号の呪い」で登場している。立ち絵はないが、キルケーとアリアドネのことについて会話をしていた。

キャラデザは聖杯戦線2023のTVCMが初

テセウスは聖杯戦線2023内で登場したサーヴァントであるが、キャラクターとしての初出は同イベントのTVCMであった。開催直前の生放送にて同日実装されるサーヴァント2騎が発表後にTVCMが流され、未告知のキャラクター、後に判明したテセウスがいると一時騒然となった。

「聖杯戦線2023」のTVCM

関係の深いキャラクター・サーヴァント

キャラ名	テセウスとの関係
アステリオス	テセウスが討伐したミノタウロスの別名。
メディア	毒殺されそうになったため追い出した継母。FGOのメディアにこの記憶はない。
イアソン	アルゴー号の船長。

参考文献
・wikipedia
・ツナグ海事事務所

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