【FGO】メアリー・アニングの元ネタと史実解説
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『FGO(フェイトグランドオーダー)』のキャラ「メアリー・アニング/マンガで分かるランサー」の元ネタである史実を解説。原典となる神話や歴史、史実と設定の相違点や登場済みのサーヴァントとの関係性を掲載しているので、FGO(FateGO)を考察する参考にどうぞ。
©TYPE-MOON / FGO PROJECT
メアリー・アニングの元ネタ
メアリー・アニングのプロフィール
出典 | 史実 |
地域 | イギリス |
時代 | 19世紀 |
誕生年 | 1799年 |
死没 | 1847年 |
メアリー・アニングの史実解説と伝承
イギリスの化石採集者かつ古生物学者
メアリー・アニングはイギリスの化石採集者・古生物学者で、イクチオサウルスやプレシオサウルスなどの化石を発見した。家具職人の父に化石採集のノウハウを習い、1810年に父が亡くなってからは兄のジョセフとともに化石採集で家の生計を支えていた。
父の死から数カ月後に、12歳のメアリーはイクチオサウルス初の全身化石を発見する。化石は重要な発見として王立協会の手に渡ったが、当時はまだ古生物学が進んでおらず、科学者たちは化石の正体をワニではないかと考えていた。
化石の発見と埋もれた名声
1823年にメアリーは、プレシオサウルスの完全な骨格を発見した。発見した化石は、ウィリアム・ダニエル・コニベアによって記述され、新種記載で生物を定義するためのタイプ標本となった。1828年には翼竜ディモルフォドンの全身化石などを発見している。
化石を発掘するごとにメアリーの評判は高まり、科学者や収集家との交流も増えたが、科学界はメアリーの功績を認めようとはしなかった。男性科学者たちは論文を書く際にメアリーの発見を彼女によるものと認めず、ロンドン地質学会はメアリーの入会を拒否した。
30代後半になるとイギリス学術振興協会から収入を得るようになるが、メアリーは女性であるために、本や論文の出版を許されなかった。メアリーは47歳で亡くなったが、死の数ヶ月前にロンドン地質学会の名誉会員に選ばれている。
古生物学への貢献
メアリーが発見した骨格化石は、絶滅があった事実を裏付ける証拠となり、初期の古生物学に大きく貢献した。当時は動物が絶滅するとは信じられていなかったが、メアリーの発見した化石がもたらした調査結果は、古代の生物への正しい理解を導いた。
宝具の元ネタ
在りし世のドーセット沿岸
宝具名 | 在りし世のドーセット沿岸 『ドゥリア・アンティクィオル』 |
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ランク | B | 種別 | 対軍宝具 |
レンジ | 40 | 最大捕捉 | 50人 |
宝具説明
ドゥリア・アンティクィオル。古生物を模した使い魔たちを召喚し、敵めがけて一斉に解き放つ。本当は固有結界でジュラ紀の海を再現するような、かっこいい宝具が理想だったのだが、彼女の英霊としての格ではこれが限界だった。
馳せ参じる面々は、首長竜(プレシオサウルス)、魚竜(イクチオサウルス)、翼竜(ディモルフォドン)、蛇石(アンモナイト)、矢石(ベレムナイト)、それに愛犬トレイ。いずれも生前、ゆかりの深かったものたちである。
宝具名の由来
「太古のドーセット(Duria Antiquior - A More Ancient Dorset)」という絵画が由来。メアリーの友人で地質学者だったヘンリー・デ・ラ・ビーチが描いたもので、ヘンリーは印刷した絵を売り、家計に苦心していたメアリーのために資金を集めたという。
Fateシリーズでの設定
FGOでの小ネタ
うどんサーヴァントの一体
『ますますマンガで分かる!Fate/Grand Order』にて、ダ・ヴィンチちゃんが作ったうどん生地から生成されたサーヴァントの一体。初登場の回ではアサシン、ライダーと共謀して、リヨぐだ子を背後から串刺しにしている。
関係の深いサーヴァント
キャラ名 | メアリー・アニングとの関係 |
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バニヤン |
メアリーと同じく『マンガで分かるFGO』が初出で、うどん生地から生まれたサーヴァント。 |
アルトリア |
マイルームでイケメン具合に感動し、同じ地元の者としてテンション高く話しかけている。 |
水着ダヴィンチ |
2021年夏イベントで恐竜の子供を発見している。 |
メアリー・アニングのセリフ・ボイス |
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