【FGO】アストルフォ（セイバー）の元ネタと史実解説

アストルフォ（セイバー）の元ネタ

アストルフォ（セイバー）のプロフィール

出典の詳細

出典は「シャルルマーニュ伝説」

アストルフォは中世フランスの武勲詩に登場する「シャルルマーニュ十二勇士」の1人。

12世紀から13世紀にかけて生まれた、数々の武勲詞の内、シャルルマーニュが登場する物語詩をまとめて「シャルルマーニュ伝説」と呼ばれている。

アストルフォの出自

アストルフォは、イングランド王のオットーを親に持つ王子様。同じシャルルマーニュ十二勇士のローランやブラダマンテ、リナルドは従兄弟にあたる。

セイバークラスは「FGO」が初

セイバーアストルフォはFate/Grand Orderの2019年クリスマスイベント「ナイチンゲールのクリスマス・キャロル」で初登場。

イベントでは事件の黒幕のようにも見えるが、11月29日現在ではどのような形で微小特異点に関わっているのか不明。

アストルフォ（セイバー）の人物像

属性は変わらず、いつものアストルフォが剣を持っただけ、とも言える。元々ライダークラスだが剣を所持しているため、技量としては並より少し上。

セイバーになったことで若干騎士度がアップしている。普段より5%くらい礼儀正しく、5秒くらい長く理性を保つことができる。お辞儀をする角度も5度くらい深いし、5倍の力で手を握り締めてくれる。

宝具の元ネタ

ヴルカーノ・カリゴランテ

宝具説明

巨人カリゴランテが仕掛けていた神をも捕らえる網。……だったのだが、アストルフォの角笛によりカリゴランテは恐慌に陥り逃走。

自爆した形で、この網に引っ掛かってしまった。紆余曲折あって、網はアストルフォがセイバークラスへと霊基変化した際に剣へと鍛え直された。鞭剣、または蛇腹剣とも称されるそれは、全戦士のロマン武器である（断言）。

宝具名の由来

「カリゴランテ」はアストルフォが倒したとされる邪悪な巨人のこと。

「ヴルカーノ」は火山の意味合いを持つが、ギリシャ神話において巨人たちの鍛冶工房があると言われるヴルカーノ島の可能性もある。

クレイジートリップ・ドライブアイドル

宝具説明

封印されている第二宝具。ライダーとして召喚された場合に使用可能なヒポグリフの力を発動するもの。どこにでもいるしどこにもいない、虚数的存在となって敵陣を攪乱する。

具体的に言うと、アストルフォが多重分身となる上に、本物がいたりいなかったりいても攻撃を喰らわなかったりする。さらに最悪なことに一定時間が経過すると、アストルフォは倍々ゲームで増えていく。

百人近いアストルフォがワイワイキャーキャー暴れる様は、一部サーヴァントにとっては悪夢のようだとか。

宝具名の由来

宝具名の元ネタは不明。宝具説明から「この世ならざる幻馬(ヒポグリフ)」の力が宝具のモチーフかと思われる。

Fateシリーズでの設定

FGOでの小ネタ

「マンガで分かる！FGO」での小ネタ

▲アニメ「マンガでわかる！FGO」で映像化(4:49~)

「もっとマンガで分かる！FGO」では、星5アストルフォがネタとして登場していた。漫画登場時のセリフである「ボクはキミの剣」は、セイバーアストルフォの公式紹介文「ボクこそがキミの剣だ！」の元ネタになっている。

ちなみに「マンガで分かる！FGO」のアニメにて、該当シーンが映像化されている。

スキルの元ネタ

セイバーアストルフォのスキルである「破却宣言(キャッサー・デ・ロジェスティラ)」と「恐慌呼び起こせし魔笛(ラ・ブラック・ルナ)」は元々アストルフォの宝具。

「破却宣言」はさる魔女から譲り受けた、全ての魔術を打ち破る手段が記載されている書物。所有しているだけで自動的にAランク以下の魔術をキャンセルすることが可能。

「恐慌呼び起こせし魔笛」は竜の咆哮や神馬の嘶きにも似た魔音を発する角笛。善の魔女・ロゲスティラがアストルフォに与え、ハルピュイアの大群を追い払うのに使用された。

関係の深いサーヴァント

キャラ名	アストルフォとの関係
ブラダマンテ	同じシャルルマーニュ十二勇士の1人。 結果的にヒポグリフをアストルフォに譲渡するはめになる。
シャルルマーニュ	シャルルマーニュ十二勇士を束ねる主君。 アストルフォは彼の甥にあたる。
ローラン	同じシャルルマーニュ十二勇士の1人。 失恋のショックで失った理性をアストルフォが取り戻す。

参考文献
・wikipedia

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