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【FGO】アストルフォの元ネタと史実解説

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FGO攻略班
最終更新日
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FGO(フェイトグランドオーダー)のサーヴァント「アストルフォ」の元ネタである史実を解説。原典となる神話や歴史、史実と設定の相違点や登場済みのサーヴァントとの関係性を掲載しているので、FGO(FateGO)を考察する参考にどうぞ。

アストルフォ
©TYPE-MOON / FGO PROJECT

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アストルフォの元ネタ

アストルフォのプロフィール

出典 シャルルマーニュ伝説
地域 フランス
時代 12世紀〜13世紀
誕生日 不明

出典の詳細

出典は「シャルルマーニュ伝説」

アストルフォは中世フランスの武勲詩に登場する「シャルルマーニュ十二勇士」の1人。

12世紀から13世紀にかけて生まれた、数々の武勲詞の内、シャルルマーニュが登場する物語詩をまとめて「シャルルマーニュ伝説」と呼ばれている。

アストルフォの史実・伝承

アストルフォの出自

アストルフォは、イングランド王のオットーを親に持つ王子様。同じシャルルマーニュ十二勇士のローランやブラダマンテ、リナルドは従兄弟にあたる。

数々の武具

アストルフォの実力は、十二勇士の中でも弱い部類であった。しかし、持ち前の強運で数多くの武具を手に入れ、その力で功績を立てた。

「触れた相手を必ず落馬させる槍」はアストルフォが「一騎打ちで負け無しのパラディン」として名を馳せる基盤を作った武具だ。カール大帝の開いた御前試合で折れた槍の代わりに手に取ったアルガリア王子の槍が件の槍であった。

その後もアストルフォは善の魔女ロジェスティラから、あらゆる馬術を打ち破る魔術書と、聞くもの全てを恐怖に陥れる角笛を譲り受け、巨人カリゴランテを捕虜にしたりタタールの王アグリカーネを撃退したりといった功績を上げている。

月への旅行

アストルフォは月へ旅立った逸話が有名だが、その動機はシャルルマーニュ十二勇士の1人ローランの理性を取り戻すためだった。

ローランは東洋の姫アンジェリカに恋をしたが、振られたショックから理性を失い、各地を全裸で暴れまわる。それを知ったアストルフォは、ローランの蒸発してしまった理性を求めて、「地上で失われたものが保存されている」月へ旅行をする。

月に行ったアストルフォは、ローランの理性が入った小瓶を取り戻し、無事にローランを正気に戻した。その際にアストルフォは自分の理性が半分入った小瓶も取り戻し、聡明な人物になった。しかし、しばらく経つとまた理性が蒸発してしまい、元の性格に戻ってしまったとされる。

アストルフォの人物像

美形の王子様

アストルフォはイングランド王の息子であり王子様。また容姿も女性と見間違うような美形を持っている。

お調子者のナルシスト

アストルフォは、どんなに便利な武具を使おうとも、全てが自分の実力であると断言する、お調子者のナルシスト。

物語の登場人物の中でも特に明るく、憎めないキャラ。更にとんでもない強運を持っており、どんな修羅場でも切り抜けて、傷一つ付かずに生還することも。

宝具の元ネタ

ヒポグリフ

宝具名 この世ならざる幻馬
『ヒポグリフ』
ランク B+ 種別 対軍宝具
レンジ 2〜50 最大捕捉 100人

宝具説明

真名を開放するとヒポグリフは「本来ありえない存在」としてこの次元から存在が抹消される。この時、「現実の存在」である乗り手が元の世界に引っ張り上げると、一瞬だけ消滅し、再び出現するという状態を引き起こす。

消滅している瞬間はあらゆる観測から逃れ、全ての攻撃を無効化する。

宝具名の由来

ヒポグリフは、シャルルマーニュ伝説に登場する、上半身は鷲、下半身は馬の幻獣。

元々は魔法使いアトランドが所持していた。
アトランドの息子ロジェロをブラダマンテと結婚させないため、ヒポグリフでロジェロを連れ去ったが、ブラダマンテにヒポグリフと共に取り返される。

しかしロジェロのみを載せたヒポグリフは暴走し、偶然にもアストルフォの元へと渡る。

Fateシリーズでの設定

史実との相違点

女装はしていない

Fateシリーズ上でのアストルフォは、「女性に振られて発狂したローランを慰めるために女装した」という設定でこのような格好をしている。しかし史実では、ローランを慰める際に、女装はしておらず、そのままの格好であったとされる。

関係の深いサーヴァント

キャラ名 アストルフォとの関係
ブラダマンテ
ブラダマンテ
同じシャルルマーニュ十二勇士の1人。
結果的にヒポグリフをアストルフォに譲渡するはめになる。
シャルルマーニュ
シャルルマーニュ
シャルルマーニュ十二勇士を束ねる主君。
アストルフォは彼の甥にあたる。
ローラン
ローラン
同じシャルルマーニュ十二勇士の1人。
失恋のショックで失った理性をアストルフォが取り戻す。
アストルフォの幕間で立ち絵が実装されている。

参考文献
・FGOマテリアルⅢ(TYPE-MOON BOOKS出版)
wikipedia

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