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【FGO】渡辺綱の元ネタと史実解説

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FGO攻略班
最終更新日
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FGO(フェイトグランドオーダー)のサーヴァント「渡辺綱」の元ネタである史実を解説。原典となる神話や歴史、史実と設定の相違点や登場済みのサーヴァントとの関係性を掲載しているので、FGO(FateGO)を考察する参考にどうぞ。

綱

©TYPE-MOON / FGO PROJECT

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渡辺綱の元ネタ

渡辺綱のプロフィール

出典 史実
地域 日本
時代 10世紀
誕生年月日 953年
没年 1025年3月17日

渡辺綱の史実・伝承

渡辺綱の出自

渡辺綱は嵯峨源氏の武士の子として武蔵国(現在の東京や埼玉)で生まれる。摂津源氏である源満仲の娘婿である源敦の養子になった、渡辺綱は渡辺源次綱、源次綱とも呼ばれ、渡辺氏の祖になる。

源満仲の長男である源頼光に仕え、頼光四天王の筆頭として活躍した。綱の先祖である源融は、紫式部が書いた「源氏物語」の主人公・光源氏の実在のモデルとされ、綱も美男子として有名だったという。

渡辺綱の逸話

渡辺綱は頼光四天王と共に酒呑童子を退治した逸話や、京都の一条戻橋の上で鬼の腕を切り落とした話が有名。一条戻橋の逸話は、舞台を羅城門にしたものもあり、話が混同されている。

一条戻橋の逸話では渡辺綱が道に困っていた若い美女を助け、馬に乗せる。すると女は鬼の姿になって綱の髪を掴み、愛宕山に連れ去ろうとした。綱は慌てず愛刀の髭切で鬼の腕を斬り難を逃れた。

名刀「髭切」の逸話

渡辺綱は源氏の名刀「髭切」を源頼光から貸し与えられ、茨木童子の腕を切り落としたことで有名。髭切は源満仲が、罪人の髭とともに首を斬ったことから名付けられた。

髭切は「太平記」で語られる「鬼切」とも同一視されることが多い。鬼切は、坂上田村麻呂が鈴鹿山で鈴鹿御前と戦う際にも使われている。

宝具の元ネタ

大江山・菩提鬼殺

宝具名 大江山・菩提鬼殺
『おおえやま・ぼだいきさつ』
ランク A 種別 対鬼宝具
レンジ 1 最大捕捉 1人

宝具詠唱

「臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前。我が剣、魔性を斬る者。『おおえやま・ぼだいきさつ』!燃えろ、代償が消滅する」

宝具名の由来

「大江山」は酒呑童子が住んでいた山であり、頼光四天王が酒呑童子を討伐した舞台でもある。宝具詠唱の「臨兵闘者 皆陣列(裂)在前」は九字といい、陰陽道などで主に災いから身を守る護身の呪文として行われる。

Fateシリーズでの設定

各サーヴァントの綱の印象

これまでのFGOのストーリーや幕間の物語などで、関係者から綱の名前が度々上がっている。頼光は金時の良い兄分であることや、剣術に関しては綱の方が自分より上手くやるとも評している。

また、生前の関係からマテリアルでは茨木童子が綱のことを強く憎んでいる。紅閻魔の幕間でも茨木が登場した際に、酒呑童子は綱が現れたら茨木が壊れてしまうかもと心配していた。

関係の深いサーヴァント

キャラ名 渡辺綱との関係
茨木童子
茨木童子
一条戻橋や大江山で戦った因縁の相手。
源頼光
源頼光
頼光四天王として仕えた主。
坂田金時
坂田金時
同じ頼光四天王であり、金時にとっての兄貴分。
酒呑童子
酒呑童子
大江山で戦った鬼の頭領。
紫式部
紫式部
紫式部が書いた「源氏物語」の主人公は、綱の先祖が実在のモデルだったとされている。

参考文献
wikipedia

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