【FGO】カレン・オルテンシア(アムール)の元ネタと史実解説
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FGO(フェイトグランドオーダー)のサーヴァント「カレン・C・オルテンシア(アムール/ゴッドカレン)」の元ネタである史実を解説。原典となる神話や歴史、史実と設定の相違点や登場済みのサーヴァントとの関係性を掲載しているので、FGO(FateGO)を考察する参考にどうぞ。
©TYPE-MOON / FGO PROJECT
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カレン・C・オルテンシア |
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カレン・オルテンシアの元ネタ
カレン・オルテンシアのプロフィール
出典 | Fate/hollow ataraxia |
地域 | 日本 |
時代 | 21世紀 |
誕生年月日 | 不明 |
没年 | 不明 |
出典の詳細
初出は「Fate/hollow ataraxia」
カレンは「Fate/staynight」の続編かつファンディスクに当たる「Fate/hollow ataraxia」で初登場した人物。聖杯戦争終結後の半年後に起きた、繰り返される四日間に現れる。
母親は自殺し、父親も行方不明だったため、身寄りがなく教会をたらい回しされる。その中でカレンの身体に聖痕が現れたことで、聖堂教会の代行者としての道を歩むことになる。
「繰り返される四日間」では、言峰綺礼が既に亡くなっているため、カレンが冬木教会を預かっている。作中ではクー・フーリンやギルガメッシュを従わせていた。
カレンの能力
「被虐霊媒体質」という異能を持ち、悪魔に憑かれた人物が近くにいると、その人物と同じ霊障を発症する。隠れた悪魔を探知できるが自身は生傷が絶えず、右目の視力や味覚が失われている。
また、男性を拘束する特性がある聖遺物「マグダラの聖骸布」を持つ。ただ、魔術回路を父親から受け継がれておらず、戦闘能力はない。
「Fate/Requiem」のカレン
「Fate/Requiem」ではカレン・フジムラという人物が登場しており、容姿などの特徴はカレンが元になっている。主人公である宇津見エリセの恩人で、先生と呼ばれている。都市管理AIの人型端末であり、各町を管理するカレンシリーズがいる。
アムールの元ネタ
出典 | ギリシア神話、ローマ神話 |
地域 | 古代ギリシア、古代ローマ |
時代 | 紀元前15世紀頃 |
誕生年月日 | 不明 |
没年 | 不明 |
出典の詳細
アムールはギリシャ神話に登場する「エロース」や、ローマ神話の「クピードー」と同一視される存在。エロースは恋心と性愛を司り、クピードーは愛を司る神である。なお、クピードーは英語読みにおける「キューピッド」の名で良く知られている。
アムールの史実・伝承
アムールの出自
アムール(エロース)は、「神統記」においてカオスやガイアと同じく、世界の始まりから存在した原初神として登場した。ただし、後に「軍神アロース」と「愛の女神アフロディーテ」の子であるともされ、後の創作物ではアフロディーテの子供としての設定で描かれることが多い。
なお、子供としてのアムール(エロース)は、若い男性の姿であったが、近世以降は翼の生えた少年や幼児として描かれるようになった。ビジュアルの変化は、クピードーやアモールと混同された影響と推測される。
アムールの逸話
翼の生えた少年姿のアムール(エロース)は弓矢「クピドの矢」を持つ。「クピドの矢」で刺された人物は、矢を刺されてから最初に見た人に対して、「金の矢」であれば恋心を増幅させ、「鉛の矢」の場合は嫌悪するようになる。
クピドの矢は創作物において、物語を動かすアイテムである。アポローンとダプネーの物語ではダプネーを「月桂冠」にする原因を作り、「愛と心の物語」では、エロースとプシューケーの恋物語の起点となった。
宝具の元ネタ
ザ・グレイテストヒッツ・“コーリング・アガペー”
宝具名 | 遍く無償の無限の愛 『ザ・グレイテストヒッツ・“コーリング・アガペー”』 |
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ランク | - | 種別 | - |
レンジ | - | 最大捕捉 | - |
宝具詠唱
「私の想いを具現化します。遍く無償の無限の愛を!聖なるかな、聖なるかな!『グレイテストヒッツ・コーリング・アガペー』」
宝具名の由来
アガペーはキリスト教における概念で、神が人間に対する愛情を表す。古代ギリシャ語でも自己犠牲的な愛を、アガペーと呼ぶ。
Fateシリーズでの設定
FGOでの小ネタ
アムールの疑似サーヴァント
FGOに登場した「カレン・C・オルテンシア」は、愛の神「アムール」が依代にした疑似サーヴァント。アムール神の権能とカレン本人の性格がマッチした結果、新生したとマテリアルで語られている。
なお、本名は「カレン・オルテンシア」だが、信仰上の理由で「キューピッド」の意味である「C」を挟んでいる。
宝具のレア演出でアムールが出現する
カレンの宝具演出は、発生したタマゴからカレン本人が出てくるのが大半だが、時折レア演出として幼児の姿をしたカレンが出現する。幼児姿の場合は、アムール(クピードー)としての存在が多く現れた結果と推測される。
言峰綺礼との関係
言峰綺礼とカレンは親子関係であることが示唆されている。「Fate/hollow ataraxia」本編では直接明言されていないが、外伝作品やインタビューなどでは2人が親子である情報がいくつも出ている。
関係の深いサーヴァント
キャラ名 | カレンとの関係 |
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言峰綺礼 |
カレンの父親だが、「Fate/hollow ataraxia」本編では顔を合わせていない。 |
アンリマユ |
「Fate/hollow ataraxia」にて、互いに複雑な思いを持つ存在。 |
クー・フーリン |
「Fate/hollow ataraxia」で従えたサーヴァント。 |
ギルガメッシュ |
「Fate/hollow ataraxia」で従えたサーヴァント。子ギルになった時も面識はある。 |
イリヤ |
「プリズマ☆イリヤ」の世界では、クロエや美遊が通う学校の保険医。 |
李書文 |
「Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚」では老人の李書文(ランサー)を召喚している。 |
宇津見エリセ |
「Fate/Requiem」で同名の姿が似た人物がおり、先生として呼ばれる存在。 |
参考文献
・wikipedia
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