FGO

【FGO】メリュジーヌの元ネタと史実解説

編集者
FGO攻略班
最終更新日
奏章3後編が開幕中!配布サーヴァント判明
奏章3の攻略|全ストーリー攻略済み!
配布キャラの性能評価※ネタバレ注意※
水着2024イベント攻略|10月2日で終了!
開催中のガチャは引くべきか?

FGO(フェイトグランドオーダー)のサーヴァント「メリュジーヌ/妖精騎士ランスロット/アルビオン」の元ネタである史実を解説。原典となる神話や歴史、史実と設定の相違点や登場済みのサーヴァントとの関係性を掲載しているので、FGO(FateGO)を考察する参考にどうぞ。

メリュジーヌ

©TYPE-MOON / FGO PROJECT

ネタバレ注意!
メリュジーヌの元ネタ記事は、FGOのメインストーリー2部6章「妖精円卓領域 アヴェロン・ル・フェ」のネタバレを含みます。閲覧の際はご注意ください。
関連記事
メリュジーヌ
妖精騎士ランスロット
▶︎評価とスキル優先度▶︎運用方法とおすすめ編成▶︎霊基再臨・マテリアル▶︎セリフ・ボイス一覧▶︎元ネタ・史実解説

メリュジーヌの元ネタ

メリュジーヌのプロフィール

メリュジーヌ

出典 フランス妖精史、メリュジーヌ伝説
地域 暗い沼
時代 不明

メリュジーヌの史実・伝承

フランス伝承に登場する水の精霊

メリュジーヌとは、フランスの伝承に登場する上半身は美女、下半身は蛇の姿である水の精霊。背中に竜の翼が生えていることから、竜の妖精とも言われれている。

メリュジーヌの名が広まったのは、『メリュジーヌ物語』の影響。『メリュジーヌ物語』以前は「メリサンド」という名で、ヴィーヴルやセイレーンを原型とした怪物として知られていた。

『メリュジーヌ物語』におけるメリュジーヌ

妖精と人間の王の間に生まれた子

メリュジーヌは、湖の妖精とスコットランド王の間に生まれた半人半妖の子。ある日、メリュジーヌは妹達と結託し、父である王様をイングランドの洞窟へと幽閉してしまう。父親が禁忌とされていた、妖精の出産を覗き見たためだ。

母親から呪いを受ける

母親は王様を愛していたため、王様を幽閉したメリュジーヌたちに「週1で下半身が蛇になる呪い」を掛ける。さらに蛇の状態を誰かに見られると、永久的に下半身が蛇になる。

人間と恋に落ちる

呪いを掛けられたメリュジーヌだが、やがて人間と恋に落ちる。蛇の姿を見られないため、結婚時に「特定の曜日は私を見ないこと」といった誓約を交わしていたが、夫は誓約を破る。

夫は部屋に閉じこもっていた、下半身が蛇になっていたメリュジーヌを目撃。正体を見られたメリュジーヌは、竜の姿になって夫の前から姿を消すのであった。

メリュジーヌの宝具元ネタ

今は知らず、無垢なる湖光

メリュジーヌ第1・2段階時の宝具
宝具名 今は知らず、無垢なる湖光
(イノセンス・アロンダイト)
宝具詠唱 「真名──偽装展開、清廉たる湖面、月光を返す!──沈め!『今は知らず、無垢なる湖光(イノセンス・アロンダイト)』!」

メリュジーヌが第1・第2段階の姿で発動する宝具は、着名した円卓の騎士の宝具「縛鎖全断・過重湖光(アロンダイト・オーバーロード)」の影響といえる。漢字こそ違うが、ランスロットが所持していたとされる「アロンダイト」が共通している。

誰も知らぬ、無垢なる鼓動

メリュジーヌ第3段階時の宝具
宝具名 誰も知らぬ、無垢なる鼓動
(ホロウハート・アルビオン)
宝具詠唱 「この名はアルビオン、境界を開く最後の竜。(ドラゴンの鳴き声)ジョフロワからフロモンへ、時を示せ!『テュケイダイト』!」

最後の竜「アルビオン」の末裔たるメリュジーヌが発動可能な宝具。第3段階時のみ発動できる宝具で、「今は知らず、無垢なる湖光」は発動できなくなる。

Fateシリーズでの設定

アルビオンの末裔

メリュジーヌ_アルビオンの末裔

真名「メリュジーヌ」は、アルビオンの末裔である。アヴァロンへ辿り付けなかったアルビオンが切り落とした左手が、メリュジーヌの前身である。

アルビオンとは?
アルビオンとは魔術世界で「神代の竜」や「最後の純血竜」といわれる体長2kmにも及ぶ巨大な竜を指す。楽園(アヴァロン)に向かおうとしていたが、途中で力尽き骸となった。遺骸は時計塔地下に広がる迷宮となり、霊墓アルビオンの名で時計塔に管理されている。

メリュジーヌの名はオーロラがつけた

メリュジーヌ_手本

真名「メリュジーヌ」は、メリュジーヌの存在を見つけたオーロラが付けた名だ。ストーリーでは「もっとも美しいものから名を授かった」と述べている。

切り落としされた左手は、筋も肉もなく単細胞生物、概念のような存在で湖に潜んでいたが、風の氏族長「オーロラ」がアルビオンの存在を認知し、救いあげたことで具現化。オーロラという手本を得て、今の姿に転身した。

円卓の騎士「ランスロット」の名を着名

メリュジーヌは、汎人類史の円卓の騎士「ランスロット」の名を着名している。本家円卓の騎士はランスロットが最強の騎士であるが、ブリテン異聞帯でも最強の地位にいる。

メリュジーヌと関係の深いサーヴァント

サーヴァント メリュジーヌとの関係
オーロラ
オーロラ
メリュジーヌを形付けた特別な存在。
彼女に付けられた「メリュジーヌ」は本当の名前ではないが、とても大切な名前と語っている。
モルガン
モルガン
仕える主。
ランスロットの名を着名し、忠誠を誓う相手。
ランスロット
ランスロット
汎人類史側の円卓騎士。
清廉で流麗で誠実と聞いていたが、カルデアでの行動を見てショックを受けている。
▶妖精騎士ランスロットのセリフ一覧
アルトリアキャスター
アルトリア(術)
モテモテと噂された人物。
バレンタインイベントにて、「やはりモテモテなのでしょうか」と噂されていた。
▶キャストリアのセリフ一覧

メリュジーヌの関連リンク

関連記事
メリュジーヌ
妖精騎士ランスロット
▶︎評価とスキル優先度▶︎運用方法とおすすめ編成▶︎霊基再臨・マテリアル▶︎セリフ・ボイス一覧▶︎元ネタ・史実解説