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【FGO】ファントム・オブ・ジ・オペラの元ネタと史実解説

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FGO攻略班
最終更新日
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FGO(フェイトグランドオーダー)のサーヴァント「ファントム・オブ・ジ・オペラ」の元ネタである史実を解説。原典となる神話や歴史、史実と設定の相違点や登場済みのサーヴァントとの関係性を掲載しているので、FGO(FateGO)を考察する参考にどうぞ。

ファントム・オブ・ジ・オペラ

©TYPE-MOON / FGO PROJECT

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ファントムの元ネタ

ファントムのプロフィール

出典 『オペラ座の怪人』
地域 欧州
時代 20世紀
誕生年月日 不明

出典の詳細

出典は「オペラ座の怪人」

ファントムの出典は、フランスで1909年に発表された小説「オペラ座の怪人」。小説を原作とした映画やミュージカルなども作られている。

「オペラ座の怪人」は19世紀のパリ国立オペラで起こった史実を引用している。また1841年に公演された「魔弾の射手」のあらすじを基にしているとも考えられている。

ファントムの史実・伝承

怪人・エリックの詳細

「オペラ座の怪人」の主人公でもある怪人はエリックといい、オペラ座の地下に広がる広大な水路を住処にしている。

エリックは醜い顔をしており、鼻や唇がなく、目が落ち窪み、壊死した黄色い皮膚で覆われている。音楽の才能に恵まれ、他にも投げ縄や奇術の達人でもある。

ヒロインのクリスティーヌ・ダーエに恋をし、「天使の声」として密かに彼女の歌唱の指導をしていた。また、クリスティーヌをプリマドンナ(主演)にしようと暗躍もしている、

オペラ座の怪人のあらすじ

パリ・オペラ座では謎の怪人が住み着いているという噂があった。オペラ座で起きる数々の事件はこの怪人の仕業とされていた。

ある日、事故に巻き込まれた主役の代わりに若手オペラ歌手・クリスティーヌが代役を務める。怪人はクリスティーヌに恋しており、クリスティーヌは主演で大成功を収める。

クリスティーヌの幼馴染ラウルも来ており、彼女の歌声に魅了され、クリスティーヌとの再会を喜ぶ。しかしラウルに嫉妬した怪人は、クリスティーヌをオペラ座の地下に連れ去ってしまう。

地下で数日間過ごしたクリスティーヌは、ある日怪人の素顔を見てしまい怪人を恐れるようになる。クリスティーヌは地下室から出たいと要求すると、怪人は愛を伝えながら指輪を渡して彼女を解放する。

怪人・エリックの最期

開放されたクリスティーヌはラウルに怪人の正体を打ち明け逃げ出そうとする。しかし怪人は2人の関係に怒り狂い、再びクリスティーヌを誘拐する。

ラウルは地下室へ救出に向かうも怪人に捕まり、殺されそうになる。怪人はラウルの命と引き換えに結婚を誓うようクリスティーヌを脅迫する。

クリスティーヌは怪人の醜い心を哀れみ、エリックの醜い顔に接吻して愛情を示す。すると怪人はクリスティーヌの愛に涙し、2人を解放した。

その後、怪人は行方をくらまして死を選ぶ。怪人の死はクリスティーヌの耳に届き、怪人の隠れ家に彼の死体を埋葬し、かつてもらった指輪を一緒に埋めて返した。

宝具の元ネタ

クリスティーヌ・クリスティーヌ

宝具名 地獄にこそ響け我が愛の唄
『クリスティーヌ・クリスティーヌ』
ランク B 種別 対軍宝具
レンジ 1〜50 最大捕捉 200人

宝具説明

かつての犠牲者たちの死骸の一部を組み合わせて作り上げた、パイプオルガンが如き禍々しい巨大演奏装置。

雨生龍之介の試行錯誤した悪業は既に、十九世紀に完成されていたのか――それとも、現界にあたって残忍な怪人のイメージが宝具へ昇華されたものか。

異形の発声器官を有する自分の歌声と併せることで、この宝具は不可視の魔力ダメージを周囲に振り撒く。演奏者であるファントム自身にはダメージはない。

音による攻撃ではなく、あくまで魔力の放射による攻撃であるため、防御の魔術や能力によって遮断することは可能。装備している鎧の類も有効に働く。

宝具名の由来

「オペラ座の怪人」における怪人が恋した歌姫クリスティーヌ・ダーエの名前が由来。

Fateシリーズでの設定

史実との相違点

素顔について

原作での怪人は醜い素顔を仮面で隠している設定だが、FGOでのファントムは仮面を外した素顔が整っている。霊基再臨に応じて綺麗な素顔を見せるだけでなく、眼鏡もかけている。

キャラクターデザインを担当した縞うどん氏によれば、「怪人が青年に憑依している」という設定を個人的にしており、最終再臨の画像もその設定を意識している。

FGOでの小ネタ

亜種特異点でのクリスティーヌ

1.5部の「悪性隔絶魔境 新宿」では、バーサーカーとしてファントムと共にクリスティーヌも登場している。ただし、クリスティーヌは霊基数値が足りず幻霊として現界されてしまい、人形の肉体に封じ込められた。

クリスティーヌは人形の肉体に発狂し、ファントムも共に壊れた結果、新宿の人間を材料にコロラトゥーラというオートマタを作ってクリスティーヌの観客にしていた。

関係の深いサーヴァント

キャラ名 ファントムとの関係
術ジル
術ジル
不思議と会話が噛み合う仲。幕間の物語やイベントでも共演している。
婦長
ナイチンゲール
要治療対象認定者扱いされている。

参考文献
・FGOマテリアルⅡ(TYPE-MOON BOOKS出版)
wikipedia

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