FGO

【FGO】アルジュナの元ネタと史実解説

編集者
FGO攻略班
最終更新日
18時アップデートでゲーム内更新!
オルガマリークエスト攻略!
頁&証ドロップクエ追加!オデコ任務まとめ
新規高難易度追加!「サンゴ礁に眠る」攻略
学園シナリオ!?奏章2イドを攻略!

FGO(フェイトグランドオーダー)のサーヴァント「アルジュナ」の元ネタである史実を解説。原典となる神話や歴史、史実と設定の相違点や登場済みのサーヴァントとの関係性を掲載しているので、FGO(FateGO)を考察する参考にどうぞ。

アルジュナ

©TYPE-MOON / FGO PROJECT

関連記事
アルジュナ
アルジュナ
▶︎評価とスキル優先度▶︎運用方法とおすすめ編成▶︎霊基再臨・マテリアル▶︎セリフ・ボイス一覧▶︎元ネタ・史実解説

アルジュナの元ネタ

アルジュナのプロフィール

出典 マハーバーラタ
地域 インド
時代 紀元前1500〜900年頃
誕生日 不明

出典の詳細

インド叙事詩「マハーバーラタ」の英雄

アルジュナはインド叙事詩「マハーバーラタ」に登場する英雄の1人。インド二大叙事詩と称され、ラーマが登場する「ラーマーヤナ」と並ぶ。

また、世界3大叙事詩の一つともされており、アキレウスが活躍する「イーリアス」やギリシャ神話の叙事詩「オデュッセイア」と共に名を連ねる。

「バガヴァッド・ギーター」の中心人物

ヒンドゥー教の聖典のひとつである「バガヴァッド・ギーター」にもアルジュナは登場している。

こちらではアルジュナと、その親友であり導き手でもあるクリシュナとの対話を中心に記されている。

アルジュナの史実・伝承

アルジュナの出自

アルジュナはヒンドゥー教の神・インドラと、ヤドゥ族の王シューラの娘・クンティーの間に生まれる。パーンダヴァ5兄弟の1人であり、アルジュナは三男だった。

母親のクンティーはクル王・パーンドゥと結婚していたが、パーンドゥは性交をすると死んでしまう呪いにかかっていた。

そのため、クンティーは夫の許しを得て他の神々と交わり、ユディシュティラ、ビーマ、アルジュナの3人を生んでいる。

ちなみに残りの兄弟であるナクラ、サハデーヴァは、パーンドゥの2人目の妻・マードリーが生んだ。

アルジュナの結婚

アルジュナはかなりの美男子と言われ、4回結婚している。中でも最初の妻である、パンチャーラ国王ドルパダの娘・ドラウパディーとの逸話が有名。

ドルパダは娘の結婚相手を選ぶ競技会を開催し、パーンダヴァ兄弟も参加した。そして弓の名手であったアルジュナは、見事にドラウパディーを勝ち取った。

その後、何も知らない母親に「何を手に入れたか当ててごらん」と言うと母が「何であれ、兄弟で均等に分け合いなさい」と言ったため、それを真に受けてドラウパディーを兄弟5人で共有した。

クルクシェートラの戦い

パーンダヴァ兄弟の長男・ユディシュティラはカウラヴァ族のドゥルヨーダナの策略で賭博に負けてしまい、アルジュナたち兄弟は領土を追放されてしまう。

アルジュナたちは13年間追放され、カウラヴァ族から領土を奪還するために戦いを始める。これをクルクシェートラの戦い(クルクシェートラ戦争)と呼ぶ。

カルナとの因縁の対決

クルクシェートラの戦いで、アルジュナはカウラヴァ族に味方する宿敵・カルナと戦うことになる。

カルナはパーンダヴァ兄弟と同じ師に武芸を伝授され、アルジュナとは度々武芸を競っていた。アルジュナは知らなかったが、カルナと異父兄弟でもあった。

アルジュナはカルナと激戦を繰り広げるも、カルナは呪いや計略によって弱っていた。そのためアルジュナは攻撃を躊躇するも、クリシュナの言葉を聞き、意を決してカルナを射殺した。

アルジュナの最期

クルクシェートラの戦いを制したパーンダヴァ兄弟は、長男のユディシュティラが王に即位する。アルジュナはアシュヴァメーダ(馬祀祭)の指揮を任命され、公正で寛大な支配を世界に確立した。

戦いから36年後、パーンダヴァ兄弟は世を捨てる事を決心する。王国はアルジュナの孫・パリークシットに任せ、アルジュナはヒマラヤで世を去った。

宝具の元ネタ

パーシュパタ

宝具名 破壊神の手翳
『パーシュパタ』
ランク A++ 種別 対人宝具
レンジ 1〜100 最大捕捉 1000人

宝具名の由来

アルジュナがヒンドゥー教の主神・シヴァから授かったパーシュパタアストラが由来。

アルジュナはシヴァ神と会うために森の中で苦行を続け、最終的にシヴァ神に認められてこの武器を授かった。

FGOでは、シヴァが終末において世界そのものを破壊する際に用いられる鏃(やじり)であり、シヴァが使えば全宇宙の破壊、アルジュナが使っても世界を七度滅すとされている。

Fateシリーズでの設定

史実との相違点

クリシュナとの関係

アルジュナはもう一つの人格である黒(クリシュナ)を抱えてる。誰かを憎み、嘲り、奸計を謀る邪悪を、アルジュナは受け入れられなかった。

ちなみに、アルジュナの友人でありヴィシュヌの化身であるクリシュナとは別の存在である。また、原典ではアルジュナの別名としてクリシュナ(意味:黒い肌をした者)もある。

クルクシェートラ戦争にて、原典でカルナを射殺するよう唆したのは友人のクリシュナとされているが、Fateの世界では黒(クリシュナ)がアルジュナに囁いたことになっている。

関係の深いサーヴァント

キャラ名 アルジュナとの関係
カルナ
カルナ
異父兄弟であり、宿敵。
パールヴァティ
パールヴァティ
シヴァの妃。
アルジュナがシヴァから授かった武器(宝具)について言及している。
水着頼光
水着頼光
彼女が使用する宝具「釈提桓因・金剛杵」は、アルジュナの父・インドラのものでもある。

参考文献
・FGOマテリアルⅢ(TYPE-MOON BOOKS出版)
wikipedia

関連記事
アルジュナ
アルジュナ
▶︎評価とスキル優先度▶︎運用方法とおすすめ編成▶︎霊基再臨・マテリアル▶︎セリフ・ボイス一覧▶︎元ネタ・史実解説

オススメの記事