【FGO】ドラコー(ソドムズビースト)の元ネタと史実解説
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- FGO攻略班
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FGO(フェイトグランドオーダー)の「妖妃ドラコー(ソドムズビースト)」の元ネタである史実を解説。「大淫婦バビロン(マザーハーロット)」としての原典となる神話や歴史、史実と設定の相違点や登場済みのサーヴァントとの関係性を掲載しているので、FGO(FateGO)を考察する参考にどうぞ。
©TYPE-MOON / FGO PROJECT
ネタバレ注意 |
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この記事にはFGOとFGOアーケードのストーリー、サーヴァントに関するネタバレが含まれています。気になる方はブラウザバック推奨です。 |
ドラコー(ソドムズビースト)の元ネタ
ドラコーは「大淫婦バビロン」が由来
ドラコーは「大淫婦バビロン」が元ネタのキャラクターと考えられている。出典となる新約聖書で「大淫婦バビロン」について描写された特徴が、ドラコーと一致する部分が多い。
大淫婦バビロンのプロフィール
ソドムズビースト(大淫婦バビロン)のプロフィール | |
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出典 | 新約聖書 |
地域 | 欧州 |
時代 | 1世紀 |
大淫婦バビロンの史実・伝承
出典の詳細
大淫婦バビロンとは、キリスト教の新約聖書の一節である「ヨハネの黙示録」に記載された女性。大いなるバビロンなどとも言われ、ローマ帝国や反キリストなどを指すとされている。
大淫婦バビロンの容姿
大淫婦バビロンの容姿については、紫と赤の衣を身に纏い、金と宝石と真珠で飾っているとされる。また、手には自身の姦淫による汚れに満ちた、黄金の杯を持っている。
さらに、大淫婦バビロンは赤い獣に騎乗しているとされる。獣は七つの頭と十本の角を持っており、ローマ帝国の7つの丘や10人の皇帝を示しているという。
黙示録の獣の詳細
大淫婦バビロンが乗っている獣は、黙示録の獣とも呼ばれている。黙示録の獣は他にも「七つの頭と十本の角を持つ赤い竜」が存在するが、描写が大淫婦バビロンの獣とは異なる。黙示録での大淫婦バビロンは、神の裁きにより獣に服を剥がされ、喰われる最期を迎えた。
ネロと大淫婦バビロンの関係
史実のネロは「大淫婦バビロン」と暗喩される
史実での皇帝ネロは人類史上でキリスト教徒を迫害した人物のため、キリスト教徒からの評価が低い。キリスト教徒はネロを獣の数字である「666」や「大淫婦バビロン」と暗喩することがある。
ゲーム内でのネロのマテリアルでも、この史実について触れている。マテリアルでは「都市を滅ぼした666の獣、バビロンの大淫婦と同一視された」と言及されている。
ネロ・クラウディウスのマテリアル情報 |
FGOのストーリー内で言及される
FGOのストーリーでは、ネロについて「獣」や「マザーハーロット(大淫婦バビロン)」に関わる伏線が散見される。第二特異点セプテムではアレキサンダーが「堕落の数字を示す獣」、ロムルスが「お前の内なる獣さえ、私は愛そう」と発言している。
また、ネロブライドの幕間では「魔泉の竜アワリティア」、ANIME Japan2016のコラボクエでは「槍の竜インウィディア」が登場。この竜は七つの丘の一冠とされ、それぞれの名前はラテン語で強欲、嫉妬を意味することから、キリスト教の七つの大罪とも関連している。
水着ネロのスキル
水着ネロには「七つの冠」というスキルがあり、マザーハーロットが騎乗する七つの頭の獣と繋がる。また、FGOマテリアルでは「■■は海より来たる」「地に富を築きし者たちよ、その欲望を黄金の杯に注ぐ時だ」という説明文も追加されていた。
水着ネロのマテリアル情報 |
Fateシリーズでの設定
初出はFGOアーケード版
マザーハーロット(大淫婦バビロン)はFGOアーケード版のストーリー「第七特異点 臨界繁栄都市 バビロン」に出現した。出現時は「妖妃ドラコー」と名乗り、他の名前を公言していないが、言動や格好からマザーハーロットである可能性が高い。
妖妃ドラコーとは? |
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ドラコーの名は史実に存在しない。FGOアーケード登場時も偽りの名と言及しているため、名前自体に意味はないようだ。 |
ビーストⅥの幼体として顕現
妖妃ドラコーことマザーハーロットは、ビーストⅥの幼体として顕現した。ビーストⅥは「黙示録の獣」であることが判明しているため、黙示録の獣の元ネタである「大淫婦バビロン」から「マザーハーロット=妖妃ドラコー」であると類推していた。
ビーストのクラス設定と考察 |
収束特異点に真体として現れる
「収束特異点 リリムハーロット」にて成長した姿を現したドラコーは、「ビーストⅥ ソドムズビースト真体」と看破された。なお、ソドムズブビーストは、マテリアルにて「大淫婦バビロン」であると言及されている。
「ツングースカ・サンクチュアリ」攻略 |
宝具に「今は旧き辺獄の底」を持つ
ソドムズビーストは宝具に「今は旧き辺獄の底」を持つ。「今は旧き辺獄の底」は「オプリトゥス・ロサエ・テアトルム」と読み、読み仮名こそ違うものの、TVアニメ「Fate/EXTRA Last Encore」の第1話サブタイトルである。
ラストアンコールのサブタイトルは第1話を除く全てがサーヴァントの宝具名であったが、第1話のみ不明であった。ネロが主役のアニメ第1話サブタイトルが、ネロと関係の深いソドムズビーストが持つ宝具名と一致するのは意味深である。
アプリ側にも実装済み
ドラコーの性能評価 |
再臨画像 |
宝具スキル |
セリフ |
運用方法 |
引くべき? |
素材集め |
元ネタ |
声優絵師 |
ドラコーはアプリ版にも実装済みだ。アーケードコラボイベント「リリムハーロット~喝采なき薔薇~」の開催時に実装されている。
同イベント内でのアンコールネタ
アーケードコラボイベントには「役者はいなくなった」という名前のフリクエが存在する。このフレーズは、ラストアンコールのOP『Bright Burning Shout』の歌い出しと同じだ。また、ボスのネロの名前が「慟哭」に変更されている。
役者はいなくなったのフリクエ攻略 |
関係の深いサーヴァント
キャラ名 | マザーハーロットとの関係 |
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ネロ |
声や容姿、関連作品で公開されてきた設定からも、別側面の可能性がほぼ確実視されている。 |
ノア |
ビーストⅥに向けて派遣された冠位英霊。マザーハーロットは、ノアが現界した時にノアの霊基を引き裂いている。 |
ドラコー(ソドムズビースト)の関連リンク
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