【FGO】天草四郎の元ネタと史実解説

天草四郎の元ネタ

天草四郎のプロフィール

天草四郎の史実・伝承

天草四郎の出自

天草四郎は、肥後国キリシタン大名の遺臣・益田好次と渡辺伝兵衛女との間に産まれる。出生地は諸説あるのだが、天草諸島の大矢野島が有力。

天草四郎の生涯には不明な点が多く、生年すら不明である。

幼少期

四郎は経済的にも恵まれており、幼少期から学問に親しんでおり、優れた教養を持っていたとされる。

そしてある時を境に四郎は奇跡を起こし始める。傷ついた子を癒やし、盲目の少女に触れて視力を復活させ、水の上を歩いた。奇跡を目の当たりにした農民たちから神の子として崇められるようになった。

島原の乱

天草四郎は生まれ持ったカリスマ性で、農民を率いて島原の乱を起こす。元々島原は、キリシタン大名の領地であり、キリスト教者が多く存在していた。しかし藩主が松倉重政に変わって以降、キリスト教弾圧と重税により、苦しい生活を強いられてしまう。

次第に悪くなっていく状況に四郎は、16歳にして重税やキリスト教弾圧に不満を持っていた農民と共に、一揆軍を結成。総大将として、幕府と戦う決意をする。

一揆軍の勢いは凄まじく、島原城下町に押し寄せると一帯を焼き払い、島原城を攻め立てた。

これに呼応して肥後でも一揆が起こり、富岡城を攻撃して落城寸前まで追い詰める。

鎮圧・天草四郎の最期

富岡城へ攻撃してる最中、一揆軍は江戸幕府より派遣された、討伐軍が近づいている事を知り、撤退。島原半島に位置する廃城・原城に籠城する。

これに対して幕府軍は陸と海から完全包囲し、兵糧攻めを開始する。約3ヶ月程の籠城戦の後、食料が尽きたところに総攻撃を喰らい、一揆軍は壊滅。天草四郎は討ち取られた。

宝具の元ネタ

ツインアーム・ビッククランチ

宝具説明

両腕を霊脈へと接続し、魔力回路に過剰な魔力を加え得ることで暴走させる。

暴走した魔術回路は擬似的に暗黒物質を生成し、周囲のありとあらゆる存在を取り込む

膨大な魔力が必要なため、本来は宝具として使用できないが、FGOではカルデアからの魔力供給により稼働できる。

宝具名の由来

苦難の道を行くキリスト教信者達に、希望を持たせるために起こした奇跡の数々が、天草四郎の両腕となったもの。

Fateシリーズでの設定

史実との相違点

奇跡を起こした逸話

Fateにおける天草四郎は、史実で見せていた、傷の治療や水上移動などの奇跡は、生まれ持った魔術によって見せていたとされている。

もう1人の天草四郎(ネタバレ要素あり)

FGOでは「島原の乱で唯一生き残ってしまった天草四郎」が存在する。生き残った四郎は徳川という存在に憎悪を抱いており、様々な世界を渡り歩いて人間の領域を超えた存在となった。

徳川が知世した全ての平行世界を滅ぼし、全ての人間を虐殺しようと目論んでいる。そのため、クラスはアヴェンジャーとなっている。

1.5部英霊剣豪7番勝負にて登場。下総国の住民を怪物に変異させ、運命を弄んでいる所をマスター達によって打倒された。

関係の深いサーヴァント

キャラ名	天草四郎との関係
サンタリリィ	史実での関係はなし サンタアイランド仮面として彼女の旅を手助けする
セミラミス	史実での関係はなし Fate/Apocryphaで四郎が使役するサーヴァント

関連リンク

参考文献
・FGOマテリアルⅢ(TYPE-MOON BOOKS出版)
・wikipedia

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