【FGO】アイリスフィールの元ネタと史実解説

アイリスフィールの元ネタ

アイリスフィールのプロフィール

登場作品の詳細

アイリスフィールの出自

アイリはアインツベルンによって第四次聖杯戦争の小聖杯として錬成されたホムンクルス。本名はアイリスフィール・フォン・アインツベルン。

アインツベルンが偶然製造できた第三魔法を再現するホムンクルス・ユスティーツァの後継機。また、最高傑作のホムンクルスとされるイリヤの母胎として設計された。

アインツベルンが第四次聖杯戦争に備えて雇った衛宮切嗣と夫婦になり、2人の間に娘のイリヤスフィールを設けた。

「Fate/Zero」のアイリ

「Fate/Zero」では第四次聖杯戦争にアインツベルン陣営として夫の切嗣と共に参戦。切嗣が召喚したセイバーのマスターとしてアイリが偽装し、切嗣とは別行動を取る。

アイリは聖杯を内包した「器」であり、聖杯の本来の機能を発現させると外殻であるアイリの人格や肉体は消失する。そのため、聖杯戦争が進み聖杯の完成に近づくに連れて、体調が悪化していった。

第四次聖杯戦争でアインツベルンが聖杯を手に入れなかった場合、イリヤや孫たちが器として聖杯戦争の道具にされることが決まっていた。アイリは自分の代でアインツベルンの妄執を終わらせ、イリヤには人として生きてほしいと望んだ。

「Fate/Grand Order」のアイリ

FGOのイベント「Fate/Accel Zero Order」で登場。「Fate/Zero」のアイリとは平行世界の同一人物であり、セイバーの正式なマスターになっていた。

特異点では「アインツベルンが優秀だった場合」の世界になっており、イリヤの誕生を待たず真の器として完成したアイリが聖杯戦争に参戦。そのため、イリヤの存在や切嗣との出会いはなかったことになっている。

聖杯戦争が進み、5騎のサーヴァントの魂がアイリに蓄えられた時、間桐臓硯の暗躍で汚染された大聖杯が起動。黒聖杯としてアイリに似た姿で聖杯が受肉し、主人公たちの前に立ち塞がる。

アイリスフィール(天の衣)の出自

イベント「Fate/Accel Zero Order」のストーリーで登場したアイリスフィールと、同イベントの報酬で獲得したアイリスフィール(天の衣)は別人物。

アイリ(天の衣)は聖杯の端末であり、大聖杯に還った嬰児が分霊としてサーヴァント化したもの。本来英霊の座にはいない仮初のサーヴァント。

妻として母であるアイリスフィール・フォン・アインツベルンの側面が色濃く、切嗣やイリヤのことを認識している。

宝具の元ネタ

ソング・オブ・グレイル

宝具説明

愛と母性が聖杯と結び付き、真摯にして清らかなる祈りを一時的に叶える。願望器としての機能ではなく、あくまで、彼女の存在が昇華された宝具。

自陣を回復し、バッドステータスを全解除する。持続ダメージの類も解除される。

霊核の欠片でも残っていれば戦闘不能状態となったサーヴァントの復活も可能ではあるが、この効果はFGOでは使用されない。

宝具名の由来

「グレイル(Grail)」は、英語で聖杯を意味する言葉。宝具の日本語名の直訳と思われる。

Fateシリーズでの設定

FGOでの小ネタ

「黒聖杯」について

イベント「Fate/Accel Zero Order」のラスボスとして登場した黒聖杯(黒アイリ)は、姿が似ているがアイリとは別人。ユスティーツァの記憶と「この世全ての悪」の呪いが合わさった存在。

アイリスフィール(天の衣)を反転したような存在で、イベント内で使った宝具名「黒き聖杯よ、謳え(ソング・オブ・グレイル)」や効果も「全体攻撃かつ毎ターン確率で即死状態付与」と反転している。

四元素のアイリ

イベント内で登場した火・風・土・水のアイリは、それぞれ固有の宝具名とボイスが使用されている。火と風は他のサーヴァントの宝具を模倣をしている。

ちなみに奈須きのこ氏のブログでは、戦闘するたびにアイリのレベルが上がりボイスも変更される案もあったようが、没になったそう。ブログでは没案になったボイスが記載されている。

関係の深いサーヴァント

キャラ名	アイリスフィール(天の衣)との関係
エミヤ	別の世界で夫婦だった人物。
イリヤ	別の世界での最愛の娘。
クロエ	イリヤの半身であり、もう一人の娘。
アルトリア	第四次聖杯戦争で関わったサーヴァント。
アンリマユ	大聖杯を汚染した元凶。

参考文献
・FGOマテリアルⅢ(TYPE-MOON BOOKS出版)
・wikipedia

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