【FGO】アンデルセンの元ネタと史実解説
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- FGO攻略班
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FGO(フェイトグランドオーダー)のサーヴァント「ハンス・クリスチャン・アンデルセン」の元ネタである史実を解説。原典となる神話や歴史、史実と設定の相違点や登場済みのサーヴァントとの関係性を掲載しているので、FGO(FateGO)を考察する参考にどうぞ。
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アンデルセンの元ネタ
アンデルセンのプロフィール
出典 | 史実 |
地域 | デンマーク |
時代 | 19世紀 |
誕生日 | 1805年4月2日 |
死没 | 1875年8月4日(享年70歳) |
アンデルセンの史実・伝承
アンデルセンの出自
アンデルセンは靴職人の父親と母親の間に生まれる。アンデルセンの家は貧しかったものの両親に愛されながら育ち、若い頃から想像力に長けていた。
しかし病弱だった父親は1816年に亡くなってしまい、アンデルセンは進路を決めるため学校を中退してしまう。
オペラ歌手を挫折し大学へ
オペラ歌手を目指そうとしていたアンデルセンは、15歳でコペンハーゲンを訪れる。しかし、劇作や歌を制作しても認められず、挫折してしまう。
それからアンデルセンはコペンハーゲン王立劇場の支配人であるヨナス・コリンや、デンマーク王と知り合ったことで大学への就学を手助けしてもらう。
だが、大学時代は学長から文才を嘲笑されるなど不憫な生活だった。コリンに個人授業を施してもらいながら文献学と哲学を学ぶが、最終的に大学を卒業しなかった。
作家として活動を開始
その後、アンデルセンは本を自費出版する。この旅行記はドイツ語版の訳が出ており、当時から人気があった。
そしてヨーロッパを旅行しながら「即興詩人」を執筆し、デンマークへ戻った1835年に出版。初めて書いたこの小説が反響を呼び、アンデルセンの出世作となった。
童話作家に転向
アンデルセンは「即興詩人」を出版した同年に童話集も発表したが、当時は不評だった。それでもアンデルセンは数多くの童話を発表し続け、童話作家に転向して生涯童話を書き続けた。
アンデルセンの最期
アンデルセンは肝臓ガンを患ったため、70歳で逝去した。アンデルセンの葬式にはフレゼリク王太子や各国の大使だけでなく、ホームレスなど老若男女問わず多くの人が押し寄せた。
死後はデンマークの紙幣にアンデルセンの肖像が描かれるほか、1956年に「国際アンデルセン賞」が国際児童図書評議会によって創設された。
アンデルセンの人物像
失恋の多かった生涯
アンデルセンの生涯は失恋の連続で、未婚のままこの世を去った。その要因として、容姿が整っていなかったことや、人付き合いが苦手だったことが挙げられている。
また、アンデルセンはラブレターとして自分の生涯を事細かく綴った手紙を惚れた女性に送っていたそうで、この悪癖もモテなかった原因として考えられている。
度が過ぎた心配性
アンデルセンは重度の心配性だったようで、妙な習慣を続けていた。その1つに、非常時にいつでも窓から脱出できるようにロープを常に持ち歩いていたという。
また、眠っているところを死体と勘違いされて生き埋めにされた男の噂話を聞いてしまったアンデルセンは、寝床に必ず「死んでいません」という旨を書いたメモを置いて寝ていたそう。
作家との交友関係が多い
アンデルセンは旅の間に多くの作家と交流をしており、グリム兄弟やバルザック、アレクサンドル・デュマ父子など多数の有名作家と交友した。
宝具の元ネタ
メルヒェン・マイネスレーベンス
宝具名 | 貴方のための物語 『メルヒェン・マイネスレーベンス』 |
||
ランク | C | 種別 | 対人宝具 |
レンジ | 0 | 最大捕捉 | 1人 |
宝具説明
彼が書いた自伝「我が生涯の物語」の生原稿。
観察した人物の理想の人生・在り方を一冊の本として書き上げることで、その人物を「理想の姿」に強化する。……ただし、脱稿できればの話だが。
宝具名の由来
「メルヒェン・マイネスレーベンス」は、アンデルセンの自伝「我が生涯の物語」のドイツ語名。
Fateシリーズでの設定
史実との相違点
幼い姿で登場
Fateシリーズでは外見年齢10歳ほどの姿で登場。その理由として、「感受性の全盛期が子供の頃だったという解釈」がある。
プロフィールでは本人も「子供時代が一番才能があったワケだ!」とヤケクソ気味に評している。
また、保有スキル「無辜の怪物」によって足には魚の鱗が生え、手には火傷や凍傷を負っている。これは読者の呪いによって、自著の童話主人公たちと同じ傷を負わされているため。
関係の深いサーヴァント
キャラ名 | アンデルセンとの関係 |
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殺生院キアラ |
Fate/EXTRA CCCでアンデルセンを召喚したマスター。 |
巌窟王 |
小説「モンテ・クリスト伯」の主人公。 生前に親交のあったアレクサンドル・デュマが執筆した。 |
シェイクスピア |
FGOでは作家仲間として度々描かれる。 生前は彼の大ファンだったとも。 |
参考文献
・FGOマテリアルⅠ(TYPE-MOON BOOKS出版)
・wikipedia
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