【FGO】パーシヴァルの元ネタと史実解説

パーシヴァルの元ネタ

パーシヴァルのプロフィール

アーサー王伝説の登場人物

パーシヴァルはアーサー王伝説に登場する「円卓の騎士」の1人。パーシヴァルの出生は諸説あるが、いずれも高貴な生まれと書かれ、父に円卓の騎士の1人である「ペリノア王」を持つと言われている。

谷を駆け抜ける者

パーシヴァルはペルスヴァルやペルレスヴォーとも呼ばれているが、どれも「perce（貫く）」と「val（谷）」から「谷を駆け抜ける者」が語源として有力視されている。「投げ槍」が得意とされているが、『アーサー王の死』での設定であり、名前に反映はされていない。

パーシヴァルの史実・伝説

騎士とは無関係な環境で育つ

ペリノア王を父に持つパーシヴァルだが、円卓の騎士とは無関係な田舎で成長していた。円卓の騎士である父ペリノアが、復讐の末に殺されてしまう顛末、騎士たちの血生臭い戦いを見た母の教育方針である。

しかし、家の近くに騎士が通りかかったのを見て、騎士に憧れを抱くようになる。パーシヴァルは騎士になるべく、アーサー王の元へ向かうのであった。なお、憧れを抱いた騎士は、円卓の騎士の1人「ランスロット」という説がある。

聖杯探索の命を受ける

アーサー王の元へ向かったパーシヴァルは、持ち前の身体能力で優れた騎士であることを証明し、見事円卓の騎士入りを果たす。円卓の騎士となったパーシヴァルは、聖杯探索の命を受けて、冒険へと出かける。

ギャラハッドと出会う

聖杯探索の旅の道中、パーシヴァルは突然20人もの騎士に襲われるが、白い盾を持つ円卓の騎士「ギャラハッド（ガラハッド）」に助けられる。ギャラハッドとは一度別れるが、後に聖杯を見つけるために行動を共にするようになる。

聖杯を見つける

騎士の襲撃や悪魔の誘惑など聖杯探索の旅は困難を極めていたが、後に再開したギャラハッド、ボールスと共に聖杯を見つける。聖杯の任を全うした3人はサラス市へと移動。

サラス市の王が死んだ後、ギャラハッドが王に就任。しかし、王に就任したのも束の間、ギャラハッドは天に召される。深く悲しんだパーシヴァルは僧となり、一生を終えることとなる。

宝具の元ネタ

ロンギヌス・カウントゼロ

宝具説明

救世主の胸を突いたとされる、もう一つの聖槍。真名解放したロンギヌスは、かつて聖槍を手にしたベイリン卿がペラム王と戦った際に見せた超絶の威力を発揮し、王城（聖杯城カーボネックと同一とされる）をも崩壊させる文字通りの対城宝具として働く。恐るべき破壊の宝具だが、癒しの力も併せ持つ。

聖槍にはギャラハッドとベイリンによる二重拘束が掛けられている。これは、騎士王が持つ聖槍ロンゴミニアド（ないし異世界の騎士王が持つ聖剣エクスカリバー）に於ける「十三拘束」のダウンサイズ版である、と見なす事もできるだろう。

宝具名の由来

アーサー王伝説に登場した聖槍であるロンギヌスの槍そのものが由来。ロンゴミニアドと同一視される場合もある。

Fateシリーズでの設定

FGOでの小ネタ

6章のキャメロット特異点に召喚されていた

パーシヴァルは1部6章「神聖円卓領域 キャメロット」にて、獅子王に召喚されたと奈須きのこ氏が竹箒日記で解説している。主人公たちと敵対するサーヴァントの中にいなかったのは、獅子王の選択に異を唱えたことで、他の円卓の騎士たちと敵対し、殺されてしまったと予想される。

参考元：竹箒日記（2016/07）

関係の深いサーヴァント

キャラ名	パーシヴァルとの関係
獅子王	生前仕えていた王。 第6特異点では袂を分かち、敵対する運命を選んだ。
ギャラハッド	円卓の騎士。 生前聖杯探索の旅に同行した人物。 ギャラハッドの死の影響が大きかったのか、死後は僧となり一生を終えた。

参考文献
・wikipedia

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