【FGO】ヘクトールの元ネタと史実解説
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FGO(フェイトグランドオーダー)のサーヴァント「ヘクトール」の元ネタである史実を解説。原典となる神話や歴史、史実と設定の相違点や登場済みのサーヴァントとの関係性を掲載しているので、FGO(FateGO)を考察する参考にどうぞ。
©TYPE-MOON / FGO PROJECT
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ヘクトール |
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ヘクトールの元ネタ
ヘクトールのプロフィール
出典 | トロイア戦争 |
地域 | ギリシャ |
時代 | 紀元前15世紀以前 |
誕生年月日 | 不明 |
出典の詳細
出典はギリシャ神話
ヘクトールはギリシャ神話に登場する英雄であり、トロイア戦争の中心人物として知られる。ギリシャ神話の始まりは、およそ紀元前15世紀頃に遡ると考えられている。
トロイア戦争については、詩人ホメロスが書いた長編叙事詩「イーリアス」に詳細が書かれている。
ヘクトールの史実・伝承
ヘクトールの出自
ヘクトールはトロイアの王プリアモスとヘカベーの間に生まれる。兄弟にはパリス、デイポボス、カッサンドラなどがおり、ヘカベーはプリアモスとの間に19人の子供を生んでいる。
ヘクトールには妻のアンドロマケがおり、2人の間に息子のアステュアナクスを設けている。
トロイア戦争勃発の経緯
ある日、ヘクトールの弟パリスは女神ヘラ、アテナ、アフロディーテから誰が一番美しいか判定させられる。アフロディーテは最も美しい女を与えるとパリスを買収し、アフロディーテが勝利した。
パリスは美しい女としてヘレネーをもらうが、彼女はスパルタ王メネラオスの妻だった。妻を拐われたメネラオスは軍を率いてトロイアを攻めてきた。パリスはヘレネーを返すよう提案されるがこれを断り、トロイア戦争が勃発した。
トロイア戦争での活躍
ヘクトールはトロイア戦争において、トロイア勢で最強の戦士とも言われている。「イーリアス」では「兜きらめくヘクトール」とも称される。トロイア防衛の総大将であり、攻め込んできたギリシャの軍勢を敗走寸前まで追い込んだ。
また、アキレウスの親友であるパトロクロスを討ち取っており、ヘクトールはパトロクロスが借りていたアキレウスの鎧を奪っている。
ヘクトールの最期
アキレウスは味方との仲違いで戦争に出陣していなかったが、パトロクロスの死を聞き嘆き悲しむ。アキレウスは親友の仇のために出陣し、ヘクトールとの一騎打ちを行なった。
ヘクトールはアキレウスに敗れ、戦死する。アキレウスはヘクトールの死体を戦車に繋げて引きずり回したという。ヘクトールの父プリアモスは悲しみ、アキレウスに息子の遺体を返すよう頼むと、アキレウスは遺体を返した。
「イーリアス」ではヘクトールの葬儀をもって物語が終わる。神話によるとヘクトールの死後にトロイアが陥落し、ギリシャ軍の勝利で戦争が終わった。
ヘクトールの死後
ヘクトールの息子アステュアナクスは、アキレウスの息子に塔から突き落とされ死んだとされている。しかし中世以降ではアステュアナクスは生き延びたという話も登場する。
「恋するオルランド」では、アステュアナクスがシチリアに逃げた後、シラクサの女王と結婚。その後、アステュアナクスは殺されるが妻と子供が生き延び、アステュアナクスの子孫としてロジェロが誕生する。
また、続編の「狂えるオルランド」ではヘクトールが使っていたとされる剣デュランダルが登場し、シャルルマーニュの聖騎士ローランが持つ愛剣として伝わっている。
宝具の元ネタ
ドゥリンダナ
宝具名 | 不毀の極槍 『ドゥリンダナ』(ドゥリンダナ・ピルム) |
||
ランク | A | 種別 | 対軍宝具 |
レンジ | 1〜50 | 最大捕捉 | 50人 |
宝具説明
ヘクトールが使用していたと言われる投げ槍(ピルム)は、あらゆる物を貫くと言われていた。それは、彼が時として剣の柄を伸ばして槍として投擲していたからに他ならない。
剣と槍を同時に使用することはできないが、ランサーとして召喚されてもセイバーとして召喚されても、彼は常に剣と槍二つの宝具を所有している。
この槍を防ぐには「ロー・アイアス」に匹敵する防御宝具を準備しなければならない。また、厳密に言うとどちらも真名は「ドゥリンダナ」であり、後半は省略しても、宝具として起動可能。
宝具名の由来
「ドゥリンダナ」は、後年ヘクトールが持っていたと伝わった「デュランダル」のイタリア語読み。
「ピルム」は主に古代ローマ軍団の軍団兵が使用した投槍を指す。
ドゥリンダナ・スパーダ
宝具名 | 不毀の極剣 『ドゥリンダナ・スパーダ』 |
||
ランク | A | 種別 | 対人宝具 |
レンジ | 1 | 最大捕捉 | 1人 |
宝具説明
ドゥリンダナ、とは「デュランダル」のイタリア語読み。即ち、ヘクトールはローランが所有する宝具「不毀の極聖」の元々の所有者である。
柄にあった聖遺物は存在しないため、大ダメージを与えるだけの単純な宝具に留まっているのだが……。
宝具名の由来
「ドゥリンダナ」は、後年ヘクトールが持っていたと伝わった「デュランダル」のイタリア語読み。
「スパーダ」は、イタリア語で剣を意味する。
Fateシリーズでの設定
FGOでの小ネタ
ロー・アイアスとの関係
Fate/stay nightでエミヤが投影した「熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)」は、ヘクトールがトロイア戦争で戦ったアイアスの盾とされている。
アイアスは大アイアスとも言われ、ギリシャ勢でアキレウスに次ぐ強さを誇った。ヘクトールと一騎打ちをしており、両者の戦いは決着がつかず、ゼウスに仲裁されお互いを称えて贈り物を交換している。
アイアスの盾は、青銅の上に牛革を7枚貼った特別製とされている。ヘクトールが投げた槍は6枚まで貫いたが、7枚目を貫けずにアイアスを傷つけられなかった逸話がある。
モーション改修前の宝具動画
関係の深いサーヴァント
キャラ名 | ヘクトールとの関係 |
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パリス |
実の弟。FGOでは幼い姿で現界している。 |
アキレウス |
トロイア戦争で一騎討ちをした宿敵。 |
ペンテシレイア |
ギリシャ神話でヘクトール亡き後、トロイア軍に味方しアキレウスと戦った。FGOでは何かと共演が多い。 |
ブラダマンテ |
恋人ロジェロがヘクトールの子孫という繋がりがある。FGOではヘクトールの遠い子孫を名乗る。 |
ローラン |
ヘクトールが使っていたとされるデュランダルを愛剣にしている。 |
関連リンク
参考文献
・FGOマテリアルⅡ(TYPE-MOON BOOKS出版)
・wikipedia
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