【FGO】マシュ・キリエライトの元ネタと史実解説

マシュの元ネタ

マシュのプロフィール

マシュの概要

マシュの出自

マシュはデミ・サーヴァントの実験のために作り出されたデザイナーベビーであり、英霊召喚の触媒として生まれた。

そのため寿命が通常の人間より短く、作中ではおよそ18年で寿命が尽きるとされていた。しかし1部最終章では、ビーストⅣによる運命力の譲渡によって寿命の問題は解決している。

真名はギャラハッド

1部6章ではマシュに憑依していた英霊が円卓の騎士の1人・ギャラハッドであることが判明した。そのため、本項ではギャラハッドの元ネタ・史実も合わせて解説する。

ギャラハッドの元ネタ

ギャラハッドのプロフィール

出典の詳細

明確な原典は不明

アーサー王伝説は、明確に原典と呼ばれる作品が存在しない。理由として、アーサー王伝説とされる民間伝承や作品がいくつも存在しているため、正確な原典が不明になっている。

アーサー王伝説が広まったのは、12世紀に「ブリタニア列王史」を書いたジェフリー・オブ・モンマスが、アーサーの生涯を1つの物語として完成させたのがきっかけ。

また、15世紀に書かれたトマス・マロリーの「アーサー王の死」は、それまで描かれたアーサー王伝説を1つにまとめた作品と言われている。

ギャラハッドの史実・伝承

ガラハッドの出自

ガラハッドは円卓の騎士の1人・ランスロットとペレス王の娘・エレインの子供として生まれる。エレインはキリスト教の聖人ヨセフの末裔ともされている。

元々ランスロットはグィネヴィアを愛していたため、エレインの恋心に振り向いてくれなかった。そこでエレインは魔法でグィネヴィアに化け、ランスロットを騙して一夜を過ごす。

ガラハッドを身籠ったエレインだがランスロットに捨てられ、生まれたガラハッドは修道院に預けられた。ガラハッドはマーリンにより、「ランスロットを超える最高の騎士となり、聖杯を発見する」と予言されていた。

宝具の元ネタ

ロード・カルデアス

宝具説明

憑依した英霊の真名が分からぬままマシュが本能に従って展開した宝具。前方に強力な守護障壁を展開する。

カルデアスの名を冠しているはマシュの根底にある願いが、"人類の未来を見る"ものからだと思われる。

宝具名の由来

命名はオルガマリー・アニムスフィアによるもの。

ロード・キャメロット

宝具説明

ギャラハッドが持つ宝具。白亜の城キャメロットの中心、円卓の騎士たちが座る円卓を盾として用いた究極の守り。その強度は使用者の精神力に比例し、心が折れなければその城壁も決して崩れはしないという。

宝具名の由来

伝説では「キャメロット」とはアーサー王の王国であり、そこに築いたキャメロット城のことを指している。

モールド・キャメロット

宝具説明

ダ・ヴィンチによって霊基外骨格(オルテナウス)を装備したマシュが扱う宝具。第2部にてギャラハッドの力が欠けた部分を霊基外骨格で補いながら、宝具を展開する。

宝具名の由来

「モールド(mold)」は英語で型、鋳型を意味する。

Fateシリーズでの設定

史実との相違

キャメロットの外観と実在性

マシュの宝具名にもなっているキャメロットは、宝具説明や6章で登場した聖都の外観から白亜であることが強調されている。

だが実際のキャメロット城が白亜であったかは不明であり、架空の城であった説もある。また、キャメロット城だったのではないかと言われる城はいくつか存在している。

関係の深いサーヴァント

キャラ名	マシュ(ギャラハッド)との関係
ランスロット	ギャラハッドの実父。 マシュがお父さんと呼ぶことも。
アルトリア	円卓の騎士を従える王。
マーリン	アルトリアを支えた魔術師。 伝説ではガラハッドの聖杯発見を予言する。
ギャラハッド	カルデアの英霊召喚により、デミ・サーヴァントとしてマシュと融合する。

参考文献
・FGOマテリアルⅠ(TYPE-MOON BOOKS出版)
・wikipedia

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