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【FGO】パラケルススの元ネタと史実解説

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FGO攻略班
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FGO(フェイトグランドオーダー)のサーヴァント「ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス」の元ネタである史実を解説。原典となる神話や歴史、史実と設定の相違点や登場済みのサーヴァントとの関係性を掲載しているので、FGO(FateGO)を考察する参考にどうぞ。

ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス

©TYPE-MOON / FGO PROJECT

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パラケルススの元ネタ

パラケルススのプロフィール

出典 史実
地域 欧州
時代 16世紀
誕生年月日 1493年11月11日
(もしくは11月10日、12月17日)
没年 1541年9月24日

パラケルススの史実・伝承

パラケルススの出自

パラケルススはスイスにて、ドイツ人の医師である父・ヴィルヘルムと奴隷の娘の間に生まれる。本名はテオフラストゥス・(フォン)・ホーエンハイム。

後年では「フィリップス・アウレオールス・テオフラストゥス・ボンバストゥス・フォン・ホーエンハイム」とも知られているが、パラケルススが存命中には一度も使われていないとされている。

母親はパラケルススが10歳の時に亡くなっている。その後、パラケルススはオーストリアに引っ越し、基礎教育を受ける。さらに講師も務めていた父親から自然哲学や医学、化学も教えてもらっている。

波乱万丈な放浪生活

パラケルススは1508年頃から生涯のほとんどを放浪して過ごしていた。大学に通っていたこともあったが大学の学問に失望し、地方の民間伝承から様々な事柄を学んだ方が有意義に感じる。

1516年からは医師としてお金を稼ぎながらヨーロッパを遍歴。この頃にパラケルススと自称するようになったそう。その後は陸軍軍医やバーゼル大学の医学部教授になった。

しかし大学では型破りな服装や行動が問題になり、2年後に大学追放どころかバーゼルからも追放されてしまう。パラケルススは放浪を続け、自身の著作を書き続けた。

パラケルススの伝説

パラケルススの波乱に満ちた人生は伝説と化し、様々な噂が立った。賢者の石を生成した、ホムンクルス(人造人間)の生成に成功したという伝説が有名。

ほかにもパラケルススは常に剣や杖を持っていたとされ、柄に「Azoth」と書かれていたことから「アゾット剣」と呼ばれるようになる。

このアゾット剣には賢者の石が入っていた、悪魔が封じ込まれてという噂もある。後者の逸話から、パラケルススは悪魔使いで、物体を黄金に変えて使役したという言い伝えもある。

パラケルススの最期

1541年9月24日、パラケルススはザルツブルクにて亡くなる。原因は病死、居酒屋の喧嘩で殺された、暗殺されたという説が挙げられている。遺体はザルツブルクにある聖セバスチャン墓地に埋葬された。

19世紀にはパラケルススの遺体を掘り起こして調査され、後頭部に外傷が見られたと言われているが、後に病によるものと診断されている。

宝具の元ネタ

ソード・オブ・パラケルスス

宝具名 元素使いの魔剣
『ソード・オブ・パラケルスス』
ランク A+ 種別 対軍宝具
レンジ 1〜99 最大捕捉 300人

宝具説明

オリジナルのアゾット剣。パラケルススの魔剣。彼が生前に作り上げた賢者の石を利用した魔術礼装。刀身のすべてが超高密度に精製された賢者の石によって構成されている。

本来の効果は魔術の増幅・補助・強化。彼はこの剣を用いて直接対象を攻撃するのではなく、剣に込められた魔力によって瞬時に儀式魔術を行使。五つの元素すべてを用いて、神代の世界に満ちていたとされる真エーテルを擬似構成する。

実体化する擬似的な真エーテルはほんの僅かなひとかけらではあるものの、周囲を薙ぎ払う破壊の光と化す。更に、単純な破壊とは異なる真の機能を有している。

宝具名の由来

パラケルススが持っていたとされる「アゾット剣」が由来。

Fateシリーズでの設定

史実との相違点

魔術師としての側面

史実でのパラケルススは医師、化学者、錬金術師などで知られているが、Fateでは魔術師だったとされている。

Fate/stay nightで登場したマキリ・ゾォルケン(間桐臓硯)とも生前からの知人であり、魔術師として尊敬していたそう。生前は魔術師として「根源への到達」を目指しており、かつて参加した聖杯戦争での自身の願いでもあった。

FGOでの小ネタ

初出は蒼銀のフラグメンツ

パラケルススは「Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ」で初登場したサーヴァント。1991年の聖杯戦争にて、玲瓏館美沙夜の父によって召喚される。

召喚された当初は玲瓏館邸を強固な神殿に作り変えて守りに徹し、美沙夜とも美沙夜の父とも良好な関係を築いていた。

しかしパラケルススは根源接続者である沙条愛歌と出会ってしまい、根源への到達を目指す者として自身の信念や理想が砕かれる。そして愛歌に屈服し従うことで、玲瓏館を裏切り外道に落ちていった。

関係の深いサーヴァント

キャラ名 パラケルススとの関係
ダヴィンチ
ダヴィンチ
生前の知人。魔術に対しても万能だった彼(彼女)を尊敬していた。
アーサー
アーサー
沙条愛歌のサーヴァント。愛歌の凶行を止めようとしない姿に嫌悪する。
静謐のハサン
静謐のハサン
愛歌に仕えるサーヴァント同士だったが、仲は悪かった。

参考文献
・FGOマテリアルⅢ(TYPE-MOON BOOKS出版)
wikipedia

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