【FGO】エルドラドのバーサーカーの元ネタと史実解説
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FGO(フェイトグランドオーダー)のサーヴァント「エルドラドのバーサーカー」の元ネタである史実を解説。原典となる神話や歴史、史実と設定の相違点や登場済みのサーヴァントとの関係性を掲載しているので、FGO(FateGO)を考察する参考にどうぞ。
©TYPE-MOON / FGO PROJECT
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ペンテシレイア |
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エルドラドのバーサーカーの元ネタ
エルドラドのバーサーカーのプロフィール
出典 | ギリシャ神話、トロイア戦争 |
地域 | ギリシャ |
時代 | 紀元前15世紀以前 |
誕生年月日 | 不明 |
没年 | 不明 |
出典の詳細
真名はペンテシレイア
エルドラドのバーサーカーの真名はペンテシレイア。ギリシャ神話に登場するアマゾネスの女王。
エルドラドのバーサーカーの史実・伝承
ペンテシレイアの出自
ペンテシレイアはギリシャ神話における戦の神アレスとアマゾネスの女王オトレレの間に生まれる。姉妹にはヒッポリュテ、アンティオぺがいる。
トロイア戦争とアキレウスとの戦い
ペンテシレイアはギリシャ軍とトロイア軍の戦いであるトロイア戦争にて、12名のアマゾネスを率いてトロイア側に加勢した。
ヘクトールが亡くなり士気の落ちたトロイア軍は、アマゾネスの加勢に再び盛り返し、ペンテシレイアは戦場を駆け巡った。
しかしペンテシレイアは敵軍のアキレウスに戦いを挑み、一騎打ちの末に敗北し戦死した。アキレウスは相手の顔を見ようとペンテシレイアの兜を取ると、美しい女性であったことを知り殺したことを後悔したという。
テセウスと姉妹の逸話
ギリシャ神話の英雄テセウスは、ペンテシレイアの姉妹であるアンティオぺを攫って妻にしている。一説ではもう一人の姉妹ヒッポリュテを攫って妻にしたともされている。
テセウスとアンティオぺの間には、ヒッポリュトスという息子が生まれる。しかし後にテセウスはミノス王の娘パイドラーと結婚したため、アンティオぺはアマゾネスたちを率いてテセウスとパイドラーの結婚式に乱入した。
この時、ペンテシレイアとヒッポリュテも共に襲撃している。ヒッポリュテはテセウスに殺されたとも、ペンテシレイアが誤って殺してしまったともされている。
宝具の元ネタ
アウトレイジ・アマゾーン
宝具名 | 我が瞋恚にて果てよ英雄 『アウトレイジ・アマゾーン』 |
||
ランク | B | 種別 | 対人宝具 |
レンジ | 1〜3 | 最大捕捉 | 1人 |
宝具説明
自身に眠るアキレウスへの復讐心と、強さを求める戦士としての精神、軍神アレスの血、それら全てを瞬間的に励起させ、意識的に、理性を無くした獣、まさに狂戦士へと変貌する。
「アキレウスゥゥゥ!」と叫びつつ突進し、(たとえ相手がアキレウスでなくても。この時の彼女にとってはそうである)ありとあらゆる武器と肉体で攻撃し、最後にはまさに獣のように噛み付いてトドメを刺す。対アキレウス用究極殺害戦技。
宝具名の由来
「アウトレイジ(outrage)」は英語で激怒、蹂躙という意味。
トロイアン・リーインフォース
宝具名 | 我が鯢波にて駆けよ精兵 『トロイアン・リーインフォース』 |
||
ランク | B | 種別 | 対軍宝具 |
レンジ | 咆哮が届く限り | 最大捕捉 | - |
宝具説明
かつてトロイアを救う為に率いてきた部下のアマゾネス軍団、クロニエー、ポレムーサ、デーリノエー、エウアンドレー、アンタンドレー、ブレムーサ、ヒッポトエー、ハルモトエー、アルキビエー、アンティブロテー、デーリマケイア、テルモードーサの十二騎を召喚する。
それぞれが高貴な血筋の戦士であり、女王に心からの忠誠を誓う一騎当千のエリートアマゾネスである。彼女らはペンテシレイアの「軍神咆哮」との親和性が飛び抜けて高く、他のアマゾネスと比べ数倍の効果を受けることが可能。
この宝具は「トロイア戦争に参戦した彼女」に紐付けられている者であり、「その瞬間の自分の姿」を忌避しているバーサーカーのペンテシレイアは基本的に使用できない。
もしバーサーカークラスで使用した場合、逆説論理により彼女は「女神じみた美貌を持つ、完成されたペンテシレイア」の姿に変じるが、同時に致命的な自己矛盾を犯した彼女の霊核に避けられぬ崩壊の運命が刻まれるだろう。
宝具名の由来
「リーインフォース(Reinforce)」は英語で強化する、補強するという意味。
Fateシリーズでの設定
FGOでの小ネタ
アマゾネスCEO
2017年のハロウィンイベントにて、ペンテシレイアはアマゾネス・ドットコムを経営する「アマゾネスCEO」として登場。サーヴァントユニヴァース時空の彼女にあたる。
某通販会社のパロディであり、眼鏡をかけてろくろを回すポーズの専用立ち絵が用意された。後日開催されたイベント「救え!アマゾネス・ドットコム」ではメインキャラとして活躍し、霊衣も実装された。
アルテミス神殿との関係
イベント「救え!アマゾネス・ドットコム」に登場したアルテミス神殿タワーは、トルコのエフェソスにあるアルテミス神殿が由来。
アルテミス神殿は世界七不思議に含まれる現存した建物だが、原形はとどめていない。一説ではペンテシレイアの母であるオトレレがアマゾネスたちと建設したされている
イベント内でもペンテシレイアの母はアルテミスの巫女であり、アルテミス神殿を建築したと言及している。
ヒッポリュテについて
ペンテシレイアの姉であるヒッポリュテは、「Fate/strangeFake」にてライダーのクラスで登場している。
ちなみに「救え!アマゾネス・ドットコム」でアマゾネスCEOは、「清廉潔白でちょっとこう生真面目すぎて逆に危なっかしいしっかり者の姉」と評している。
関係の深いサーヴァント
キャラ名 | エルドラドのバーサーカーとの関係 |
---|---|
アキレウス |
自身を倒した宿敵。文字を見ただけでも暴れ出す。 |
ヘラクレス |
姉を殺した男として恨んでいる。 |
ヘクトール |
トロイア戦争での味方。戦争に出遅れたことに申し訳なさがある。 |
パリス |
トロイア戦争での味方。アキレウスを倒した人物でもある。 |
アスクレピオス |
甥であるヒッポリュトスを蘇らせたことに感謝している。 |
アルテミス |
母や自身が信仰する女神。 |
ヒッポリュテ |
自身の姉。 |
参考文献
・FGOマテリアルⅤ(TYPE-MOON BOOKS出版)
・wikipedia
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