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【FGO】エレシュキガルの元ネタと史実解説

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FGO攻略班
最終更新日
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FGO(フェイトグランドオーダー)のサーヴァント「エレシュキガル」の元ネタである史実を解説。原典となる神話や歴史、史実と設定の相違点や登場済みのサーヴァントとの関係性を掲載しているので、FGO(FateGO)を考察する参考にどうぞ。

エレシュキガル

©TYPE-MOON / FGO PROJECT

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エレシュキガルの元ネタ

エレシュキガルのプロフィール

出典 古代メソポタミア神話
地域 メソポタミア
時代 紀元前30世紀頃
誕生日 不明

出典の詳細

出典は「古代メソポタミア神話」

エレシュキガルは「古代メソポタミア神話」に登場する冥界の女神。アッカド語で「エレシュ」は「女主人」「キガル」は「冥界」と訳される。

エレシュキガルの史実・伝承

エレシュキガルの出自

エレシュキガルは天空神・アヌと大気神・エンリルを親に持つ、冥界の主とされている。更に妹として、豊穣・美を司る女神・イシュタルが存在し、姉妹で対極関係となっている。

冥界での生活

エレシュキガルは冥界の主として冥界で暮らしていた。メソポタミア神話における冥界は、「光の差さない暗く乾燥した不帰の国」とされており、エレシュキガルですら冥界から出ることは許されなかった。

そのような場所でエレシュキガルは、唯一、冥界から出ることを許されていた「冥界の首相ナムタル」を地上に送り、60種類の病気を広め、死者を冥界に呼び込んでいたとされる。

ネルガルとの出会い

ある時、ナムタルに対して不敬を働いた戦と悪疫の神・ネルガルは、問題解決のため冥界に来訪する。

冥界に入ったネルガルは、水浴びをしてたエレシュキガルに遭遇すると、その姿に魅了され、6日間に渡って愛し合う。

この行為によって冥界との修好が済んだと判断したネルガルは7日目の朝には地上に帰還する。

エレシュキガルの脅迫

エレシュキガルは、6日間の出来事によってネルガルに惚れ込み、地上へ彼の再訪を懇願する。

3大神アヌ・エンリル・エアに対し「ネルガルを再び冥界に送らなければ、冥界から死者を蘇らせ、混乱に陥れる」と脅し、これを恐れた地上の神々はネルガルを冥界へ送り、夫婦として結ばれる事となる。

宝具の元ネタ

クル・キガル・イルカルラ

宝具名 霊峰踏抱く冥府の鞴
『クル・キガル・イルカルラ』
ランク A 種別 対山宝具
レンジ 10~999 最大補足 1000人

宝具説明

地の底から行われる、冥府の女主人による鉄槌。周囲の地形を「冥界」にすることで、冥界において絶大な権力を持つエレシュキガルは強力な力を得る。

宝具名の由来

「クル」「キガル」はどちらもシュメール語で「冥界」を指す言葉、「イルカルラ」はエレシュキガルの別名であるため、冥界の女主人である、エレシュキガルそのものが由来である。

Fateシリーズでの設定

史実との相違点

性格の違い

神話におけるエレシュキガルは陰湿で根暗な女神であったとされている。しかしFateシリーズにおけるエレシュキガルは、顕現の際に依代とした人間の性格が影響されたため、明るい性格となっている。

Fateシリーズでの小ネタ

宝具演出でのゲスト

エレシュキガルの宝具『霊峰踏抱く冥府の鞴』の演出中、冥界繋がりとして「山の翁」と「メジェド様」がランダムで出現することがある。

出現場所は背景の崖上であり、左上にメジェド様、右上に山の翁が現れるので、宝具を使う時にチェックしてみよう。

関係の深いサーヴァント

キャラ名 エレシュキガルとの関係
イシュタル
イシュタル
妹の美を司る女神
冥界下りをしてきた時、華やかさに嫉妬し衣服を脱がした上で槍を突き刺し殺害してしまう。
エルキドゥ
エルキドゥ
神が作った人形
史実において、動かなくなった遺体を冥界で引き取った。
ギルガメッシュ
ギルガメッシュ
ウルクの賢王
七章で過労死した彼を冥界で介抱する
遠坂凛
遠坂凛
(stay night)
現界の際依代となった人物
髪と目の色以外は酷似している

参考文献
・FGOマテリアルⅥ(TYPE-MOON BOOKS出版)
wikipedia

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