FGO

【FGO】ウィリアム・シェイクスピアの元ネタと史実解説

編集者
FGO攻略班
最終更新日
18時アップデートでゲーム内更新!
オルガマリークエスト攻略!
頁&証ドロップクエ追加!オデコ任務まとめ
新規高難易度追加!「サンゴ礁に眠る」攻略
学園シナリオ!?奏章2イドを攻略!

FGO(フェイトグランドオーダー)のサーヴァント「ウィリアム・シェイクスピア」の元ネタである史実を解説。原典となる神話や歴史、史実と設定の相違点や登場済みのサーヴァントとの関係性を掲載しているので、FGO(FateGO)を考察する参考にどうぞ。

ウィリアム・シェイクスピア

©TYPE-MOON / FGO PROJECT

関連記事
シェイクスピア
ウィリアム・シェイクスピア
▶︎評価とスキル優先度▶︎運用方法とおすすめ編成▶︎霊基再臨・マテリアル▶︎セリフ・ボイス一覧▶︎元ネタ・史実解説

シェイクスピアの元ネタ

シェイクスピアのプロフィール

出典 史実
地域 イングランド
時代 16〜17世紀
誕生日 不明(洗礼日は1564年4月26日)
死没 1616年4月23日(享年52歳)

シェイクスピアの史実・伝承

シェイクスピアの出自

シェイクスピアは1564年にイングランドのストラトフォードで誕生。父親のジョン・シェイクスピアは皮手袋商人で、町長に選ばれたこともある市会議員だった。

また、母親のメアリー・アーデンは支配階級の娘で、シェイクスピアが生まれた頃はとても裕福な家庭環境だった。しかし父親が羊毛の闇市場に関わった罪で起訴され、市長職を失ってしまう。

シェイクスピアの学歴

シェイクスピアはストラトフォードの中心にあったグラマー・スクールに通っていたと推測されている。学校の学籍簿が紛失したため、シェイクスピアが在籍していた確固たる証拠はない。

父親が町の名士でだったのでそれなりの教育は受けていたという説や、家庭が没落したため中退したという説もある。いずれにせよ、高等教育を受けていたかどうかは不明。

18歳で結婚

シェイクスピアは1582年に26歳の女性アン・ハサウェイと結婚。翌年には長女が生まれ、1585年には双子を授かる。

ちなみに結婚から劇壇で有名になるまで、シェイクスピアの記録はほとんど存在しない。どこで何をしていたか一切不明で、ランカシャーで教職についていたなどいくつかの伝説が残っている。

ロンドンで演劇の世界へ

シェイクスピアは1592年頃にロンドンへ進出し、演劇の世界に足を踏み入れる。当時は俳優として活動しながら脚本を書いていた。

1594年には「宮内大臣一座」に座付き劇作家として在籍。一座の名称はスポンサーである貴族の名前が由来で、当時は宮内大臣がパトロンだった。

そして、1603年にジェームズ1世が即位した際に、国王自らが劇団のパトロンになることを約束。劇団名は「国王一座」へと改称された。

国王一座は劇場「グローブ座」と「ブラックフライアーズ座」を中心に活躍。シェイクスピアはそこで数々の作品を生み出した。

シェイクスピアの最期

その後、シェイクスピアは1613年に故郷のストラトフォードへ引退。1616年4月23日にシェイクスピアは52歳で逝去した。

死因は腐りきったニシンから伝染した感染症という説もあるが、詳細は不明。

シェイクスピアはストラトフォードのホーリー・トリニティ教会の内陣に埋葬されており、家族によって建てられたと思われる記念碑が設置されている。

シェイクスピアの死後

シェイクスピアの死から7年後、国王一座の同僚だったジョン・ヘミングスとヘンリー・コンデルにより、シェイクスピアの戯曲をまとめた最初の作品集「ファースト・フォリオ」が出版された。

現在、発見された「ファースト・フォリオ」の初版本は約200冊あり、約3億5000万円から7億3000万円程度で取引されているという。

シェイクスピアの人物像

シェイクスピア別人説

シェイクスピアが書いたとされる作品は、本人ではなく別人が書いていた、あるいはシェイクスピアという共有のペンネームを用いた作家集団という説がある。

シェイクスピアは自身に関する資料が少なく、空白期間があることからこうした議論が18世紀以来続けられている。

宝具の元ネタ

ファースト・フォリオ

宝具名 開演の刻は来たれり、此処に万雷の喝采を
『ファースト・フォリオ』
ランク B 種別 対人宝具
レンジ 1〜30 最大捕捉 1人

宝具説明

シェイクスピアの放つ究極劇。敵味方関係なく、彼は対象者を自作劇の登場人物に仕立て上げる。英雄には悔恨の過去を、反英雄には自身が失墜した瞬間を、あらゆる英傑の心を折る対心宝具。

宝具名の由来

「ファースト・フォリオ」は、死後に出版されたシェイクスピア最初の作品集が由来。

Fateシリーズでの設定

FGOでの小ネタ

2部6章での真夏の夜の夢の元ネタ

真夏の夜の夢

2部6章ではシェイクスピアの作品「真夏の夜の夢」の小ネタが度々登場している。名なしの森で主人公に付けられた「ライサンダー」と「ハーミア」という名前は、真夏の夜の夢で登場する男女のカップルが由来になっている。

関係の深いサーヴァント

キャラ名 シェイクスピアとの関係
オベロン
オベロン
「真夏の夜の夢」の登場人物として描かれた妖精王。
アンデルセン
アンデルセン
第四特異点やイベントなど、FGO内で絡みが多い作家仲間。
天草四郎
天草四郎
Fate/Apocryphaでは天草を「マスター」と呼び、よく行動を共にしていた。

参考文献
・FGOマテリアルⅠ(TYPE-MOON BOOKS出版)
wikipedia

関連記事
シェイクスピア
ウィリアム・シェイクスピア
▶︎評価とスキル優先度▶︎運用方法とおすすめ編成▶︎霊基再臨・マテリアル▶︎セリフ・ボイス一覧▶︎元ネタ・史実解説

オススメの記事