【FGO】カルナとアルトリア(ランサー)の性能比較

総評

短期戦と長期戦で使い分けよう

カード構成の近しい2騎だが、全体の性能は大きく異なる。パーティ全体で補助し、敵への弱体効果も使いたいならカルナ、宝具の連射性と瞬間火力を求めるならアルトリア(ランサー)を使うのがおすすめだ。スキルによるNPチャージ量は違うが、両者とも強力な全体宝具なので周回に向いている。

サーヴァント	運用方法
カルナ	宝具よりも通常攻撃を重視した、クリティカルアタッカー。クリティカルを活かしきるにはスター集中度やスター獲得の補助が必要になる。宝具は周回で運用しやすく、特攻があるのでボス戦にも使いやすい。
アルトリア (ランサー)	NP増加の多さに加え、NP効率の良さと、宝具発動時のリチャージによって、とにかく宝具の再使用が速い宝具型アタッカー。ただし宝具の瞬間火力に特化しているため、長期戦にはあまり向かない。

比較する際の条件

入手が難しい星5同士の比較なので、宝具レベルは原則1の状態で比較を行う。スキル倍率は最大限のパフォーマンスを想定し、Lv10を基準に表記している。また、宝具強化やスキル強化は全て行ったものとして扱う。

カルナとアルトリア(ランサー)の基本性能

基本ステータス

サーヴァント	HP	ATK
カルナ	14,632	12,976
アルトリア (ランサー)	16,606	11,995

数値は☆3フォウ君を使用し、HP、ATKともに+1,000されたもの。ランサークラスの補正でATKは1.05倍になるので、実際のATK差は1030程になる。かなりはっきりと差が出ており、火力はカルナが、耐久性ではアルトリアが高水準となっている。

コマンドカード一覧

カルナ	アルトリア(ランサー)

カルナとアルトリアはクイック、バスターが２枚ずつの、典型的なカード構成を持つランサーだ。アーツの枚数が1枚なので、スキルや礼装で支援しないとNPを獲得できる機会は限られている。アルトリアはNP効率が高く、アーツ始動のブレイブチェイン時は他の初動と比べNP獲得量に差が出る。

クラススキル一覧

サーヴァント	クラススキル
カルナ	[対魔力C] ┗自身の弱体耐性をアップ(15%) [騎乗A] ┗自身のQカードの性能をアップ(10%) [神性A] ┗自身にダメージプラス状態を付与(200)
アルトリア (ランサー)	[対魔力B] ┗自身の弱体耐性をアップ(17.5%) [騎乗A] ┗自身のQカードの性能をアップ(10%)

両者ともにクイックへ補正がかかる「騎乗A」を持つので、2枚あるクイックの性能は優秀だ。加えて、カルナは「神性A」を持っている攻撃寄りの構成。アルトリアは「対魔力B」を持つが、BとCの差は、僅か2.5％なので、ほぼ誤差の範囲となっている。

カルナとアルトリア(ランサー)のスキル

カルナのスキル

サーヴァント	スキル
カルナ	貧者の見識(CT:8~6)・敵単体の弱体耐性ダウン(1T/50%) ・宝具封印を付与(1T)
	魔力放出(炎)(CT:7~5)・自身のバスター性能アップ(1T/30%) ・宝具威力アップ(1T/20%)
	無冠の武芸(CT:8~6)・自身のNPを増加(25%) ・スター発生率アップ(3T/50%) ・クリティカル威力アップ(3T/40%)

敵を妨害しつつクリ運用もできるスキル構成

攻撃に直結する効果が多く、使いどころもわかりやすい、アタッカーとして優秀なスキル構成だ。「貧者の見識」は相手の弱体耐性を下げた後に宝具封印付与するため、成功率が高く使いやすい。

「無冠の武芸」はNPチャージ量が最大25%と半端だったが、アペンドスキル実装で不足分を補いやすくなった。また、スター発生率を上げてから宝具を撃つと、敵が3体いればそれなりのスターを獲得できる。

アルトリア(ランサー)のスキル

サーヴァント	スキル
アルトリア (ランサー)	光の奔流(CT:7~5)・自身のバスター性能アップ(1T/50%) ・〔混沌〕特攻を付与(1T/50%) ・〔悪〕特攻を付与(1T/50%)
	カリスマ(CT:7~5)・味方全体の攻撃力アップ(1T/18%)
	最果ての加護(CT:8~6)・自身のNPを増加(50%) ・弱体状態を解除

豊富な火力バフとNPチャージを備えたスキル群

安定した効果を発揮する「カリスマ」に、高倍率の「魔力放出」、そして大幅なNP確保と弱体解除を行う「最果ての加護」と、攻撃面に優れたスキル構成。強化クエストをクリアすると、スキル強化で1ターンの間混沌特攻・悪特攻を付与できる。

スキル評価と比較

瞬間火力はアルトリア(ランサー)が優秀

火力バフの種類が多く、アルトリアの方が攻撃力はよく伸びる。基礎ATKの差があるので、サーヴァント単体の火力では大差ないが、味方の攻撃力も伸ばせるのがメリットだ。瞬間火力に優れたスキル構成で、特に「混沌」「悪」属性の敵に対しては威力が高い。

カルナの強みはクリティカルと宝具封印

基礎ATKの強化では劣るが、カルナにはクリティカル威力アップがあり、クリ運用では火力を大幅に増加できる。本人はスター獲得、スター集中を持たないため編成で調整する必要があるが、クリティカル威力の見返りは大きい。

また、宝具封印を使えば、高難易度で敵が宝具を使おうとするのを妨害できる。弱体無効には弾かれてしまうが、開幕からチャージ増加で宝具を撃ってくる相手などにも有効だ。

カルナとアルトリア(ランサー)の宝具

カルナの宝具

神性を持つ敵に大ダメージを与える

カルナの宝具は神性特攻で、神性を持つ敵へのダメージが高い。基礎ATKも高く、「魔力放出(炎)」による増加倍率は1.56倍と「魔力放出」を上回る。神性を持つ敵はボスに多いので、取り巻きのいる神性ボスとの戦闘などで使いやすい。

バスター耐性ダウンで後続の火力をサポート

カルナの宝具は強化後になると威力が上昇、バスター耐性ダウンを付与して、自身を含めた味方のバスター攻撃が与えるダメージを上げられるようになった。デバフのため確実性に欠けるが、「貧者の見識」を併用すれば弱体耐性ダウンで成功率が上がる。

アルトリア(ランサー)の宝具

無敵貫通で安定したダメージを与えられる

攻撃前に無敵貫通を付与するため、敵の回避や無敵を気にせず宝具を発動できる。バフの倍率が高く、「光の奔流」使用時はアルトリアの方がダメージが高い。リチャージ効果と「最果ての加護」を掛け合わせると、宝具回転率の高さも優秀だ。ただし、敵が対粛正防御を持つ場合は注意しよう。

連射性に優れるが威力は持続しにくい

NPリチャージ効果を持つ宝具。「カリスマ」と「魔力放出」による増加倍率は1.77倍と高く、基礎ATKを加味しても、特攻無しの相手にはダメージを上回る。NPリチャージも、スキルと合わせ、大量のNPを確保できる。

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