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【FGO】佐々木小次郎の元ネタと史実解説

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FGO攻略班
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FGO(フェイトグランドオーダー)のサーヴァント「佐々木小次郎」の元ネタである史実を解説。原典となる神話や歴史、史実と設定の相違点や登場済みのサーヴァントとの関係性を掲載しているので、FGO(FateGO)を考察する参考にどうぞ。

佐々木小次郎

©TYPE-MOON / FGO PROJECT

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佐々木小次郎の元ネタ

佐々木小次郎のプロフィール

出典 史実
地域 日本
時代 17世紀
誕生年月日 不明
没年 1612年5月13日

佐々木小次郎の史実・伝承

佐々木小次郎の実在性

佐々木小次郎についての情報は諸説あり、有力な史料も少ないため実際に存在した人物か定かではない。主に宮本武蔵の文献に、小次郎らしき人物の情報が記載されている。

小次郎について記された文献は、1776年に編纂された武蔵の伝記「二天記」、武蔵の養子である宮本伊織が1654年に書いた「小倉碑文」、武蔵と関わったとされる沼田延元の生涯を記した「沼田家記」など。

小次郎についての逸話は、1935年から1939年まで朝日新聞で連載された吉川英治の小説「宮本武蔵」に記載された創作が元なことも多い。

佐々木小次郎の出自

「二天記」によると出身地は越前国宇坂庄浄教寺村(現在の福井県)だとされている。他にも豊前国田川郡副田庄(現在の福岡県)だという説もある。

名前については「小倉碑文」で巌流という名で書かれており、「沼田家記」で初めて小次郎と記されていた。その後、佐々木小次郎という名前は「二天記」の注釈で記されている。文献によっては巌流小次郎とも記される。

小次郎は鐘捲流の鐘捲自斎の弟子とされている。毛利氏に仕えた後は諸国を遍歴し、修行の末に「燕返し」を編み出す。その後「岩流」という流派の創始者として剣術師範になったという。

巖流島の決闘

1612年、佐々木小次郎は九州の舟島で宮本武蔵と決闘を行い、武蔵に破れて亡くなったとされている。後に舟島は巌流島という名前に変わり、この戦いを巖流島の決闘と呼ばれるようになった。

当時の年齢は諸説あるが、武蔵は29歳だったのに対し、小次郎は40歳も上(60〜70代)だったとされている。ちなみに武蔵が決闘に遅れたという逸話は創作。

「二天記」では小次郎が刃長3尺余の野太刀「備前長船長光(通称・物干し竿)」を使用。武蔵は櫂を削った木刀の二刀流を使い、小次郎を破ったという。「小倉碑文」でも三尺の白刃を持つ巌流に対し、武蔵は木刀の一撃で倒した。

「沼田家記」では武蔵が約束に反して弟子四人を引き連れており、武蔵が小次郎を仕留められず弟子たちが小次郎を撲殺したということになっている。

宝具の元ネタ

燕返し

宝具名 燕返し
『つばめがえし』
ランク - 種別 対人魔剣
レンジ 2 最大捕捉 1人

宝具説明

相手を三つの円で同時に断ち切る絶技。単純に「速い」斬撃ではなく、本当に行われる。

この英霊のパーソナリティのもとになった無名の剣士は、飛んでいる燕を長刀で斬るという目的を達するため、途方もなく愚直な修練の果てにこの魔剣に到達した。魔術の世界では、多重次元屈折現象と呼ばれる物の一つらしい。

宝具名の由来

佐々木小次郎が編み出したとされる剣術「燕返し」。

Fateシリーズでの設定

史実との相違点

佐々木小次郎の実在

Fateシリーズの佐々木小次郎は実像が定かでないために、架空の剣士とされている。召喚された小次郎は、伝説にある「燕返し」を再現できるという点で呼び出された無名の剣士ということになっている。

Fate/stay nightでキャスターによって召喚された際は、サーヴァントがサーヴァントを召喚するというルール違反のために、本来のアサシンではない架空の英霊として小次郎が呼び出された。

FGOでの小ネタ

ドラゴンスレイヤーとして

FGOサービス開始当初の1部1章では、飛竜(ワイバーン)系の敵が多く登場。クラス相性上有利かつ低レアで入手しやすいアサシンの小次郎を育てて攻略する方法が定着していた。

そのため、プレイヤーから小次郎を「竜殺し」「ドラゴンスレイヤー」などと呼ばれるきっかけになった。公式もイベントや概念礼装などでネタにしている。

関係の深いサーヴァント

キャラ名 佐々木小次郎との関係
宮本武蔵
宮本武蔵
巌流島での決闘相手。並行世界の宮本武蔵であるため、生前の面識はない。
メディア
メディア
Fate/stay nightで召喚されたマスター。
マルタ
マルタ
FGOにて多数のイベントで絡みがあり、何かと執着する相手。
ジークフリート
ジークフリート
「竜殺し」のネタで引き合いに出されることが多い。

参考文献
・FGOマテリアルⅡ(TYPE-MOON BOOKS出版)
wikipedia

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