【FGO】ソロモンの最新情報|FGO設定と元ネタ解説
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FGO(フェイトグランドオーダー)のサーヴァント「ソロモン」の元ネタである史実を解説。原典となる神話や歴史、史実と設定の相違点や登場済みのサーヴァントとの関係性を掲載しているので、FGO(FateGO)を考察する参考にどうぞ
©TYPE-MOON / FGO PROJECT
ソロモンの最新情報
偽典ソロモンが冠位戴冠戦に登場
偽典ソロモンが「終章_序」及び「冠位戴冠戦キャスター」の登場した。「終章_序」でのセリフから、12月20日(土)からの終章でも、カルデア側の戦力として登場することが確定的である。
ソロモンは実装する?
配布実装される可能性が高い
公に明言はされていないものの、偽典ソロモンは配布実装される可能性が高い。12月3日開幕の「終章_序(後半)」クリアで配布サーヴァントの実装が決定している。現状「終章_序」に登場する新規サーヴァントは偽典ソロモンのみなため、ほぼ間違いなく偽典ソロモンが配布される。
実装時の外見や呼称は違う可能性あり
また、偽典ソロモンのは「カルデアの者」「ゲーティア」など様々な呼び名があるため、実装時の名前は偽典ソロモンでない可能性がある。或いは、配布サーヴァントながら、再臨段階が用意されているかもしれない。
ソロモンのFGO上の設定
偽典ソロモン
1部で倒したゲーティア
「偽典ソロモン」は、第一部の黒幕兼ラスボスキャラであった。正体はソロモンではなく、ソロモンが作った使い魔「魔神72柱」の集合体であり、ソロモンの死後肉体に乗り移って暗躍していた。
2部ではカルデアの者として暗躍
ゲーティアは第二部では「カルデアの者」として登場。ロマニ・アーキマンの姿で暗躍し、カルデアの敵か味方か不明の謎の存在であった。しかし、その容姿と口ぶりから正体がゲーティアであることは明白であった。
終章_序で偽典ソロモンの姿に変化
「終章_序」にてカルデアの者が再登場した。そこで彼自身も白紙化地球の問題を解決するために動いていることを明かし、カルデア協力を申し出る。契約するため勝負を持ちかけ、「偽典ソロモン」へと変化した。
正体はレフ教授
「偽典ソロモン」の正体は「ゲーティア」であるのは事実だが、より正式な正体は「レフ・ライノール・フラウロス」であることが判明した。
第一部の戦いに敗れた魔神柱たちは次々と消滅していったが、レフ教授として活動していたフラウロスのみ「カルデアの者」としての活動を開始した。彼はレフ教授としてロマニと関係を築いていたため、彼との友情のためにカルデアス破壊を目的としていた。
ソロモン
ロマニとして存在していたキャラ
ソロモン(本人)は、FGO(第一部)にて、ロマニ・アーキマンとして活動していた人物である。生前は感情すら持たず、淡々と国を治める機械のような人物であった。
聖杯戦争に勝利した時の願いで「一人の人間として生きる」ことを願い、ロマニ・アーキマンというただの人間として再誕した。しかし、力を失う直前に千里眼で人理焼却を目撃する。その結果、ロマニの人生は原因不明の人類滅亡を防ぐことに費やされた。
マリスビリーのサーヴァントだった
ソロモンが召喚されたのは、FGO世界の2004年の聖杯戦争であり、マスターはカルデア創設者のマリスビリーであった。マスターとの関係は良好であったらしく、ロマニとなった後も交友は続いていた。
英雄の座から消滅
第一部終章にて、ゲーティアの目的を阻むために、宝具「訣別の時きたれり、其は世界を手放すもの」を使用。この宝具によりゲーティアを弱体化させるが、代償としてソロモンは英雄の座から完全消滅した。そのため、今後召喚される可能性は限りなく低い。
関係性の深いサーヴァント
| キャラ名 | 関係性 |
|---|---|
ダビデ |
・ソロモンの実の父親 ・子育てには興味がなく関係性は薄い ・幕間で息子について言及 |
シバの女王 |
・生前の知り合い ・ソロモンを尊敬している ・伝承によっては子をなしている |
ソロモンの元ネタ
| 出典 | 旧約聖書など |
| 地域 | イスラエル |
| 時代 | 紀元前1011年~ |
| 没年 | 紀元前931年(80歳) |
古代イスラエル王
ソロモンは旧約聖書に登場する古代イスラエル王であり、実在した人物である。古代イスラエル3代目の王であり、国の最盛期をもたらしたとされる。先代イスラエル王であるダビデとは、実の親子関係である。
叡智の象徴のような王
ソロモンはエジプトのファラオの娘と結婚し、イスラエルの国交を盤石にした夜、ソロモンが寝ていると神が現れ、望みを叶えるといった。これに対しソロモンは知恵を求めた。この回答に神は喜び、ソロモンに知恵を与えた。
こうしてソロモンは知恵のシンボルとなり、知恵を活かした多くの逸話を残すようになった。また、一説によると神からもらったのは知恵だけではなく、指輪をもらったとされる。
ソロモンの裁判
ある日、ソロモンのもとに二人の女性と赤ん坊が現れる。二人の女性はどちらも「死んだ子供を、夜のうちに生きている子供とすり替えられた。生きている子は私の子供である。」と主張した。
ソロモンは「生きている子供を半分に切り裂き、両方に分け与える」と判決を下した。一人はその判決を受け入れたが、もう一人か顔色を変え「相手の子供で良いから赤ん坊を生かして欲しい」と嘆く。それを見たソロモンは「子供を心配する女性が真の母親である」と見抜いた。
シバの女王
ある日、ソロモンの前に「シバの女王」が現れる。彼女はソロモンの知恵の噂を聞き、自らその知恵を試すためにソロモンの前に現れた。
シバの女王はソロモンに対し多くの無理難題を質問した。しかし、ソロモンはその全てに回答し、答えられないことは一つもなかった。感銘を受けた女王はソロモンに多くの捧げ物をし、ソロモンもまた彼女の望むものを与えた。
悪魔を使役した
一説によると、ソロモンは知恵に長けるだけでなく魔術にも精通していた。エルサレム神殿建設時には、ソロモンは指輪の力で天使と悪魔を使役していたとされる。
この逸話から、ソロモンにまつわる多くの魔導書が描かれるようになる。中でもソロモンが使役した悪魔とされる「ソロモン72柱」について記された魔導書は「ゴエディア(ゲーティア)」と呼ばれている。