【FGO】ロムルスとヘクトールの性能比較

総評

ヘクトールはギミックへの対応に優れる

ヘクトールの宝具は防御力無視攻撃なので、エネミーの防御力アップを無視できる。また、スキル「友誼の証明」はスタン付与やチャージ減少など、敵の足止めに特化した効果を持つ。チャージが短いアーチャーとの集団戦で活躍してくれるだろう。

ロムルスは味方の補助やNP面が優秀

ロムルスは強化クエストでNP20%チャージを習得でき、周回要員としても優秀だ。また味方の攻撃力アップやガッツ付与も可能で、回復力もあるので場持ちも良い。ただし、最終再臨前提の上に強化クエストが複数と、本領発揮には若干手間がかかる。

比較する際の条件

星3サーヴァント同士の比較なので、宝具レベルは原則5の状態で比較する。スキル倍率はLv10を基準に表記している。また、宝具強化やスキル強化は全て行ったものとして扱う。

両者の基本性能

ロムルスとヘクトールのステータス

ロムルスとヘクトールはクラスとカード構成が同じだが、ATKはロムルスの方が高い。また、ヘクトールはクラススキルに騎乗があり、クイック性能が少し高くなっている。

宝具の比較

基本的な性能

サーヴァント	スキル
ロムルス	「すべては我が槍に通ずる」・バスター全体宝具 ・宝具攻撃後に味方の攻撃力をアップ(3T)
ヘクトール	「不毀の極槍」・バスター全体宝具 ・防御力無視攻撃 ・攻撃後に敵全体の防御力ダウン(3T)

ロムルスの宝具は味方全体の攻撃力を底上げし、ヘクトールの宝具は敵の防御力をダウンさせる。どちらも敵が受けるダメージを増やし、味方全体の火力アップに繋がる効果だ。また、ヘクトールは宝具が防御力無視攻撃のため、敵の防御力アップスキルを無視して宝具ダメージを与える。

ロムルスの宝具

最終的には星5サーヴァントにも匹敵する火力

スキルレベルをしっかり育て、火力を最大限まで高めた際の宝具火力は星5サーヴァントにも匹敵する。最大火力という面ではロムルスに軍配が上がる。

ヘクトールの宝具

3章クリアで宝具強化が可能に

第1部3章をクリアすると、開放される幕間の物語で宝具が強化される。最終的にはロムルスが火力で上回るが、基本的に宝具強化が来ているヘクトールの方が早期から高い火力を発揮できる。

宝具比較のまとめ

僅差でヘクトールが勝利

どちらの宝具も強力であり性能は五分五分といったところ。しかしながらヘクトールは宝具強化が実装済みなので宝具火力の点ではロムルスに勝る。突き詰めて育成すればロムルスの方が火力を出せるが、早期から活躍させやすいという意味ではヘクトールの方が優秀だ。

両者のスキル

ロムルスのスキル

回復と耐久に長けたスキル構成

HP回復が2つに防御力アップ・ガッツ付与と、耐久に関わる要素が多いスキル構成。攻撃・防御力アップの成功確率が60％の「皇帝特権EX」だが、純粋な回復スキルとして使用しても強力だ。また、強化クエストをクリアすると、「浪漫の風」でNP20%チャージが可能になる。

ヘクトールのスキル

敵の妨害に優れるスキル構成

弱体解除＆HP回復の「仕切り直しB」も優秀だが、優れた妨害効果を持つ「友誼の証明」が特徴的だ。スキルレベル1の状態でもスタン・チャージ減少が60％の確率で付与できる。また、ランサーの仮想敵であるアーチャーはチャージ間隔が短いため、チャージ減少スキルにはかなりの価値がある。

スキル同士の比較

攻撃面の比較

ロムルス	ヘクトール
皇帝特権(CT:7~5) ・攻撃力アップ(3T/22~44%) ・防御力アップ(3T/22~44%) ・HPを回復	トロイアの守護者(CT:7~5) ・全体の宝具威力をアップ ┗(3T/20%) ・被ダメージカット付与 ┗(3T/2回/500~1,000)
七つの丘(CT:9~7) ・味方単体にガッツ付与 ┗(1T/1回/1,000) ・Bアップ(1T/30%) ┗味方の男性のみが対象	-

攻撃力とカード性能アップ、2種の攻撃系バフを持つロムルスの方が火力を高めやすい。ただし「皇帝特権EX」は成功率が60％とやや心許なく、「羅竜の面」など強化成功率アップによる補助がおすすめだ。

ヘクトールの「トロイアの守護者」は味方全体にもかかるため、パーティ全体の宝具火力を引き上げられる。ただし、倍率はロムルスよりも低く、スキルレベルをしっかり上げないと効果は実感しづらい。

防御面の比較

ロムルス	ヘクトール
浪漫の風(CT:7~5) ・自身の攻撃弱体耐性アップ ┗(3T/100%) ・HPを大回復(4,000) ・自身のNPを増やす(20%)	トロイアの守護者(CT:7~5) ・宝具威力をアップ(3T/20%) ・被ダメージカット付与 ┗(3T/2回/500~1,000)
皇帝特権(CT:7~5) ・攻撃力アップ(3T/22~44%) ・防御力アップ(3T/22~44%) ・HPを回復	友誼の証明(CT:7~5) ・敵単体をスタン(1T/80%) ・チャージ減少(80%)
七つの丘(CT:9~7) ・味方単体にガッツ付与 ┗(1T/1回/1,000) ・Bアップ(1T/30%) ┗味方の男性のみが対象	仕切り直し(CT:7~5) ・自身に弱体解除 ・自身のHPを回復(2,000)

ロムルスのスキルはHP回復・防御力アップ・ガッツ付与と、全てが生存に繋がっており、耐久性が高い。攻撃・防御力アップの成功確率が60％の「皇帝特権EX」だが、純粋な回復スキルとして使用しても強力だ。対して、ヘクトールはチャージ減少による妨害能力の高さが目立っている。

スキル比較まとめ

ロムルスのスキルは「皇帝特権EX」の効果が不安定ながら、バフの倍率が高くシンプルに強力だ。対してヘクトールは上昇値こそ低いが堅実に使っていける上、「友誼の証明」が非常に優秀。得意分野が違うので、クエスト内容によって使い分けるのがおすすめだ。

育成比較

両者の霊基再臨素材

サーヴァントは種火による強化と霊基再臨を交互に行い、強化を進めていく。霊基再臨に必要な素材の入手難度は、サーヴァントの育成難度に直結している。ロムルスとヘクトールの霊基再臨に必要な素材の一覧を比較しよう。

ロムルスは第3再臨を除き再臨が容易

第3再臨に使用する素材「鳳凰の羽根」のみ入手しづらいが、他の素材は比較的簡単に収集できる。ヘクトールより育てやすいサーヴァントと言えるだろう。ただし、いずれも素材が競合するサーヴァントが多い再臨素材なので、他に育成中のサーヴァントがいると枯渇しやすい。

ヘクトールは第2再臨が壁になる

第2再臨で求められる「隕蹄鉄」の入手が難しい。曜日クエストでも入手は可能だが、揃えるにはある程度の手間を覚悟する必要がある。ロムルスよりも育成が難しいサーヴァントだ。入手が難しい素材については、イベントや交換券を活用して素材を集めるのがおすすめだ。

育成比較のまとめ

育成のしやすさはロムルスに軍配

どちらもやや集めづらい素材を要求されるものの、早期から入手難度の高いアイテムを要求されると育成がストップしてしまう。第2再臨までは問題なく進められるであろうロムルスに軍配が上がる。

その他の部分の強み

ロムルスは貴重な星属性

サーヴァント及び一部のエネミーには「天・地・人」という、クラス相性とは別の相性関係が設定されている。ロムルスは貴重な星属性で、天・地・人の相性の影響や、一部の宝具の特殊効果を受けない特徴を持っている。

ヘクトールは種火クエストで有利

天地人属性で見るとヘクトールは人属性で天属性に有利を取れる。種火クエストで出現する敵は全て天属性なので、種火クエストと相性が良い。サポートにもよるが、ダメージが1.1倍になるのでレベルが上がりきらないうちから活躍してくれる。

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