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【FGO】オジマンディアスの元ネタと史実解説

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FGO攻略班
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FGO(フェイトグランドオーダー)のサーヴァント「オジマンディアス」の元ネタである史実を解説。原典となる神話や歴史、史実と設定の相違点や登場済みのサーヴァントとの関係性を掲載しているので、FGO(FateGO)を考察する参考にどうぞ。

オジマンディアス

©TYPE-MOON / FGO PROJECT

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オジマンディアスの元ネタ

オジマンディアスのプロフィール

出典 史実
地域 エジプト
時代 紀元前14~13世紀頃
誕生日 紀元前1305年

オジマンディアスの史実・伝承

オジマンディアスの出自

オジマンディアスは古代エジプトの前王・セティ1世と、母・トィの間に生まれる。

神殿建築

オジマンディアスは、王になる以前から神殿作りを行っていた。

父親であるセティ1世の手伝いとして。エジプト全土の建築物に多く関わる。その中で、オジマンディアスは建築に関する才能や知識を会得していったとされている。

ネフェルタリとの出会い

17歳の頃、セティ1世の紹介によってネフェルタリと出会う。ネフェルタリは最も美しい女性として世界的にも有名であり、オジマンディアスが絶大な信頼を寄せた妻とされている。

当時のエジプトとしては珍しく、オジマンディアスは常に彼女を傍に置き、共に国家・宗教行事に参加していたとされている。

エジプト王

24歳の頃、セティ1世の逝去によってエジプト王に即位する。

即位すると、建築事業に力を入れ、セティ1世が未完のまま終えた建築物を完成させると、テーベ西の葬祭殿(ラムセウム)やルクソール神殿の一対のオベリスク等多数の建築を行った。

ヒッタイト国との戦い

統治を始めて5年後、オジマンディアスはヒッタイト国との戦争を繰り広げる。

オジマンディアスは、エジプトを出て、ヒッタイト国に属していた小国アムルを降伏させると、エジプトに帰属させた。これを見逃せないヒッタイト国は、シリアのカデシュで激突することとなる。

カデシュの戦い

カデシュにおいて罠に嵌められたエジプト軍は劣勢を強いられる。しかし、これに対してオジマンディアスは、自身の載った戦車単体で突撃すると、幾多もの敵を薙ぎ払って時間を稼ぐ。

エジプトの後続部隊が到着すると、ヒッタイト軍は撤退し引き分けに終わる。その後2国は休戦協定の後、ヒッタイトの王妃とオジマンディアスの結婚により、平和条約が結ばれ、戦争は終結した。

長きに渡る統治

オジマンディアス統治は実に66年に渡り、歴代エジプト王の中でも2位の統治期間であったとされている。(1位はペピ2世の94年)

30人以上存在していたとされる王妃との間に計180人もの子供を設け、数多くの神殿と、新しい首都として「ペル・ラムセス」を作らせた。

ネフェルタリの死

オジマンディアスが49歳の時、王妃・ネフェルタリは病気に掛かってしまう。オジマンディアスは彼女の最期を悟り、王妃の為にアブ・シンベルの小神殿を作ると、1年後に病死したネフェタリを埋葬する。

オジマンディアスの最期

長きに渡った統治は、90歳となったオジマンディアスが崩御することで終わりを迎える。王の地位を第13王子・メルエンプタハに譲ると、その2年後にこの世を去る。

70日掛けてミイラにされたオジマンディアスは、王家の谷へと埋葬される。

宝具の元ネタ

ラムセウム・テンティリス

宝具名 光輝の大複合神殿
『ラムセウム・テンティリス』
ランク EX 種別 対城/対人宝具
レンジ 1~99 最大補足 800人/1人

宝具説明

古代エジプトにおいて建造された光り輝く神殿が複層にも折り重なり、全長数kmにも及ぶ超大型複合神殿体。

神殿内部には神々に由来する結界が展開され、最奥には膨大な魔力回路によって淡い光に照らされた部屋が存在する。

FGOではこの神殿を敵に落とす大質量攻撃となる。

宝具名の由来

「光輝の大複合神殿」は生前、オジマンディアスがエジプト中に数多くの神殿を建築させた逸話が由来である。

また、生前に「過去現在未来すべての神殿は自分のためにある」と宣言した逸話により、自身が建築した神殿のみではなく歴史上で建築された神殿全てが複合されている。

「ラムセウム」はオジマンディアスが埋葬されている場所であり、「テンティリス」はギリシャ語で神殿複合体の意味を持つ。

アブホル・スフィンクス

宝具名 熱砂の獅身獣
『アブホル・スフィンクス』
ランク A 種別 対軍宝具
レンジ 2~50 最大補足 300人

宝具説明

純粋種の竜に並ぶ幻創種である巨体のスフィンクス。

サーヴァントに匹敵する身体能力を持ち、相手に合わせて戦闘スタイルを変更するなど知性も高い。

宝具名の由来

「熱砂の獅身獣」は「砂漠に存在する獅子の見た目をした獣」と読める事からスフィンクスが由来であるとされる。

メセケテット

宝具名 闇夜の太陽船
『メセケテット』
ランク A+ 種別 対軍宝具
レンジ 10~99 最大補足 500人

宝具説明

太陽と見間違うほどの輝きと灼熱を放つ船。超高速で移動し、東京を数時間で火の海に変えるほどの、黄金の魔力光を放つ事ができる。

宝具名の由来

太陽神ラーが使用する方舟「メセケテット」が由来。自身をラーそのものである、と豪語するオジマンディアスはあたかも自分のものであるかのように使用する。

Fateシリーズでの設定

史実との相違点

太陽神の力

史実に置けるオジマンディアスは自身を「太陽神ラーそのもの」と名乗り、信仰を集めていたとされるが、実際に力を行使した逸話は存在しない。

Fateシリーズでは自身が太陽神であるとし、実際にその力を振るうことが可能となっている。

Fateシリーズでの小ネタ

召喚方法

聖杯戦争においてオジマンディアスを召喚するためには、最愛の妻ネフェルタリの遺品が必要となる。オジマンディアスと縁があつ碑文や本人のミイラは触媒にならない。

しかし最愛の妻の遺品を、触媒として使った場合、マスターはオジマンディアスに不敬者と見なされ、一族もろとも殺害されてしまう。

関係の深いサーヴァント

キャラ名 オジマンディアスとの関係
アーラシュ
アーラシュ
生前、唯一敬意を示した英雄
6章では関わる前に消滅を迎えてしまう
アーサー
アーサー
「蒼銀のフラグメンツ」にて戦ったセイバー
彼の高潔で清廉な精神に尊敬の意を表す
ニトクリス
ニトクリス
同じファラオである魔術女王
六章で共にエジプトを守る
アルトリア
アルトリア
六章における最大の敵
共倒れを恐れ休戦協定を結ぶ
山の翁
山の翁
六章で対峙した暗殺教団の創設者
首を絶たれるも神殿の加護によって消滅を免れる
イスカンダル
イスカンダル
同じファラオとして仲間意識を持つ
カルデアでは酒を飲み交わしている
クレオパトラ
クレオパトラ
ファラオの後輩
肩身が狭いと感じている彼女に手を貸す

参考文献
・FGOマテリアルⅣ(TYPE-MOON BOOKS出版)
wikipedia

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