【FGO】アショカ王の元ネタ解説

アショカ王の元ネタ

インド全域を支配した王

アショーカ王や阿育王(あいくおう)とも呼ばれるアショカ王は、紀元前3世紀に現在のインドやパキスタンなどインド半島のほぼ全域を支配したマウリヤ朝第3代の王である。マウリヤ朝は古代インドの最初の統一王朝であり、アショカ王は王朝の創設者の孫にあたる人物だ。

仏教に深く帰依していた王

無惨な戦争を反省し、即位後は仏教に深く帰依したアショカ王は、仏教思想に基づく「ダルマ（法）の政治」を行い、仏教の教えを民に広めていった。また、仏典を収集、仏塔を建てるといった、仏教の守護や拡大に貢献し、仏教史上理想的な王「「転輪聖王」とされている。

転輪聖王は理想的な王

「転輪聖王（てんりんじょうおう）」とは転輪王とも呼ばれ、古代インドの伝説上の理想的国王を指す概念である。王に求められる全ての条件を備えており、サンスクリット語では「チャクラヴァルティラージャン」や「チャクラヴァルティン」とも言われる。

FGOでの活躍

サムライレムナントコラボで登場

FGOでアショカ王は、サムライレムナントとのコラボイベントで初登場したサーヴァントだ。サムライレムナントではマスターのいない逸れサーヴァントという存在がおり、イベント時も一部設定を踏襲して登場していたが、逸れルーラーだけが踏襲もされずにアショカ王に変わっていた。

奏章4でプレイアブルキャラとして実装

サムレムコラボから約1年後、ルーラーの章である奏章4「トリニティ・メタトロニオス」開幕時にアショカ王が実装された。初登場時は逸れルーラーとルーラークラスの匂わせであったが、ランサーとして召喚された。

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