【FGO】九紋竜エリザの元ネタと史実解説

九紋竜エリザの元ネタ

九紋竜エリザのプロフィール

九紋竜エリザの史実解説と伝承

エリザベートの出自

エリザベートは、1560年8月7日、トランシルヴァニア公国にて、父エチェディ＝バートリ・ジェルジと母ショムヨーイ＝バートリ・アンナの間に生まれる。バートリー家は当時トランシルヴァニア公国の中でも有数の名門であり、非常に裕福な家系に生まれ育った。

九紋竜エリザの出自

九紋竜エリザは2022年のハロウィンイベント「108人のハロウィンリベリオン！」にて登場。序盤で敵との戦いに敗れたエリザベートと史進だったが、2騎が合体することで九紋竜エリザとして蘇った。

史進の元ネタ

史進の史実解説と伝承

史進の出自

史進は天微星の生まれ変わりで、後に梁山泊第二十三位の好漢となる。家系は史家村の豪農だが、百姓仕事が嫌いで武芸にばかりかまけていた。上半身に9匹の青龍の刺青を入れていたことから、九紋龍とも呼ばれていた。

王進との出会い

ある日武芸の稽古をしていた史進は、偶然立ち寄った王進と出会う。王進は史進の腕はなかなかだが達人には及ばないと指摘すると、史進は激怒し戦いを挑む。

しかし王進は禁軍武術の師範だったため、史進は負けてしまう。史進は王進に弟子入りを志願し、半年間の修行を行う。史進に全てを教えた王進はそのまま去っていった。

放浪の旅の末に山賊に

その後、史進は父親の後を継いで村長になる。だが、たまたま山賊と交流を持ってしまったことを密告され、役人に追われる立場となってしまう。史進は仕方なく王進を探す旅に出ることになる。

しかし王進を探すも見つけられない史進は、やがて山賊たちの仲間になった。さらに旅の途中で意気投合した魯智深という人物により、史進は梁山泊へ入山することになる。

梁山泊入りと最期

魯智深と共に梁山泊入りした史進だが、その後は水滸伝の物語での活躍がほとんどない。入山後は失態が多く、最期は方臘の乱で偵察中に弓矢で喉を射抜かれて戦死してしまった。

宝具の元ネタ

九大青竜姫・流星天！

宝具説明

「9回の同時こーげきなのよ！きっと、たじゅーじげんくっせつげんしょうとかよ！」とエリちゃんは言っているが、実際には梁山泊の仲間たち（これは第二宝具で集めた仲間の分だけ強化される）が残り八回の攻撃を受け持ってボコボコにしているだけである。

見た目的には歴代エリザベートたちが力の象徴として召喚される。その様はさながら流星のようであるが、それ故に屋内だと威力が半減するお茶目さもある。とはいえ、サーヴァントたちの九回連続攻撃なので、威力は高い。

Fateシリーズでの設定

イベントの黒幕は四奸六賊

ハロウィンリベリオンでは黒幕が「四奸六賊」であることが判明。「四奸」とは高俅、蔡京、童貫、楊戩の4人で、水滸伝において宋国を牛耳り、私欲で衰退させる悪人として描かれる。

「六賊」とは史実において、北宋を衰退させた元凶である蔡京、童貫、梁師成、王黼、朱勔、李彦を指す。仏教用語では、煩悩を起こす元になる六根を意味する。

ちなみに高俅は、史進の師匠である王進が官職を奪われたきっかけを作った人物でもある。高俅は水滸伝最大の悪人ともされるが、最後まで罰を受けずに生存した。

FGOでの小ネタ

宝具演出に歴代エリザが登場

九紋竜エリザの宝具演出には、歴代のハロウィンで配布されたエリザベートたちが登場している。通常のエリザやカーミラに加え、未実装のエリザベートJAPANはバトルグラフィックで初登場している。

関係の深いサーヴァント

キャラ名	九紋竜エリザとの関係
呼延灼	水滸伝の百八星として登場した人物。天威星の生まれ変わりで第八位。
燕青	水滸伝の百八星として登場した人物。天巧星の生まれ変わりで第三十六位。

参考文献
・wikipedia
・はじめての三国志

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