【艦これ】ネルソンタッチの発動条件と使い方

ネルソンタッチとは？

Nelsonが発動できる特殊攻撃

ネルソンタッチ(Nelson Touch)は、Nelsonを旗艦に編成した状態で条件を満たすと発動する特殊攻撃だ。ネルソンの通常攻撃を置き換えて発動する代わりに、強力な3回攻撃を連続で与える。

ネルソンタッチの攻撃倍率

ダメージ計算はそれぞれの艦で行われる

ネルソンタッチは1番艦、3番艦、5番艦がそれぞれ攻撃を行う。そのため、ネルソンタッチで与えるダメージは発動を担当する艦娘の火力に依存する。

ネルソンタッチの発動条件と注意点

発動は確実ではない点に注意

ネルソンタッチは戦闘開始時の陣形で複縦陣を選択すると、発動条件を満たす。発動条件を満たすことはできるが、発動自体はランダムなので場合によっては発動しない場合もある。

発動のチャンスは3回

ネルソンに攻撃順が回るときに発動判定があるので、ネルソンの攻撃回数に発動チャンスは依存する。1戦での行動回数は夜戦込みで3回あるので、抽選は最大3回まで行える。ただし、発動できるのは1回のみだ。

使えるのは1出撃で1回まで

ネルソンタッチを発動できるのは1出撃で1回までだ。出撃してすべてのマスでネルソンタッチを使うのは不可能なので、ネルソンタッチを使う場面は予め決めておき、使う場面で複縦陣の選択をしよう。

ネルソンが中破すると使用不可

戦闘中・戦闘前にかかわらず、ネルソンが中破をするとネルソンタッチの発動は不可になる。旗艦スナイプなどで発動機会を失う可能性が高い場合、艦隊全体の射程調整をするとネルソンタッチが使いやすくなる。

ネルソンタッチの発動率

1・3・5番艦のレベルに依存する

ネルソンタッチの発動率はそれぞれ担当となる1,3,5番艦のレベルに依存する。よって、ネルソンタッチを効果的に運用するのであれば担当艦のレベルは高めにしておくのが理想だ。

単純比較で見るレベルによる発動率

※ネルソンタッチの発動率はくろさんの検証を参考にしています。

計算式も割り出されている？

ネルソンタッチの集計をしているデータから、ネルソンタッチの発動式は予測ではあるが以下の通りとなっている。

※計算式はDewyさんのツイートを参考に掲載しています。式は複数考察されてるので、参考の1つとしてください。

運を上げると発動率が上がる

月見里さんの検証によると、運によっても発動率が上がることが確認されている。発動率は84.35%と、Dewyさんの考察式と比べると約10%ほど発動率が高い計算となる。よって、ネルソンタッチはネルソンの運にも依存すると推測される。

※運98ネルソンによる6-2周回検証
※月見里さんが現在連絡が取れないため、mutekiさんの仮の許可を頂いてデータを紹介しております。

ネルソンタッチのメリット・デメリット

メリット

攻撃回数を増やせる

ネルソンタッチはネルソンの攻撃回数1回に対して3回の砲撃を撃てる。強力な敵艦隊に対して、先制攻撃をすることで有利に立ち回ることが可能だ。

特効補正との相性が高い

イベント海域や陸上型など、特別な補正がかかる攻撃手段に対してネルソンタッチは相性が良い。特効を持つ艦娘の攻撃回数を先手で1回増やせるので、ターゲット次第では戦闘がかなり有利に進む。

運次第ではイベントボスをワンパンできる

イベント海域などでは特効艦には1.5倍近い補正がかかることもあるので、ネルソンタッチの2倍補正と合わさると非常に高いダメージが出る。ネルソンタッチのターゲット運次第では最終海域のボス旗艦をワンパンで倒すこともある。

デメリット

火力の低い複縦陣を選ぶ必要がある

ネルソンタッチを発動するためには陣形を複縦陣にする必要がある。複縦陣は単純な砲撃火力で見る場合、火力が単縦陣と比較して0.8倍になるので、ネルソンタッチ以外の火力は大きく下がってしまう。

不発時の戦況が厳しくなる

ネルソンタッチの発動はランダム抽選なので、場合によっては発動しない場合もある。発動しなかった場合は前述の複縦陣を選ぶデメリットも併せて、戦闘がかなり不利になりやすい。

ネルソンタッチを使うのにおすすめの海域

5-3

5-3は夜戦が続く海域で、道中の大破撤退率が高い。海域の攻略やレベリング、どちらでも夜戦マスを経由するのでネルソンタッチを発動させることで、道中撤退率を下げられる。

5-3の攻略情報

5-4

5-4は5-3同様に道中で夜戦がある。そのマスさえ抜けてしまえばボスマスまで安定して到達できるので、最初の夜戦マスでネルソンタッチを使うと攻略しやすい。

5-4の攻略情報

6-5

6-5の下ルートの夜戦マスで使用する。夜戦マスを経由するので、ネルソンタッチを使うと事故率がほぼ無くボスに到達可能だ。ボス戦はネルソンタッチが無くても火力は足りるので問題ない。

6-5の攻略情報

ネルソンタッチの元ネタ

イギリス海軍が実際に行った戦法

ネルソンタッチの元ネタはイギリス海軍の提督であるホレーショ・ネルソン子爵が発案した戦術。敵の艦隊に突撃して分断したあとに、分断した敵艦隊の半分を集中砲撃で撃滅をするという斬新な戦術だった。トラファルガーの海戦で実際に使われている。

戦術には多大な危険が伴っていた

ネルソンタッチは敵艦隊に突撃をし分断する戦術なので、敵艦隊に突撃をするときの先頭艦は集中砲火を浴びることになる。ネルソン提督はノブリス・オブリージュに則って先頭に立ち、艦隊を指揮して突撃を敢行した。

ネルソン提督は戦死するも英軍は大勝

結果的にネルソン提督は弾丸によって戦死することになるが、戦闘はフランスとスペインの連合艦隊を大きく破りイギリス海軍が勝利した。イギリスの存亡を賭けた海戦勝利したイギリスは、艦戦・人材の両面でフランス海軍を殲滅したことによってナポレオンの驚異から逃れられた。

艦娘「ネルソン」の発言にも影響がある

ネルソン提督がトラファルガーの海戦で戦闘開始時に掲げた信号文「英国は各員がその義務を尽くすことを期待する」が元ネタとなる。この言葉は現代にも残る言葉で、ネルソン提督が英国にもたらした影響の大きさを感じる。

現実で使われたネルソンタッチは艦隊を複縦陣にして突撃をしている。艦これで使われる「Nelson Touch」も実際に使われたネルソンタッチ同様に複縦陣で発動可能だ。

関連リンク

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