【FGO】マンドリカルドの元ネタと史実解説

マンドリカルドの元ネタ

マンドリカルドのプロフィール

出典の詳細

出典は「シャルルマーニュ伝説」

マンドリカルドの出典は「シャルルマーニュ伝説」を描いた作品の1つ「狂えるオルランド」。シャルルマーニュ十二勇士の敵として登場する。

マンドリカルドの史実・伝承

マンドリカルドの出自

マンドリカルドはタタール(モンゴル)の王として登場する。父であるタタール王アグリカンがローラン(オルランド)に殺されたことで、マンドリカルドは復讐を決意する。

ヘクトールの武具を求めて

父の仇を討つことを誓い、国を後にする。冒険に出たマンドリカルドは、泉の乙女からデュランダルを除くヘクトールの武具の在り方を聞いた。マンドリカルドはヘクトールの武具がある魔法の城で、数々の試練に挑んでいく。

試練の末マンドリカルドはついにヘクトールの武具を手にするが、この時妖精からヘクトールの剣・デュランダル以外を装備してはいけないという誓いを立てさせられてしまった。

ローランとの戦い

その後、デュランダルを探し求めたマンドリカルドは、デュランダルの持ち主であるローランを見つけ出し、剣を賭けて決闘をする。

しかしローランは決闘の最中に失恋のショックで発狂し、その場を去る。マンドリカルドは置き去りにされたデュランダルと名馬ブリリアドーロを自分のものにした。

周囲の者はマンドリカルドの行いを非難したが、ヘクトールの武具を持ったマンドリカルドに誰も敵わなかったという。

マンドリカルドの最期

マンドリカルドはヘクトールの子孫であるロジェロがヘクトールの盾を持っていることを知ると、盾を奪おうと戦いを挑む。しかしマンドリカルドはヘクトールの武具を持ってしてもロジェロに敵わず、そのまま戦死した。

宝具の元ネタ

セルマン・デ・デュランダル

宝具説明

デュランダルを手に入れるまで剣を身につけぬ、と誓った伝説の具現化宝具。手にしているものが、どんな武器であっても彼がかつて身につけたデュランダルと同等の切れ味を持つようになる。

ランスロットの宝具『騎士は徒手にて死せず』と酷似しているが、こちらはデュランダルと同じ威力を持つという点で上回り、どんな武器でもデュランダルと同じ扱い方となる。

ただし、デュランダルの通常威力のみをコピーしているので耐久力は手にした武器のランクに準ずる(ほぼEランク)。

宝具名の由来

「デュランダル」はローランが持つ聖剣デュランダルそのもの。「セルマン」はフランス語で誓いを意味する。

Fateシリーズでの設定

FGOでの小ネタ

実装前の真名予想

マンドリカルドは2018年3月にCMが公開されてから長らく実装されず、CMの「棒切れだろうが、俺にかかりゃ立派な剣」という台詞やライダー適性を持つ人物で様々な真名が予想されていた。

前髪のメッシュからシャルルマーニュ十二勇士関連と予想され、名馬と棒切れに関する逸話を持つオジェ・ル・ダノワが候補になっていた。ほかには、手にした武器を釣竿と予想して太公望、杖と予想してスキールニルなど。

登場がギリシャ異聞帯だと分かるとオデュッセウスの声もあった。なお、2部5章を見たユーザーからは「有名人物を期待されてプレッシャーを感じてそう」「CM撮影の後反省会してそう」などとネタにされている。

関係の深いサーヴァント

キャラ名	マンドリカルドとの関係
ヘクトール	生前はヘクトールの装備を集めており、英霊になった後でも尊敬している人物。
ブラダマンテ	彼女の恋人であるロジェロに殺されたため警戒している。
アストルフォ	その見た目からローラン共々「未来に生きてる」と言及している。
ローラン	デュランダルの持ち主。決闘中に発狂して走り去った後に、デュランダルとブリリアドーロを奪った。

参考文献
・wikipedia

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